2018-08-08

うまくやっている人たちへ

部署の後輩が、お偉いさんから結構飲み会でがっつり叱られていた。

途中から辛すぎて席をはずしてしまった彼を二次会に誘い、ラーメンを食べてきた。

自分転職してまだ二ヶ月なので、会社雰囲気いまいちわかっておらず、部外者的なところがまだある。

ただ二ヶ月でもなんとなく雰囲気がわかってきた。

新卒からここで育てている人には、厳しく当たって育てること。

部長天才肌のキレ者で、できる人なのだけれど、周りに求めるレベルが高すぎること。

ついていけない人は病んだり転職したりしていること。

ただ、キレ者のリーダーのおかげで数字はここ数年右肩上がりに成長していること。

もともと仕事で関わりがあり、外から見たら、成長していて、若手もベテランも揃って厳しいながらもいい経験が詰めそうなチームだなと思い、転職した。

ただ、中に入って思うのは、ギリギリの中で綱渡り的に活動しているピリピリとした空気感

数字は落とせない。常に結果を求められる。余裕がなく、皆何かに追われている。

正直こんな空気が悪いと思ってなかった。

転職してきたばかりの自分は、後輩にとって愚痴をこぼしやす存在だったらしい。

やばいっすよね、この会社。そう言って彼は溜まっている不満を色々語ってくれた。

それは大体自分がこの二ヶ月で感じたこととほとんど同じだった。

ただ一つだけ気になったのは、後輩が、この部門で残っている人たちに対して「うまくやっている」という表現をしていたこと。

「〇〇さんは女性からうまくやっている」「〇〇さんはゴルフが上手くできるからうまくやっている」

いや、彼らはうまくやってるんじゃないんだよ。生き残るために必死なんだよ。

自分入社した頃、前職では自分の居場所を作るのに必死だった。

うまくやっているように見えたけど、見えるかもしれないけど、それは努力の結果なんだよ。

今日ちょっと言われすぎていたが、後輩くんもまだまだ頑張る余地がありそうだ。

君が後3年くらい経って、もうちょっと成長したら、また一緒に愚痴を言いたいなと思った。

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