ここ2〜3日仕事でバタついていて
はてブもニュースも全てシャットアウトしていた。
本日ようやくある程度それらが片付いたので
録画していたセネガル戦を観終えて、
はてブを開いたところ、見覚えのある名前が踊っていた。
だが、そこに「殺人事件」という物騒な言葉まで
並んでいたから頭が混乱した。
「Hagex」で過去ブックマークを検索すると、
しばらくして、Hagex氏が低脳先生に殺された、
というニュースにたどり着き、愕然とした。
理由は、低脳先生こと松本容疑者が
Hagex氏こと岡本顕一郎氏にブログで
「低脳先生」と呼ばれて腹を立てたからだという。
さらに混乱した。
「低脳先生」と名付けたのはHagex氏ではないだろう。
通報されたことに腹を立てたのなら分かるが、
「低脳先生」と呼ばれたことに腹を立てたのは
筋が通らない。
だが、とにかく人を殺してしまうくらい
低脳先生こと松本容疑者は腹を立てたのだ。
「低脳先生」と呼ばれたことに腹を立てたのなら
はてブの誰もがターゲットになっていた可能性があるのだ。
自分も、Hagex氏同様、
低脳先生からIDコールを何度も受けて、
何度も通報していた。
だから、今回の事件は他人事とは思えなかった。
Hagex氏がイベントを開催するほどの
有名ブロガーだったから、標的になった。
だが、別のはてブの誰かが個人情報を晒していれば、
代わりに殺されていた可能性だってあったわけだ。
私は、Hagex氏も低脳先生のことも詳しく知らない。
かたや、はてブでまとめられた氏の記事を目にし、
かたや、はてブ内でIDコールを受けただけの間柄だ。
だが、「だけの間柄」で殺し、殺される関係が
生じる時代が到来したのだ。
Hagex氏がセキュリティ会社の社員だったとは、
なんという皮肉だろうか。
匿名性こそがネット上での
最大のリスクマネジメントだとしたら、
匿名でIDを作成できるはてブで、
このような悲劇が起きたことにも皮肉を感じる。
Hagex氏のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Permalink | 記事への反応(1) | 18:24
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