2018-03-06

「終わり」について思ったこ

ドリフェスサービスを終了させ、武道館でのライブで幕を引くと聞いた。

切手を出していないコンテンツなので詳しいことは全く分からない。

もちろん終了に際して悲しんでいる人がたくさんいるだろうということは

我が身に置き換えるまでもなく理解している。

なので、それを踏まえた上で以下を読んで頂けるとありがたい。長文でごめん。

件の話を聞いた際、私は少しだけ羨ましいと感じてしまった。

最近コンテンツは「終わり」が見えないもの殆どだ。

明確な結末を提示されることなサービスが始まり

売れるものは続いていき、売れないものは終わりを惜しむ間もなく消えていく。

そして、売れるものに求められるのはより一層濃いサービスになる。

ゲームアニメイベントライブ、グッズ、コラボ

ありとあらゆる方向からユーザーを殴ってくる。

その中でもライブ特に、昨今流行アイドルコンテンツでは欠かせない存在だ。

どのコンテンツも、実在する人気アイドルとも引けを取らないような

クオリティの高いライブで我々を楽しませてくれている。

私はそのようなライブが悪いことだとは決して思っていない。

素晴らしい時間提供してくれる各コンテンツ出演者には本当に感謝している。

だが、衰えることを知らない2次元アイドルたちと違い、

3次元上で作品世界観再現する彼らにそれを強いるには限界がある。

もっといいもの」を提供し続けるどころか

「同じクオリティの高さ」で際限なく続けることも現実的ではない。

およそ声優とは思えないパフォーマンスを強いることに申し訳なさすら感じている。

現状にそうした危機感を抱いているからこそ、

「終わり」というものに憧れるのかもしれないなとこれを書きながら思った。

でも、憧れると言いながら、そんな日は来ないでくれと思っちゃうんだよね。

ごめん。ほんとオタクは身勝手な生き物だ。

から今は、ひとまず自分が愛するたくさんのコンテンツを精一杯応援しようと思う。

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