中学生の時の卒業式、帰るときに、下駄箱で偶然、当時好きだった娘と鉢合わせた。
その子は困った顔で、一緒に帰る約束をしている友達がいるけれど、まだ来なくて困っている。先に帰ってしまおうかな、と言っていた。
この時、一緒に帰ろうと言わなかったことを、後悔してる。
中学3年の自分は、女の子と一緒に帰ることが、とても気恥ずかしいものに感じていた、
その子とは、高校が一緒だったので、また春に会おう、みたいなことを言った気がする。
高校では、最初の頃は仲が良くて、クラスが違っても、昼休みに少し話したりした。
でも、途中からその子に彼氏ができて、接しづらくなっていった。
1年の後半から、部活のことで、自分は精神的に参っていて、それを彼女に知られたくなかったのもあり、自分から避けていたこともあり、話す機会も減った。
そして、全く話さなくなったし、なんなら、現在進行形で嫌われていると思う。
ただ、その子と育めたかもしれない友情を、自分の精神が未熟だったせいで、無にしてしまった。
あのとき、下駄箱で、一緒に帰ろうといっていたら、もしかしたら、今も友達でいられたかもしれない、そう考えると胸が締め付けられる
彼女のことを、もう少し話したい。
あまり学校に来ない子で、はじめはそんなに仲良くなかったけど、席が隣になった。
なんだか、隣の席の人がずっといないのは、なかなか寂しくて、毎日、今日は来るのかな?と考えていた気がする。
来たら、話しかけていた。
マインスイーパーをやってるって言ってた気がする。
話してくうちに、すごく好きになった。
ただ、付き合えないとも思っていた。
自分は精神的に未熟だから、彼女を傷付けてしまうと思っていたから、この感情は、大人になるまでしまっておこう。