2018-03-04

後悔してることが、たった一つだけある

中学生の時の卒業式、帰るときに、下駄箱で偶然、当時好きだった娘と鉢合わせた。

の子は困った顔で、一緒に帰る約束をしている友達がいるけれど、まだ来なくて困っている。先に帰ってしまおうかな、と言っていた。

この時、一緒に帰ろうと言わなかったことを、後悔してる。

中学3年の自分は、女の子と一緒に帰ることが、とても気恥ずかしいものに感じていた、

の子とは、高校が一緒だったので、また春に会おう、みたいなことを言った気がする。

高校では、最初の頃は仲が良くて、クラスが違っても、昼休みに少し話したりした。

でも、途中からの子彼氏ができて、接しづらくなっていった。

1年の後半から部活のことで、自分精神的に参っていて、それを彼女に知られたくなかったのもあり、自分から避けていたこともあり、話す機会も減った。

そして、全く話さなくなったし、なんなら、現在進行形で嫌われていると思う。

今は、彼女がいて、結婚も考えている。

当時好きだった子に対して、恋愛感情的な未練は全くない。

ただ、その子と育めたかもしれない友情を、自分精神が未熟だったせいで、無にしてしまった。

あのとき下駄箱で、一緒に帰ろうといっていたら、もしかしたら、今も友達でいられたかもしれない、そう考えると胸が締め付けられる

彼女のことを、もう少し話したい。

彼女記憶に、浸らせてほしい。

彼女とは、小学校から一緒だったらしい。

意識し始めたのは中学で同じクラスになってからだった。

まり学校に来ない子で、はじめはそんなに仲良くなかったけど、席が隣になった。

なんだか、隣の席の人がずっといないのは、なかなか寂しくて、毎日今日は来るのかな?と考えていた気がする。

来たら、話しかけていた。

アニメの話とか、学校来ない間なにしてるのかとか。

マインスイーパーをやってるって言ってた気がする。

話してくうちに、すごく好きになった。

ただ、付き合えないとも思っていた。

自分精神的に未熟だから彼女を傷付けてしまうと思っていたから、この感情は、大人になるまでしまっておこう。

大人になったら、告白しよう。それまでは、友達のままで、そう思っていた。

告白はおろか、友情さえも失ってしまった。

結果的に、良い未来を生きているのかもしれない。

今、少なから幸せを感じている。

ただ、彼女友達のままだったら、もっと幸せだったのかもしれない。

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