公衆において人間が性衝動に駆られる脳のプロセスを病気であると仮定する。
そのような環境を考えた場合、ある男女を交えたグループをある特定の状況(密集率が高い、密室である、など)に置いた場合(具体例としては公衆トイレ、大衆浴場、視界ゼロを体験するイベント会場、満員電車など)に、極めて高い確率で、対象となるグループの数パーセントが発症することがわかった。また、この時発症者は男性の場合が多く、行動の対象となるのは女性が多かった。
もちろん、性行動は動物一般に組み込まれた本能であるので、一概に否定する事は出来ないが、公衆衛生を保つというのは先進国における社会の条件であるので、これらは対処すべき社会問題である。
よって、発症を未然に防ぐ為に、特定の条件を満たすような場所では、発症率を低下させる目的で男女の区別を設け、結果として発症率が下がった。
もっとも、このような区別は理性を持つ人間の性差を動物のそれと同じものとして扱うものであり好ましくなく思う意見もありうるが、現在のところ原因すら明らかでない為、それ以上の対策が難しい。原因を究明し、そのような区別を無くすのが課題ではあるが、現在のところ原因の究明と性差を区別しない完全な予防法は確立されていない。
と、考えてはいかがでしょうか?