2018-02-17

anond:20180217123559

歯科医になって20年弱くらいだけど、勤務先、地域なんかが違うから、単純な比較はできないけど。

巷の統計や、実感として、そういう親は減ってはいる。

でも、確実に存在してるし、地域や家庭の格差は開いていると思う。

みんなが銀歯だらけだった時代世代ならしかたないんだよ。

でも、みんなが自分の歯で食べて、白い歯で笑ってる中で、歯がなかったり、銀歯だらけだったら、やっぱりかわいそうだと思うんだよね。

だったらおまえがタダでやってやればいいだろとか言われそうだけど、ほとんどの自治体子供医療費は補助があるし、自治体制度としては結構頑張ってると思う。

あとは、親が大事になるまえに歯科に連れて行くこと。大事になる前にみつけるには、毎日歯磨きをしながら、おかしなところがないか見ること。

からこそ、毎日歯磨きしてやってくれって思う。

せっかくだからお勧めお勧め方法を教える。異論は認める

用意する物

子供歯ブラシ(要するに、ヘッドが小さいやつ。仕上げ磨き用なら、軸がながいのでさらに使いやすい。)

ヘッドライト (アウトドアで使うようなやつ。LED電池も長持ち。ペツルとか、モンベルとかのでも、ホームセンターでもいい。とりあえず両手があくやつ)

歯科ミラー(口の中に入るの小さい鏡。デンタルミラー検索すれば通販で売ってる。)

歯磨きのポイント

・磨く前に明るくしてよく観察すること。

歯科ミラーで歯に光を当てながら観察する。膝の上に寝かせても、上の歯の奥は歯科ミラーを使わないと暗くて細かいところが全くみえない。ミラーは見るためでもあるが、ヘッドライトの光を歯に当てるものとして使う。

・色のついている物や透明感のない白い物(チョークのような白い部分)が見つかったらブラシで落とす。

・落ちなかったら歯医者に行く。

これだけ。

透明感のない白い部分は結構重要。落ちなければ歯石か初期齲蝕の可能性がある。

とにかく、明るくして、鏡で光を歯に当てて観察すべし。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん