いかがお過ごしでしょうか。
あなたのことですから、きっとお元気で過ごされているかと思います。
最近、ようやく受け止められそうな気がしてきました。
私たちの間には本当に何もなかったということを認識するのには月日が必要でした。
六年という歳月を一緒に過ごした、そのせいで
私は分不相応にも期待(というか錯覚)してしまっていたのでした。
だけれどそんなものは結局単に私ひとりの願望に過ぎなかったわけです。
私が死のうがどうしようがあなたには何の関係もないことだった。
そのことが、ただただ寂しい。
付き合い始めてから五年くらいがたった頃、
私が病気のことを打ち明けて、あなたがサポートしてくれる、と言ってくれたとき、
救われたような気になりました。
不安と恐怖でどうしようもなかったのが、心なしか楽になったような気がしました。
だけれど、それから二年近くが経って、
それに、治ってもいつ再発するかもわからないんでしょ?
という言葉でしたね。
一番助けが欲しい瞬間に見捨てられたことが、私にはなによりつらかった。
もちろん、これは公平な言い方ではないというのはわかっています。
だってあなたは私のことなど最初からどうでもよかったのですから。
迷惑をかけないということを前提で、そばにいることが許されていたのですから。
それなのに見捨てるととか見捨てないだとか言われたって、単なる言いがかりに過ぎない。
治るわけでもなく、かといって、死ぬこともできず、相変わらず私は生きています。
これからすぐに死ぬということもなく、だらだらと生きていくでしょう。
これまで、いつかあなたが連絡してきてくれるのではないか、と心の底で思っていました。
でも、そんなことはありえないのですね。
ようやく、受け入れられるような気がします。