2017-08-21

同人活動世界と繋がる唯一の方法だった話

もうすぐ30になる。

子供の頃から本や漫画が好きで、気がついたら中学高校では友達と絵を描き合って楽しんでた。

田舎高校生だったかコミケへの憧れが異常に強くて、大学秋葉原コミケに近い都内を選んだ。

大学でいわゆる漫研のようなサークルに入り、同人活動を始めた。

そこからはずっと同人活動が全てで。

友達は少なく、知人は全てイベント経由の人、恋人同人関係の知人から

イベントで本を出すために仕事をして。

自分表現できる場所同人誌の中だけだと、本当にタイトル通り、自分が周囲と繋がるには同人活動しかないと思っていた。

部数や数字で見えるものに悩んだり焦ったりしても、自分にはこれしかいからと続けてきた。

でも、最近地元に戻り、地域内でオタク以外の活動をするようになって、同人から足が遠のき始めた。

同人やってなくても、私が絵を描けなくても、飲みに誘ってくれる知人がいる。遊びに行く友達がいる。

Twitterも辞め、Pixivも辞めた。

未練も全くなく、今は好きなゲームや本を、他の趣味の傍ら楽しんでいる。

二次創作一次創作もしていないけど、何も作り出していないことに焦りは無い。

あんなに同人活動固執していたのはなんだったんだろう。

承認欲求を満たす方法分散しただけ、それだけなんだろうか。

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