2017-02-28

ダウン症児を産むのが怖いとかいう人へ

初めに言っておきますが、私はダウン症の子供の母ではありません。私の書くことで不快になる方もいるでしょうし、全てのケースに当てはまる訳ではありません。

ただ、私の意見を書きたいと思います

私の意見だけを鵜呑みにせず、自分で見て、調べて、考えてください。

出生前診断などでもしダウン症だったらどうするのか悩む気がする、また夫婦意見が違うなど言う人は、特別支援学校などにボランティアに行ってみたらいいと思う。

これから書くのは、短いがそういう病気関係ある人にはとても酷い内容に思えるだろうし、小さい頃の時の記憶なので実際とは違っているかもしれない。

この記事を見るくらいだから、恐らくネットなどで実際の子育て記などを見ている人もいるだろう。そういう意見も大切にして欲しい。それを踏まえた上で、第三者からのこれ以上ないほど身勝手意見だとした上で、聞いて欲しい。

私が養護学校ボランティアに行ったのは小学校行事でだった。その時は養護学校がよく分からなくて、きっと目が見えないとか車椅子人達なのだろうと思った。

養護学校の子供たちにプレゼントの絵を描きましょうと言われたので、当時絵が得意だった私は気合を入れて絵を描いて持っていった。バスの中で、すごいって言ってくれるだろうな、と満足げに思っていた。

ところが、実際に会ってみると私の想像とはだいぶ違っていた。30人ほどのクラスの中で車椅子の子はいなかった。ただみんな私たちとは何かが違っていた。

一人につき一枚、みんなで絵を渡した。私は男の子に渡した。ありがとうとは言われなかった。何を渡されたのか理解している様子でもなかった。私の絵を褒めてくれることが無いことも瞬時に理解した。

それからみんなで歌に合わせて踊った。みんな楽しそうだった。たまに叫んだりする人がいた。

とても酷いと思われるだろうが、当時の私は、コミュニケーションを取れない人は人じゃなくて動物に近いなと思った。それは他の人には言えないが今も変わっていない。

当時の経験は今になって、とてもいいものだったと思う。

いくらどんな記事を見ても、私を認識していない人とコミュニケーションが取れない虚しさや、一瞬で、なにか決定的なものを共有できないということが分かる感覚は味わえなかった。

から、悩んでいる人に実際に会ってみて欲しい。そのうえで自分がどうしたいか考えて欲しい。

ひどいことを言ったが、よく天使と言われることがあるが、それは本当だと思う。みんな楽しそうだった。悩みも認識できないのかな、と思う。

軽度の人がいて、その人たちはコミュニケーションが取れる。自分がどう思うのか言えるし、人を気遣えるし、ちゃんと働ける。そういう人も見た。

ただ私の意見としては、あの時あそこで会った人達人間じゃなくて天使動物なのかな、と思う。

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