2016-11-21

シュレディンガーの猫

この思考実験意味が良く分からなかった。

いったい何が言いたいのか?

閉じた箱の中に、生きた猫一匹と放射性物質放射性物質から放射線を検知するセンサースイッチと、スイッチが入ると青酸ガスを放出して猫を即死させる装置が入っている。

量子論っていう、なかなかに難解な物理学の話であり、私のような門外漢馬鹿簡単に分かるわけはない。

要点は、我々が認識可能な猫の状態は生か死かいずれかに限られ、排他的ものであり、一方量子論ではその排他であるはずの生死を確率的に重ね合わさったものとして記述するしかない、つまり量子論記述は我々の認識とは全く矛盾する、というものらしい。

この箱には蓋が付いているところが肝で、観測者は中をいつでも確認できる、ということだ。この蓋を開けて観測する行為を「収束」と呼ぶらしい。

さて、生死が重なった状態などあるはずがない。現実には、生物の生死の境界線を何処に引くかという問題はあるが、それは境界線問題であるに過ぎず、生死の定義をしさえすれば、猫の生死は必ず一方に決まる。

しかし、量子論上では収束しない限り、箱の中の猫の生死はあくまでも確率的に重なり合った状態なのである。蓋を開けて観測すると絶対に生死のいずれか一方の状態であり、蓋を開けなければ生死が重なり合った状態?????

これをもう少し深く理解するには、難しいシュレディンガー方程式は無理としても、量子論をきちんと入門から勉強すべきなのだろう。

 

ところで、今日うちに子猫がやってくる。

フリーペーパで里親探しをしてた人から譲ってもらうのだ。

名前は何にしよう?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん