http://www.asahi.com/articles/ASJ807DWVJ80ULBJ017.html
まずタイトルを読んで、乾いた笑いが出た。
自分は「放射脳」というほどではなく単に国の原発政策にやや懐疑的な一市民に過ぎないが、
それでも、「国家」とか「政府」が歴史的にみて10万年続くものではないということくらいは常識として理解している。
10万どころかたった1万年でも、保証できる存在など今の地球上に存在しないだろう。
近代の国民国家だけを意味するのでないとしても、1万年続いた組織体などまだ人類はもったことがない。
政府は、10万年先にこの土地に居住する「なにものか」に成り代わって、勝手に
その使用権を代行し用途を決め権利を先取りしてツケを回しているわけだ。
もし10万年分の借地権料が、先払いなら、私たちは未来の世代にいったいいくら支払えばいいのだろう?
そして10万年分の借地権料の支払いを、どうして利益を得る我々でなく、未来の世代に背負わせるのだろう?
今後いったいどれだけの手形が必要なのか、誰も数える気すらなくしたまま原発は続く。
「1000年後まで管理しますよ」と私が保証してもあなたが保証しても、誰もそれを信用しない。
それでいい。誰もその寿命を超えて何かを保証することなどできないと思う。それが健全な常識というものだ。
なのに「国家」と「10万年」という取り合わせを、奇妙に思わないことがとても奇妙だ。
常識を失わなければ維持できない。それが原発というものなのか。
「信頼せよ」という。「任せろ」という。常識を失った顔で言う。
いつかは無くなる石油や石炭燃やし続けるのも似たようなもんじゃん 安定した再生可能エネルギーはよ
10万年あれば、核廃棄物を安全に処理する技術も発達するから心配要らないよw
ワット「ワイが蒸気機関を発明したのは250年位前やぞ」