2016-08-01

待機児童対策の陰で、子どもが泣いてる世の中ってどうですか?

「これからデジタル世界で遊ぶしかありませんね」

高学年の女の子は、あきらめたようにつぶやくと、それきり口を閉ざしました。


杉並区の掲げる待機児童緊急対策で、

今日私たちの大切な公園が失われました。


近所の人しか使っていない、街のちっぽけな公園

でも、都市に住む人間には、なくてはならない存在です。



あの小さな公園がなくなったら、


密室育児に追いつめられた母親たちは、一体、どこで疲れをいやしたらいいのでしょう?

親が不在の時間を、たくさんの友達公園で過ごしていた、親が働くのに学童保育に入れない小学生は、一体どこで過ごしたらいいのでしょう?





想像してみてください。公園がなくなった世界を。

けがえのない我が子に、手をあげてしま母親

場所を求め、街をさまよう子どもたち。

サッカー選手を夢見ていた少年は、バーチャル世界に引きこもるかもしれません。





児童虐待

孤独子ども犠牲になる事件犯罪

ネット依存

引きこもり



今、日本にある社会問題待機児童だけではないはずです。

都市公園がなくなるということは、そんな危険ととなり合わせ。



待機児童は国の緊急課題

誰もが反論できないその言葉の陰で、子どもが泣いてる世の中ってどうですか?



泣きつかれた子どもたちの瞳から希望の光が消えかけています

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