2016-06-06

アニメとか映画の中で、急にインフレが爆発するのが苦手

商業的でなければ成り立たないというのは仕方ないとした上で書く。

でも、やっぱりどうしても苦手なのだ

開始直後のつかみってすごく大切だと思う。

何も知らない人間に、丁寧に、でも冗長になることなく、それでいて大胆に物語を伝える必要があるから

多少はえげつないことをしてても(ビジュアル的にも描画的にも)許せる部分はある。

からつかみは多少派手なことをしたっていい。

好きな作品は、そこからしっかりと丁寧に作品を紡いでくれるやつ。

矛盾がないように、それでいてジレンマが生まれるように、じっくりと考えながらゆっくり感情移入していけるような構成が大好きだ。

その完成度が高いほど、で、最後はどうなる?残りの時間だけでどうやって物語を完結させるんだ!?っていう緊張感がたまらなくなる。

そんな時一番許せないのは、せっかく丁寧に紡いできた物語を外側からインフレ崩壊させて解決してしまう瞬間だよ!

別に作品名さないけどさ、今まで手持ちの武器でせっせと戦ってたのに突然失われた文明が目覚めてしまって地球を引きで映しながら宇宙まで爆風が伸びちゃうような瞬間だよ!

縛られていたルールから開放される爽快感否定しないよ

所属していたものスケールが大きくなった時の自己肯定感否定しない

でもさ、それをされるとすごく惨めになるんだ

だってバカにしてるだろ

自分たちが生きてる価値観なんて、外の価値観から見たらゴミみたいなんだってことじゃないか

もうイフレを爆発させるのはやめて

大体ほむらちゃんはいつの間にあれだけの兵器をそこら中に仕込むことができたんだってばよ

お願いだから同じ目線のまま物語を終わらせてくれませんか。

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