真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
そりゃあ顧客満足度というものは、必ずしも出される食べ物だけで判断されるものではないからね。
5000円の料理が、500円の料理の10倍美味かったり、コストをかけていたりというとNOだよな。
サービスというものは、顧客を如何に大切にするかという“業務の一つ”だ。
料理は変わらなくても、清潔感のある店内、座り心地の良い椅子、空気調和された環境下で食べた方が美味く感じるだろう?
ああ、だからといって、サービスを大前提として考えるのはやめておきたまえ。
あくまで“業務の一つ”でしかなく必須ではないし、サービスにだってコストはかかる(この「コスト」には様々な意味を含ませて書いている)。
高級料理店のようなサービスを大衆食堂に求めるのが贅沢だと、大半の人が思っているのはそのためだ(サービスが一元化されない理由も、そういうことだ)。
そこを分かっていない人がいるから、今日び「お客様」が皮肉みたいな使われ方をされてしまうのだろうな。
あれは提供する側の心構えであって、客側が共有する概念ではない(そもそもの話をするなら「お客様は神様」というのも飲食店などが発祥ではなく、芸事で使われていた概念で、サービスを指すものではないらしいが)。
「当たり前を、疑え」ということさ。
FAQというカテゴリも私なりのサービスといえるが、金にならないのにやっているのだから感謝を強要したいぐらいだよ。
あと今回はケースを飲食店に絞りつつ噛み砕いて答えたが、サービスと一口にいっても多様な形態なので、そこは踏まえておいてくれ。
■豆知識 FAQはF○CKの隠語の一つと知ってると楽しく読める。
読み方知らないときに顧客の前で「ファッキューの内容どうします?」って言ってしまった俺の話はやめろ