2016-01-16

死亡した難民の3歳児が「痴漢」に シャルリー・エブド風刺画批判って言う話を見て

現地住で、昨年のテロの影響も受けた立場だ。

正直、逆に当時感じたCH誌への違和感はあったが、今回は実は賛同している。

一応理由があって、昨年CH誌に感じた嫌悪感ムスリムが信頼している価値対象一方的こき下ろすだけに感じたもので、これは自分ムスリムではないが、海外在住の日本人としてはよく理解できる。(日常茶飯である)それによっての嫌悪感だった。

ただ今回のCH誌の風刺画にはそれは感じなかった。

理由現在欧州世論の多くが「幼い子が溺死したショッキング写真」に大きく影響を受けたのを目の当たりにしているかである。確かにショッキング写真ではあったが、それによって、難民寄りの姿勢に大きく弾みがついてしまった。

現実問題として、溺死毎日報道されていて、子供もたくさん亡くなっていて、今回の亡くなった子供だけではないし、まず難民以前に瓦解しかねないユーロのもの理念や一般の市民生活蔑ろにされていると私は感じているのだ。

あの風刺画はまさにそこの矛盾をついていて、特に煽りやすい、子供溺死を敢えて取り上げたのだと思う。

追加するのだが、なぜこれが批判を受けるかも興味深い所で、まず先に書いたが子供を扱った点。子供に関することは世界的に全てが許される価値観の傾向がある。ふたつ目に死者を扱った点。これは日本人特にその傾向があるが、死者を冒涜するなんてという価値観はそこここにある価値観のように思える。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん