R-18(ここでは挿入ありきのセックス行為とする)描写のある同人作品に
A=挿入する側 B=挿入される側 で統一してほしい
■なぜか
「これはABのR-18作品なんだ! やったー!」とわくわくしながら読んだところ
ABと明記しているにも関わらずBAだったので(=AがBに挿入していると思ったら、BがAに挿入していたので)
■肉体的BAにも関わらずAB表記をしている作品に見られる傾向
「BがAに挿入するけど、Bは可愛い感じの外見 or セックス行為時にあんあん喘ぐから、これBAだけどABだよねw」
「BがAに挿入するけど、Aは(Bよりも)男前な性格していて攻めっぽいから、これBAだけどもうABでいいんじゃね?w」
など。
特に「性行為においては男×女だけど、女のほうが積極的にアピールするから、作品そのものでは女×男という表記する」人は、わりとよく見かけます。
■女×男に望むこと
前述したように、ABとは「挿入する側×挿入される側」であってほしいと私は考えています。
私は女×女も、男×女も、女×男も、ぜんぶ大好きです。
あるジャンルにハマり、「あの女性×あの男性のカップリング最高かよ!」って興奮し、
「あのCPのえろが読みたい! あの女性キャラが、あの男性キャラに突っ込んでいるやつが見たい!」と探し求めて、
「そのCPがリバでも大歓迎!」という人ならばあまり問題はないでしょう。
でも、ABは好きだけれどBAは興味がなかったり苦手だったりする場合、とてもがっかりします。
ABと表記しているのに実際はBAなのですから、正直騙されたような気持ちになります。
その作品の作者や、場合によってはBAというカップリングそのものにたいして不快感をもつようになるかもしれません。
マイナス検索などできるかぎりの自衛していても、ABと表記されている以上、その自衛には限界があります。
A×Bは本来(挿入する側)×(挿入される側)を示すものであったはずです。
女×男だけではなく女×女でも、このあたりの挿入する・される側とCP表記の連動が曖昧なので、どうにかしてほしいです……。
受け側が押せ押せな性格をしていて、性行為でもイニシアチヴ(=主導権)を握るのであれば、「受×攻」というCP表記をするのではなく、「攻×受」「襲い受け」というふうに表記してほしい。
なにも「受×攻」と書いて逆CP派に勘違いさせなくても、「襲い受け」や「へたれ攻め」などで、作品傾向を伝えられるのではないでしょうか。
■性行為(挿入ありきのセックス描写)のない作品ならば、A側が乙女ちっくな性格をしていたり、B側がかっこいい性格をしていても問題ない
性行為(挿入ありきのセックス描写)のない作品ならば、どれだけA側が「受けキャラにありがちな容姿・性格」をしていても、「この作者さんにとってのAはこういうAなんだな」と判断します。
おなじく、どれだけB側が「攻めキャラにありがちな容姿・性格」をしていても、「この作者さんにとってのBはこういうBなんだな」と判断します。
(いかにも受けっぽいA)×(いかにも攻めっぽいB)であったとしても、
この人にとって萌えるABのかたちはこうなんだ、と認識します。
そのABに萌えられるかどうかはまた別の話であり、本件とは論点が異なるので省略。
■そういうわけで
もし「なるほど一理ある」と思われましたら、ぜひ、
R-18(ここでは挿入ありきのセックス行為とする)描写のある同人作品に
A=挿入する側 B=挿入される側 で統一
読みません。
せんせー! 攻守交替すると、挿入する側される側が入れ替わる場合はどう表記するべきでしょうか?