これまでの人生、愛した人は居るかと問われると、
真っ先に思い浮かぶのは今愛している相手だろう。
僕の場合、思い出す相手が3人いる。
3人もいるが、いずれも上手く行かなかった。
まあ秒速5センチメートルの変化版みたいなところだろう。
ちょっと歳も取りすぎたし。
それまで、いろんな女の子を好きになったけれど、
片想いのまま全部振られた。
そうやって、捨て身で告白した26歳の冬、
初めて彼女が出来た。
彼女の部屋に無理矢理押し掛けていたのだが、
しばらくしたら全く会ってくれなくなった。
僕は振られた。
振られててからしばらく後に、
というメールが帰ってきた。
君はやはり、賢い子だ。
それから月日は流れ、
ある日、
僕はうっかりまた人を好きになった。
正直見た目は全く僕の好みでは無かった。
けれど、1年間その仕事を一緒にすすめるうちに、
ああ、僕はこの子が好きなんだな。
と想い始めた。
時々返事が来るようになった。
デートもした。
何度もした。
キスさえさせてはくれなかった。
きっと、他に好きな人がいるのだろう。
僕が君を好きなように、
君には好きな人がいるのだろう。
正直売上を出せず、
このキツい仕事が無かったら彼女に出会えなかったのだと想うと、
「ああ、僕は、彼女に出会うためにこの仕事を受けたのかもしれない」
冒頭で述べたような、
「愛した人は居るか?」
と聴かれたら、僕は真っ先に、以下の誰を答えるのが正解だろう。
A:26歳の時に初めて付き合った彼女
一緒に考えてくれ。
もちろん、選択肢に登るのは、
君がこれまで愛した人だ。
いろんな意味でゲロゲロ~キモすぎ!!!
自分しか愛していないのでは? そもそもそんな浅い付き合いで他者への愛なんて感覚が理解できるわけないよ。 普通の夫婦でも愛と性欲と義務をごちゃ混ぜにしてるわけだし。
「一緒に考えてくれ」http://anond.hatelabo.jp/20151230114245 → (秒速5センチメートル的に?)考えてみた。 愛って、地球人にとっての月、みたいなものかなあとか思った。いや、漱石関係な...