2015-11-13

アーマードコアが本当に好きだった

正確にいうとアーマードコアシリーズラストレイヴンまでが好きで好きでたまらなかった。

(4系のfAまでは楽しめたが、正直V系を見る限り今後のアーマードコアには期待していない、残念だ)

世の中にこんなに楽しいゲームがあるものかと、

当時中学生の僕はとても嬉しかった。

学校での嫌なことも荒廃した大地やディストピア未来で繰り広げられる、

退廃的でスケールが大きい、各々が自分の確固たる信念の元に戦い、

ある者は勝利を勝ち取り、ある者は力の前に無情にも敗れ、死んでいく…。

そしてそれを強く刻み付ける激しかったり、憂いを感じさせたり、静かな湖畔を思わせるような魅力的なテクノの数々。

傭兵という立場でありながら戦況を大きく左右するパワーを持つ主人公

権力争いや陰謀、謎に巻き込まれながら様々な勢力を渡り歩き活躍し、解き明かしていく…。

毎度やってることは同じだが、登場人物に魅力が強く、今でも印象に残るキャラが多い。ここでは深くは語らないが…

1人でも作品に没頭しやすく楽しむことができたし、もちろん友達同士でも対戦して遊ぶことができた。

オンライン対戦なんて贅沢な環境が無かったときは小規模ながらもたまに開催される公式予選に出ては

上手い人のプレイをみて感心するばかりだった。

とにかく、アーマードコア旧作には沢山の思い出があった。

登場するキャラクターたちの声が聞こえるような気がした。

行ったことも無いようなレイヤードのことをゲームをしていないときも思い、浸った。

個人サイトSSも見て回った、どんどん広がる自分の中のAC世界と夢が快感だった。

どうしようもなく、それでも抗い続けるような人間の生きざまとドラマがそこに感じられた。

けれど、今はもう、感じなくなった。

いや、感じていた心がなくなってしまった。そう思う。

あの時の興奮と

高揚感と

焦燥感

力が漲る感覚

二度と取り戻せない。きっと。

それを、OSTBGMにしながら作業していると、ふと思い立ってしまい、こうして日記にして残しておく。

あのころつけていた日記は、もう二度と開くこともないけれど…

僕もレイヴンになって自由に空を飛びたかった

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