2015-07-24

生産性寄与しないコーディング規約

多人数でシステム開発をする場合統一性があったほうが読みやすい」なんて理由で、言語別・組織別・プロジェクト別にコーディング規約があるものだけど、そんなに乱立しているなら個人別の規約があっても何も問題はないはず。

これは詭弁だろうか? でも個人的な開発や、開発中に読むサンプルコードも含めて、自分がいくつのコーディング規約に関わっているか考えてみると、個人から見た統一性は失われているわけだ。


「整理」と「整頓」という言葉がある。前者は秩序立てること、後者は見た目を揃えること。本を分野別・用途別に並べれば整理、大きさ別に並べれば整頓となる。

コーディング規約は専ら整頓のルール。読めない人にとって「きれい」に見せるルール

コード意味に関わらないからこそ、実装後に修正ができる。さもなければ、正しいコード自然コーディング規約に適うものになるはず。コードの正しさと無関係から、正しいコードでもコーディング規約違反だったり、コード理解していない人でも指摘できたりする。

コーディング規約を作って発表する人もいる。でもそれがどれだけ生産性を上げるかについては考えていない。作りっぱなし。そんなルールに「あとで読むタグを付ける人たちは、プログラミング言語表現の幅があることを欠点と捉えているのだろうか。本来そういったルールを作っていいのは言語の考案者だけのはずなのに。


一方で、整頓に当てはまらないルールもある。例えば命名規則

あるにはあるけど、言語に組み込まれているライブラリと同じ規則ベストなので、やっぱり規約は要らない。


コーディング規約のうちで役に立つの用語集くらい。

あとは自己満足

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