2015-01-29

経営戦略で考える恋愛市場

リソースベースト・ビューとポジショニング・ビューという経営戦略の中でも有名な2つの理論を通して、恋愛市場を見ていく。

簡単に説明すると、リソースベースト・ビューってのは自分の持ってる要素を活かして競争相手と差をつけましょうという理論

ポジショニング・ビューってのは有利な市場を見つけ出して勝負しようってこと。

この2つの戦略は相反するものではないので、組み合わせて使うことができる。

すると、4つのタイプに分類される

1最大効率型(リソース強 ポジショニング強)

2リソース

3ポジショニング

4非効率

こんな分類だけでは良く分からないと思うので、岡田斗司夫を例に出して考えてみる。

オタキングは色々ポジショニングを変えているけれど、主に最大効率型かリソース型と言える。

彼の記録が正しいとするならば、メイン狩場の一つは大阪芸術大学。ここは男女比がやや女性多めで、社会経験の少ない大学生ターゲットにしていた。(ポジショニング

そして、講師という立場や知名度、業界への繋がりといった自分武器を使って学生を刈り取っていた。(リソース

例えば彼が渋谷クラブストリートナンパをしていてもあまり成果は上がらなかっただろう。

見た目は冴えないオッサンだし、彼の知識や業績やフォロワー達は異文化の人にとっては無価値となりうる。

去年話題になったサークラポジショニング型で、男女比の偏りと恋愛経験の少ない市場無双していた。

ここ数年は出会い系サイトからSNSへの転換やストリートナンパが地味な盛り上がりを見せている。

しかし、美味しい思いが出来る人はそう多くないというのが現状ではないだろうか。

その多くは市場がまずいかリソースを活かせていないか、その両方かであるように思う。

見た目に自信がない人や人見知りがストリートナンパをするのも、男女比が明らかに偏っているツイッターの裏アカウントリプライを送るのも非効率と言わざるをえない。

ヲタ趣味があるならそれが武器になる市場で、尚且つ男女比がゆるかったり競争相手のしょぼい市場に参入するべき。

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