最近の中学受験国語では「重松清」「あさのあつこ」辺りの小説が多く出題される傾向にあり、
★「中学受験によく出る作家」カテゴリにうまいこと入りこめれば、作家稼業はラクだな。
毎年コンスタントに10万冊は売れる
「12歳前後の多感な年代を主人公にした作品が多く、受験生世代に近い」
「親の離婚など複雑な家庭を描くことが多く、心理状況を出題ネタにしやすいから」とのこと
「大人を主人公にした作品を書きたい!」と内心思っている場合でも、それをグッと抑えて、
「主人公が12歳で、両親離婚などの複雑な家庭を描く」方が、将来の印税収入が期待できるかも。
社会人は小説読まない・読む必要ないが、受験生は小説読む必要がある。だからコンスタントな売上が確保される。
★義務教育って、コンスタントに小説売上を約束する社会モデルだからなあ。
仮にシェア10分の1の国語教科書会社に小説が採用されたら、年間児童数をかけ算して、年間10万部分の著作権収入が入る計算になる。
小説作家収入の数%程度は義務教育とか公立図書館に支えられているのでは?
★特に、「詩」とか「短歌」の世界なんかは、義務教育国語教科書依存度が相当高いと思う。
社会人は詩なんか読まない・買わないが、何故か国語教科書には詩が掲載される。
谷川俊太郎とか、収入の半分以上は義務教育国語教科書掲載料なんじゃないかと思う。
教科書利用の使用料って少ないんじゃ無かったっけ?教育利用は、一部著作権の保護の対象から外れてるし。 山月記の印象が強いからって、中島敦の本を買う訳じゃないしなぁ… ビジ...