店の名前を出してもいいんだが、ステマと言われそうなので、敢えて伏せておく。
どのくらい高級品を売るかというと、高いものだと17万の靴とか、39万のジャケットだとか。
実際、成り立っているという。
ある一定以上の価格の嗜好品については、立地は関係ないという。
要約すると、
ただ高いというわけじゃない。
まったく取り合ってくれない高級ブランドの門を叩き、平行線のままビザが切れたら日本に帰ってすぐまた欧州に戻り交渉を再開し、熱意で勝ち取った商品だという。
本当にいいサービスを用意すれば、本当に良い物を売れば、立地は関係ない。
地方だろうが海外だろうが、名医の元にはどこからだって患者が集まるように。
一定数以上の売上がないとテナント代が稼げないから、とにかく売らないといけなくなる。
売りたいものを、求める人に売るのではなく、ただとにかく売上を追求しなければならない。
そもそも、なんとなくふらりと立ち寄って買うというたぐいのものじゃない。
とのこと。
うん、なるほどなと思った。
医療は命がかかってるからまあたしかにだが、一線を超えた人たちは、それこそ命を懸けてるわけだしな。
イチローが通ったジムは鳥取県だったし、すげー高くて有名な料亭は徳島だったな。
いろいろ考えるとね、いまの町興しって方向性を間違えてると思う。
歴史もなければ美味くもない中途半端な値段のBグルと、とりあえず作りました的なゆるキャラ。
中身が無いんだもん、うまくいくわけがないだろ。
いいモノを作れば売れる時代は終わったとかなんとかいうけど、マーケティングでクソみたいなものが売れるかっていったら、それもねぇよ。
リピートしねぇもん。
メーカーは徹底的にいいモノをつくれば、高級ブランドが買付けにくるし、小売は徹底的にいいモノを並べれば、世界中から客が来る。
そういうほうが、夢があるじゃん。
それ高級ブランドのブランド力を借りてるだけじゃん