2014-06-28

セルジオ問題

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140620/202858.html?view=more

http://b.hatena.ne.jp/entry/brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140625-00205572-soccerk-socc

 

セルジオ越後という人物は熱心なサッカーファンからは普段ほぼ無視されている。

理由は単純で、取材の類をほとんど行わないため、その論がデタラメであるから事実誤認も多い。

練習場はおろか、スタジアムでさえ彼の姿が目撃されることはなく、唯一の例外テレ朝が中継する代表戦のみ。

要するに、テレビ仕事がある時だけサッカーに関わっている、という状態に近いのだ。

 

はいえ、必ずしも広く最新の情報を仕入れなければならないということはない。

その解説に関わった1試合だけをピンポイントに、戦術なり個々の選手の出来なりを論じることは可能だろう。

もし内容が悪ければ解決策を提示することもできるだろう。

しかし、天然なのか狡猾なのか、彼はそれらの詳細な具体論をうまく避ける。

批判対象は広く大きく曖昧ものに向けられる。

日本サッカー界全体の云々」

サッカー協会の体質が云々」

「それをとりまメディアが云々」

日本人メンタリティーの云々」

過保護な育成の環境が云々」……

 

こうなってくると広範な取材と最新情報の入手というのは必須なはずだ。

熱心なファン、暇さえあれば中学生年代試合でも見に行ってしまうようなファンは、容易に彼のデタラメに気付くことができる。

しかし、詳しくない人にはわからない。

試合毎の詳細な具体論を避けているため、違和感を持つことも無い。

それどころか、むしろウケが良い。

自分の知らない問題点を採り上げ、糾弾してくれる専門家』となってしまう。

それは彼自身もよく知らない部分を、決めつけと思い込みで述べているだけなんだという事に気付いて貰いたいものだが…。

 

余談。

この手の「詳しい人には無視されるが、詳しくない人にはウケがよい」という人物、ネット界隈の有名人でいいたとえはないものか。

セルジオサッカー界の○○みたいなもん』と端的に言い表せれば楽なんだけど。

しばらく考えてみたけど浮かばなかった。

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