2014-06-20

怖いぞ

家でグダグダ仕事をしていたら、突然彼女がやってきた。

俺は名古屋彼女東京の中距離恋愛

彼女とは正直上手く行っていない。

俺が二股かけてるのがバレて、別れ話にこそ至らないが、やいのやいのと揉めていた。

正直もう嫌だった。めんどくさかった。二股の件に関しては完全に俺が悪い。

でも、彼女の事はそれなりに好きだったし、大切にしているつもりだった。

当然の事だが、揉めるに連れて彼女の態度はあまりよろしくない方向へ変わっていった。

なにかにつけては俺に説教をするようになった。Twitter女の子と絡むだけでヒステリックになる。

ついに、俺の感情は嫌いでは無いが、当然好きではない、むしろ会いたくないと思うようになった。

そんな時、唐突彼女が家にやってきた。わざわざ東京から

俺は格闘技経験もあるし、大抵の事はなんとかなってきたし、なんとかなると思ってた。

自分はそれなりに強いと思い込んでいた。怖いなんていう感情架空世界しか存在しない感情だと思ってた。

現実は違った。彼女が怖かった。怖くて仕方無かった。

実際、怖いと感じたら後は一直線だった。

気分は落ち込み、恋愛感情なんて消し飛んだ、逃げたかった。

彼女とは玄関先で会い、二言三言で会いたくない事だけを告げた。

彼女はそれ以上接触してこなかった。これ以上怖いのは嫌だった。怖いと感じる事が嫌だった。

メール今日は会えないけど今度ゆっくり話をしよう、すまない、とだけ送った。

返信は「もう帰りました。安心していいよ」。

その一言で少しだけほっとしたが、彼女がいつまた家に来るかも知れないと思うと怖い。

メールが怖い、LINEが怖い、電話が怖い、リプライが怖い、怖いという感情が怖い。

段々怖いという事がなんなのか、判らなくなるほど怖い。

はいま、怖くて仕方無いので、こんな事を書き殴って現実逃避している。

でも、完全に自業自得だ全部俺が悪い、怖くて当然だ。

俺が二股なんてしなければ彼女を泣かす事も無かったし、怖いと思う事も感じる事も無かったはずだ。

完全に完璧に全く反論の余地も無く、パーフェクトに俺が悪い。

本当なら死んでわびるべきだ、怖さを正面から受け止めて謝罪をするべきだ。

それが人として行うべき行為であり、俺が彼女彼氏であった事への償いであるはずだ。

でも俺はそれが怖くてできない。

どこまで行けば何をすれば俺は謝罪をした事になり、罪を償う事ができるのか?

そんな事はできない。不可能だ。何をしても謝罪にならないし、罪を償うなんて事は自己満足しかない。

この気持ちを抱えたまま生きて死ぬしかないのだ。俺はそれが怖い。

例え俺が彼女と付き合っていなかったとしても、二股をかけていなかったとしても、怖いという感情は厳然と存在し、いつ襲ってくるかわからない。

怖いという感情は、自分を強くすることで克服できるかもしれない。

だが、その時、怖いという感情は、強くなった自分を一蹴する存在となって現れる。だからこそ怖いのだ。

今日、産まれて初めて怖いという感情に直面し、怖いという事について考えた。

今回の一件に関しては何度も言うけど、全て俺の責任

でもそれを抜きにしても、怖いという感情は、いつどこでどのような形で襲ってくるかわからない。

どれだけ強くなっても、心構えをしても、恐怖という感情は常にそれを上回り続ける。

自分という存在を上回る存在概念感情を「恐怖」と呼ぶのだ。

俺は、それを今現在進行形で体験している。

他人事だと思うだろう、お前が悪い事をしたからだと思うだろう。

でもお前らの所にもいつか必ずこの恐怖という感情は襲いかかる。

覚悟しておけよ。

こいつは必ずその覚悟を上回る存在としてお前の前に現れるから

  • 女性という生き物の恐ろしさを身を持って知った今こそ、新しい世界へのとびらが開かれる。 ボーイズラブの世界へようこそ!

    • 本当にその方がいいかも知れん。 ケツを掘られる感覚の方が想像できるだけマシだ。 恐怖は想像すら許さないからな。 馬鹿にされたのかも知れないし、茶化されたのかも知れない。 で...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん