■セクハラやじ問題

女性蔑視だという意見があるけど

それ以前の問題ではないかと思う

どうやら若い男性議員も同じようなこと言われるらしい

男なら所帯を持って妻子を養うのが当たり前

むしろそうでないなら一人前ではない

妻は養われて子供を産んで育てるのが当たり前

そういった意識があの年代の人達の中にはあって

二十代後半以上の年齢で健康で仕事もしていたら

結婚しないってことは何か人として欠陥があるんじゃないのか？

っていう

うちの母親もそういう認識だし

近所の独身で一軒家を建てた人について

子供の頃「おかしい人だから近づいちゃダメ」と言われたことがある

大人になってみれば、

一軒家を買える時点できちんとした収入があるんだし

それを必要に迫られてではなく計画的に資産として購入できる時点で

しっかりした人なんだけど

いい年して結婚していない、

一人暮らしなのに一軒家買ってる、

＝変人っていう意識

こういうのがやっぱりそれなりの年齢の人達にはあるんじゃないかな

件の女性都議は客観的に見て容姿が良いし

それなのにその年で結婚できないのって他に問題があるんじゃないの？

というオッサンの認識があり

オッサンだけではなくてオバサンの中にもたぶんあると思う

議会で口に出す時点で都議として適性が無いからは辞職すべきだと思うけど

別問題として、この認識って世代交代するまできっと消えない

（ほんと、都議は辞職するか名前を公表してもらわないと

次にもまたその議員が当選してしまって世代交代が進まない）

時代とともに仕事の内容が変わって

男性でも女性でも同じように仕事で成果をあげられる世の中になり

女性の社会進出が無茶なことでなくなったのに

それを理解していない世代がまだまだ世の中を動かしている

女性都議と同年代の男性はきっとわかっていると思う

仕事に男女差が無いということを

だから女性蔑視という言い方にも違和感がある

時代を動かすべき人間達が時代を止めていることに問題がある

あの場で発言していたのが若い独身の男性議員だったとしても

似たようなヤジは飛んだのではないかな

「自分がまず結婚して子供を作れ」と

ところで

結婚をして

仕事をして

子供を産んで育てる準備が出来ている

なのに子供を授かることが出来ない

そういう人達に自治体としても支援が必要という話なのに

じゃあそういう人達に支援するくらいだったら

自分が代わりに産めよって意図であのヤジを飛ばしたのかな

斬新な発想だね

Permalink | 記事への反応(1) | 12:43

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