そんな人間を山ほど見てきたけど、自分自身もそれになりつつある。
奴隷のように会社に遣えて、上司に媚を売り、周りの声をシャットアウトして仕事をする。
会社の一歯車にはなっているけど、壊れても会社は普通に回るだろう。
そんな日々を過ごしている。
ユニク○みたいな会社がやっていることを否定したい気持ちがあるが、否定できない気持ちもある。
優秀な人材の確保は会社にとって必要だし、無能な人間は不要だ。
無能な人間を激務で潰して辞めさせる状態を変えないのは人間として紛れもなくクズだけど、
この国では労働者を解雇できないから、そんな選択肢を取っていると言いたいのだろう、きっと。
これまで仕事をしてきて、一定レベルしかできない無能な人間を山ほど見てきた。
そういう人間は今後どうなるのだろうか。
法に支えられ、周りがサポートすることで何とか生き残ってきた人間は、どんどん端に追いやられる気がしてならない。
例えば普通には仕事に就けないから、発達障害者扱いとなってそれなりの人生を送る感じになるのだろうか。
適材適所で簡単な仕事を与えられ、不要になったら切られるポジションで、安心感のない人生を歩むのだろうか。
それとも、バイトでもパートでもして、生きていくようになるんだろうか。
合理的だと思う。
でもきっと、無能な人間は自然に淘汰され、社会に居場所はなくなる。
生活保護費の減額もその準備なんじゃないだろうか。
なんとなくそう思う。
一億総中流なんて実現不可能で、格差があることが自然だったんだろう。
まったくもって合理的だと思う。
だから、どうやって身を守ろうかずっと考えている。
それは無駄な危惧だね。 銃夢という漫画の5巻を読んで、それでも同じようなことを思うようだったら、あなたにとって、あなたの考えは正しいんだろうけどね。 まぁ、会社に一度でも...