2013-10-07

"犯罪者"をネット上で晒すことはアメリカでは社会問題になっている

http://www.nytimes.com/2013/10/06/business/mugged-by-a-mug-shot-online.html?smid=pl-share:title

 New York Timesの記事、「Mugged by a Mug Shot Online」より。

 要約すると、逮捕された人の写真収集して公開するホームページアメリカでは作られていて、その写真を削除するためにはお金を払わないといけないというもの。一件一件は手ごろ(?)な価格で削除できるけど、同様のサイトがいくつもあるから、結局、大量のお金必要になるという。しかもこれを規制しようとするにはアメリカ合衆国憲法修正条項第一条抵触する可能性があって難しいばかりか、ジャーナリストの団体も規制に反対している。でも、問題は確かに起きていて、例えば名前検索したら逮捕暦のある人物として顔写真ととも出てくる上に、不起訴処分になってもその写真罪状が削除されることがないから、例えば学生インターン採用されないといったことが起きている。

 ちなみに、その第一条とは↓のこと。アメリカ大使館ホームページから引用しています

連邦議会は、国教を定めまたは自由な宗教活動を禁止する法律、言論または出版の自由を制限する法律、ならびに国民平穏に集会する権利および苦痛の救済を求めて政府に請願する権利を制限する法律は、これを制定してはならない。

 日本まとめサイトあるいはlivedoorなりなんなりが提供しているwikiを使って何かの事件が起きたときに徹底的に晒し上げているけど、日本でも似たようなビジネスは産まれるのかなあ。それとも自分が知らないだけでもう存在しているのだろうか。

 追記:すみません二重投稿になっていたので先の記事を消しました。

  • アンビリバボーか世界が仰天でやってたけど、州によるけどアメリカって誰でも他人の結婚歴を確認できるようなシステムが有るんだってな。政府がそういうシステムを作って公開して...

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