2013-05-15

正しい歴史認識を共有する方法の開発を公共事業として行ってはどうか

■前提

 2カ国間で、歴史事実に対する認識が相違している状態

■要件

 死傷者を出すことなく、感情を挟まず、学術的に信用度の高い結果を完成させ、2カ国間で共有させること

■提案

 特定の時間軸を決定し、大規模な演算を行う、ウォーシミュレーションゲーム提供する

 ・ウォーシミュレーションの初期パラメータについては、双方が提示する該当時間の国力や世相を示す「証拠」を元に設定する

 ・「証拠」に対しては、「反証」を行うことができる。「反証」は証拠と論説によるものであり、「反証」された「証拠」は失効し、パラメータ化できない。

 ・「証拠」も「反証」も、第三者がその内容を判断し、有効無効を決定する。決定する際には、その決定要因、決定論拠を書き添える必要がある。

 ・「反証」されず有効判定された「証拠」は、必ず認めなければならない。

 ・これら初期パラメータを元に、設定された時間の国際情勢と判断基準を元に、プレイヤーたる2カ国以外をAI制御させ、ゲームとする。

 ・どちらの国のプレイヤーも、自国のみ操作可能である

 ・操作方法については、ゲームとして製造する際に詳細を決定する

■提案に至る経緯

 「正しい」とは主観であって、客観性がない。それは天動説が「正しい」とされた世界を経た、2013年に生きる全人類がもつ共通の認識である

 「事実」とは、過去に発生した事柄を指すものである

 よって、「正しい歴史認識」という言葉は、「事実を元にした歴史認識」と言うべきである

 これならば、我々は、共通認識を行いうる。

 現在、不幸にも我が日本国は、複数の国家から、「正しい歴史認識を持て」という謎の言葉を投げかけられており、相当に当惑している状態である

 ならば、事実を積み重ね手作り上げた仮想環境内で、当時の判断を追体験し、その当時の判断が狂気の沙汰だったのか、はたまた苦肉の策だったのか。もしくは必然だったのか。

 それらを互いに知ればよのでは、という考えである

 上記要件を満たすようなシステムの構築は、実に大規模なものとなり、そもそもハードウェアから着想を変えて開発する必要があるものと考える。

 よって、そのような機器が世に普及する手伝いとなるよう、これらを公共事業として開発し、半導体産業IT産業に公金を注入し、

 未来への投資としては如何だろうか。

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