物凄く遅ればせながらアニメ版Steins;Gateを見た。
普段アニメは全く見ないけど、映画が公開されるPRの一貫で、某動画サイトで放送されているのを見てみた。前から名前は良く聞くアニメだったし暇だったからね。
まさかあれほどワクワクと、ハラハラと、昔僕にもあった淡い恋心を思い出させられるとは思いもしなかった。
間違いなくこのアニメは僕の中で何かを変えた。何が変わったのかはわからないけど、言葉では言い表せない感情が残ってる。
ただ、1つだけわからないことがある。
それは、主人公である岡部倫太郎(以下オカリン)の幼馴染である、椎名まゆり(以下まゆしぃ)が、未来ガジェット研究所の作ったタイムリープマシンの事件に巻き込まれて死んでしまう場面。
オカリンは大切な、それはそれは本当に大切なまゆしぃの死を回避するために、何度もタイムリープマシンを使って過去に遡り、まゆしぃを救うことに命をかけるわけだが、そこで気になったことは牧瀬紅莉栖(以下クリス)の存在。
ストーリーが進むにつれて、解決策が見えてきた結果、クリスかまゆしぃ、どちらかしか生きられないという選択を迫られる。
そしてオカリンは、「悪いがお前は助けてやれない」と、クリスに言う。
クリスとオカリンは言わば両想いな仲である。でもただの両想いではなく、今までに体験したことのないことを常に2人で解決し、普通の恋人という感覚をはるかに超越した存在になっていると思う。しかも2人は「大人の経験」をしたことがないのも作中で判明してるし、本当の意味での大切な存在。
2人にとって、これほどまでにないくらい好きになった相手。
でもオカリンはまゆしぃが生きる世界線を選ぶ。クリスもこれを受け入れる。これだけが全く僕にはわからなかった。
なぜその場にいるクリスを選ばずに、死んだまゆしぃを選んだのか。
恐らくほとんど初めて本気で好きになった相手を目の前にして、幼馴染の生を選んだのか。
この「大切さ」がわからない。
全部見たが、自分の中でそれが解決されることはなかった。
恋人と幼馴染どっちか、とかそういう話ではなくて、わざわざ過去を変えて、恋人を犠牲にしてまで生きて欲しいと願い、自分自信命をかけてまで守りたいと思う人の存在とはどういうものなのか。
それがわからなかった。例えその世界線が、本来生きていた世界線(クリスが最初に死ぬはずだった)だったとしても。
みなさんはどう思いますか?
Steins;Gate素晴らしい。先週は映画も見に行ってしまった。泣いた。あとクリスがかわいい。
とりあえずジョン・タイターでググると死ぬ呪いをかけた