「仕事をたくさんやっている自分と、やっていないあいつが同じ程度にしか評価されていない」という考え方を乗り越える必要があると考えています。
もし増田の仕事が速かった場合、仕事を頼んだ人は、次も増田に仕事を依頼するでしょう。
こうして雪だるま式に、仕事をする人のところにはたくさん仕事がきて
しない人のところには仕事がこなくなる。
頼んだのに、何もしてくれない人、できない人には、増田氏も頼まないでしょ?(笑)
→増田の方が高く評価されている。
勿論、世の中、何もしてないのに、すごくやっているようにアピールするのが上手い人間が、五万といます。
しかし、増田が書いていることを見ると、増田の同期の場合は、あきらかにその仕事が苦手というのがわかります。
増田が上司の立場だったら、同期の能力には、すぐに気づくでしょ?笑
ただし、上の人から使えない奴と思われて基本給の伸びが下がるような力学が働くようです。
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とりあえず増田が直近でこいつに対処する必要は無いと考えています。
頑張って仕事はしてくれてもできないか、やらないと思いますしね。
しかし、マネジメント層に移った時には、いかにして仕事をしない奴が、
増田のチームないし会社にいずらい環境を作るかが大事になると考えています。
毎朝朝会で進捗を報告させたりして、進捗がないことが苦痛な環境を作るなど。
ホワイト企業はダメになってしまうのは、仕事をしないことが苦にならない環境を作ってしまうところにあると思っています。
米Yahoo!のメイヤーCEO、“在宅勤務禁止”について初めてコメント「現在のYahoo!には適さない」 - ITmedia ニュース
→いいえ違います。
上司には認められるものの、増田のように無意味さを覚え、最終的にはバーンアウトを引き起こします。
「モチベーションは有限」という考え方が、ひとつキーワードになると考えています。
モチベーション、やる気は長く続きません。なので、上手な手の抜き方、断り方を覚えましょう。
無理なことを "上手に" 断ることは、社会人の必須スキルの一つだと考えています。
依頼を断れなかった、蹴りきる能力の無いマネージャーのチームは、デスマーチに突入します。
ただ、基本的に「できません」とは言えないので(笑)、積極的に与えられている仕事に対してコミットしている、上司の課題を共に解決しているように見せつつ、
「現状の稼働では厳しい」というのをいかに上手に伝えられるかが大事になります。
かといって増田のようなやる気のある人間は、「仕事」=「作業」と捉えるのは辛いと思うのです。
なので、増田の有限の、限られたリソースである「モチベーション」を最大効率で発揮する工夫が重要になってくると考えています。
自分ができる良い仕事と同様に、成長できない悪い仕事(雑用)も雪だるま式に増えていきます。