2012-11-08

気がついたら随分変わっていた

この10年で、自分の周りのタバコ絡みの環境が大きく激変していて、今更ながらに驚いた。


10年前、会社喫煙率は異常に高く、90%くらいだった。

一応オフィス禁煙だったが、応接での打ち合わせや定時後は関係なく吸える。

上司との打ち合わせで、座ると同時にプカプカ始まるなんて当たり前。

そして非喫煙者自分が灰皿を片付けると。


喫煙所は屋内の廊下の片隅で、誰かが必ず長居しているせいか、吸殻入れは常時発煙筒と化していた。

出勤時はオフィスのあるフロアに来ると同時に漂う紫煙の匂いで、今日も1日仕事かーと思っていた。

飲み会があるときは、終わったらスーツファブリーズしてたっけ。


外に出れば歩きタバコエレベーター内でのタバコも割と普通

外食では禁煙席にいても、どこからともなく臭ってくる煙で・・・というのがないお店を探すのに一苦労だった。

営業車も勿論ヤニ臭かった。吸殻捨ててないし。


そして、それら全て「非喫煙者の皆さん、大目に見てやってください」という雰囲気だったわけで。

あんまりくじら立てると「嫌煙厨」呼ばわりされかねないというか。


それが今は、社員で吸う人は数えるほどしかいなくなった。

喫煙所は外もしくは密閉された部屋の中。吸う場所のみならず、喫煙時間も著しく制限されている。

それどころか、誰かがタバコを吸っている光景すらほとんど目に入らないし、タバコ臭いがする場所を探すのが難しいくらい。

元来嫌煙家だった自分が「タバコくっせー」と感じて不快になることなんて皆無なのが当たり前とか、今頃気がついてびっくりしている。


そうなると、それまでのタバコがありふれていて、特に男にとってはごく当たり前だった時代はなんだったんだろうと思う。

あるいは、どこから分煙化・嫌煙志向がここまで徹底されたのか不思議に感じてしまう。

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