「パリストンがいいやつだった件」
なんてまとめがあったが、いいやつって敢えて安っぽい表現してるのが、かえって深く考えさせられるね
とてつもなくいいやつ
理由、キメラアント編の結果を見ると
東ゴルドーは軍事国家で正攻法で攻めたら戦争レベルだし、NGL自治国に至っては表向きが超自然回顧主義だから軍隊を突入させる事すら不可能な完璧なシステムを構築している
それが、結果的に見ると、たった数人のハンターの命を犠牲に解決している
さらに言えば、キメラアント討伐の結果、ハンター協会は世界規模のピンチを救うという功績を残している
ハンター認定証を売ると人生遊んで暮らせる、それぐらいハンターは特権階級だけど、それはハンターが今までに功績を残しているからで、今後においてもキメラアントの残党狩りのためにハンターの地位は確固たるものとなり続ける
たしかにゴン達の視点で見ればキメラアント編は苦難の連続だったし、親しい人をどんどん亡くしている
しかし、一般の人間や関わっていない大多数のハンターにとって非常に望ましい結果となっている
「いいやつ」の定義を「大半の人間が望ましい結果を出すやつ」と定義すると、パリストンすっげえいいやつって結論になる
そこで疑問、パリストンはどこまで計算してやったの、少なくとも会長達が失敗したとき世界規模でピンチになるんじゃねえの、てこと
キメラアントの社会システムは、女王、もしくは王を倒せば一気に崩壊するシステムになっている
そこで、世界規模のピンチに派遣されたハンターが、何でたった三人だったかと言う話
・貧者の薔薇をかかえているネテロ会長は、一対一の戦いにおいては、勝利か相打ちしかない
・モラウとノブの能力は、会長を一対一の戦いに誘導するのに最適な能力
それでも、万が一メルエムが予想外に強すぎたりして、会長一行が失敗した場合どうすんの?世界が終わるじゃん、って話になると、活きてくるのが先週の発言
「信じてますよ。決まってるじゃないですか」
パリストンは会長に絶対の信頼を置いていたからこそ実行できた、ていう根拠になる
結果的にネテロ会長は相打ちになったけど、ジン曰くハンター最高の快感は
「狙いが自分の思った通り動いた時」