2011-04-11

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110411-00000017-pseven-pol

政権ネット規制強化 国民をもっと信用すべきと専門家指摘

政権は長く問題点が議論されてきたコンピュータ監視法案を、震災のドサクサの中で閣議決定した。 これは捜査当局が裁判所捜査令状なしでインターネットプロバイダに特定利用者の通信記録保全要請できるようにするものだ。

指宿信・成城大学法学部教授はこう指摘する。

「当局が通信傍受を行なう場合組織犯罪に限るなど厳しい制限があり、国会報告も義務付けられている。しかし、この法案はやろうと思えば誰のネット通信記録でも安易に取得されてしま危険性がある」

この法案の閣議決定と歩調を合わせるように、警察庁ネット上の「デマ規制強化」に乗りだし、名誉毀損などで摘発も検討する方針を打ち出した

警察庁OB大貫啓行・麗澤大学教授が語る。

ネット掲示板にはデマも多いが、それをデマだと打ち消す情報もある。大震災原発事故にかかわるネット情報が氾濫していることに、捜査当局がパニックになって冷静な判断ができていない印象がある。言論の自由が浸透する日本国民をもっと信用すべきです

週刊ポスト2011年4月22日

夏休み最終日に積み上がった宿題を前にして現実逃避で部屋の掃除をし始めるイメージ

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