2007-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20070825012540

同じく理系大学院卒だが、まったく反対の意見を。

まず一番最初に言いたいこと。

ここで問題なのは、「なんにでも興味を持つことの善し悪し」ではなくて、「興味を持ったジャンルから、

一つ専門を選んで、それを飽きずに続けることができるか」だと思う。

そういう意味で、 http://anond.hatelabo.jp/20070823233243 この増田の友人の善し悪しは判断できない。

ただ、掃除なんて普通は面白くないことに面白みをみつけることができるという性格は、非常に優れて

いるのではないかな。研究でも、会社でも、何でも自分が望んだことがやれるわけではない。望まないこと、

面白くないこと、嫌なことを、面白いこと、やりたいことに変えることができるというのは、成功する

要素のうちの一つではないかと思う。

あとは理系院卒増田への反論。

理系であろうと、文系であろうと、専門を持つことが重要なことに変わりはない。

そして同様に、幅広い興味とそこから得られる知識による、専門の相対化が必要になってくる。

もちろん、それは物理化学などのガチ理系学問でも同じ。

社会でも研究室でも、専門にしか興味ない「専門バカ」が一番使えない。

理系研究室に長くいた経験では、いろいろなことに興味を持ってどんどん新しい知識を吸収していく

人間より、専門バカのほうが行き詰まることが多い。

タコ壺にはまったり意味ない研究してたり、ディテールにこだわって小ネタで終わったり。

様々な分野に興味を持ち、新たな発想を導き出すこと。

他の研究と自分の研究を比較し、問題点を把握すること。

多くの理系研究者に足りないのは、これじゃないのか?

一方で、文系学問というのは「なんでも対象にしてしまう」学問だ。

これから下の文章は酷いな。論理的な思考がまったくできてない。

ホントに理系大学院卒か?

たとえば「比較○○学」というのはまさにそれで、知った限りのものごとを体系化するだけで一つの研究になるし、その体系化の手法は理系で要求される高等数学のような、特殊で難解な技術だったりはしない。

特殊で難解な技術が幅や深さを規定するわけじゃないんだよ。それに経済じゃ高等数学使うけど?

なんだって、文系といったってこれは文学部系の学問に限ったことではないかって?おあいにくさま、東大法学部経済学部に行った人が研究を志すと思いますか?彼らの多くは大学ではなく社会で輝くことを志すのです。だから、深さよりも広さ、スペシャリストよりもジェネラリストが求められるのは当然です。

なんで法学部経済学部学問としての特徴を語るのに研究意欲のない学生を例にあげるんだ?

この文章で何か意味のあることが言えると思うの?

あともう一つ、文系には「学問のような非学問」がたくさんある。

なに勝手学問の定義決めてんだよ?

とにかく、文章が滅茶苦茶。聞きかじりの知識と無茶苦茶論理構成。

理系で成功できなくて妙にコンプレックス持ってるみたいだし、文系に恨みをもってるのは

小難しい評論なんかが理解できなかったんだろうけど、たぶんそれは帰納演繹あたりの

基礎的な思考能力がないからだと思うぞ。

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