2007-08-25

「何でも楽しいと思える」というコンプレックス

http://anond.hatelabo.jp/20070823233243

自分もそう。何でも楽しいと思える。だけど、それが良いことだとはとても思えない。だって、何でも楽しくて1つのことに集中できないから。

例えば勉強高校までは苦労しなかったが、大学に入ってからがしんどかった。

本当は研究者になりたかった。だがやりたい研究テーマが決められなかった。どれも面白そうに見えたから。研究テーマは二転三転、気付けば最終学年だった。結局研究者の道をあきらめ就職することになった。研究テーマを早々に決め、一年ときからずっと1つのことを研究し続けてきた友人は、卒論学会誌に提出する。

就職面接では苦労した。エントリーシートには「これだけは人に負けないと言えるものは?」「大学時代夢中になったことは?」・・・・無い。色んなことをやってきたから経験値には自信がある。でも、1つに絞れない。あれもやった、これもやったでは面接官の印象に残らなかった。面接ではことごとく落ちた。いわゆる一流大学にいるのに、こんなに就職で苦労するとは思わなかった。ゼネラリスト志向のマスコミ業界に志望を変更し、なんとかひっかかった。

知識が浅く広いから、飲み会でも話題には事欠かない。だがキャラが立たない。そつの無い人で終わってしまう。1つの分野でいいから、夢中になれる趣味がほしい。あの人といえば○○、という個性が欲しい。

何でも楽しいと思えることが、自分の長所だと思ってきた。今では、コンプレックスになっている。

記事への反応 -

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん