はてなキーワード: 反落とは
昨晩のテスラはCPIの発表を受けて寄り付きから下落、一時206ドルに達する下げを見せた。
テスラの過去最高値は414ドルだった。その半値が207ドル。この水準に達すれば達成感から売り方の買い戻しや、割安感から買い方の買いが入って値が反発する可能性があった。
私は210ドル~207ドルで売り持ちの大半を買い戻して利確した。
その後、私がしばらくチャートから目を離している間にテスラの株価は大幅反発した。結局、昨晩の終値は221.72ドル。びっくりするほどの値戻りを見せた。
この値戻しはアメリカ株市場全体にも起きたことで、個別株もS&P500等のインデックスも出来高を伴って大幅反発した。S&P500に関しては200WMAを割り込む勢いだったのが場中で大反発をしたのだから劇的だった。これには私に限らずおおかたの市場参加者も一様に驚き、不可解さに首をかしげたようだった。
不可解だろうと事実は事実。その状況に対応していくほか道はない。しかし、目先で地合いが上向くのか早々に下落再開となるのかは、この大反発によって読みにくくなった。さしあたって今日は大きなポジションを取らず、S&P500や先導株の値動きを観察しようと思う。
テスラの売り持ちは残りわずか。この後は戻り高値から反落するタイミングを狙って再度ショートする。問題はその戻り高値がいつ訪れるか、そのタイミングを捉えることができるか。
リーマンショック後、大きめの調整は数年おきにあったものの、金融緩和的環境は10年以上続いた。結果として膨らみ続けた日米の株価。今回の下降トレンドがその清算となるのであれば、今程度の下落で済むとは私は思っていない。これから数週間から数ヶ月に渡ってある程度値を戻したとしても、最終的には、後から振り返って「大暴落だった」と形容される規模で下落して底を打つのだろうと想像している。