はてなキーワード: ミスインフォメーションとは
増田はある分野の専門的なお仕事をしており、自分の得意分野に関するニュースを読めば、それがどれくらい的をいているか、もしくは誇張しているか、などがなんとなくわかる。
その記事に関するはてブのコメントを読むと、飛ばし記事を鵜呑みにしていたり、4610感想で適当なことを書き込んでいることが多い。
しかしはてブの皆さんは結局全員ほとんどの分野に関しては4610なので、的外れな4610コメントが4610によって賛同され、スターが集まり、(ざっくりとした)世論が決定づけられる。
一方で、はてブの皆さんは、4610は専門家の意見を聞くべきであるという主張をされる傾向があると思う。
例えば、政府が感染症対策を実施するにあたって、専門家会議の意見に耳を傾けるべき、というような主張だ。
これは本当にその通りだと思うが、なぜ自分がはてブのコメントをする時にも、同じように考えられないのだろうか。
今コメントしようとしているその話題に関して、自分は4610であり、正しく理解できていない可能性が大いにあるということを、自覚できないのだろうか。
別に4610だからコメントしてはいけないなどとは思っていない。
第三者としての視点はあったほうがいいと思っているし、多様な観点の意見は議論の発展において必要不可欠である。
ただ、自分が正しく理解しきれていない可能性がある領域の話題に関して、なんの根拠もなく断定的な論調でコメントするのはやめた方がいい。
インターネッツには「嘘を嘘と見抜けない人は〜」という古の教えがあるが、現代のインターネットは嘘とは言い切れない情報が多く出回っている。
日本ではフェイクニュースという言葉で取り上げられることが多いが、海外ではディスインフォメーションと呼ばれているものだ。
別に嘘ではないが、特定の論調に持っていくよう意図して設計されたニュースや情報のことを指す。
もしくは、単に調査不足による誤った情報を指すミスインフォメーションの場合もある。
こういった情報に対して、我々4610集団は基本的に相性が悪い。
簡単に意図した方向に論調を形成させられてしまう。4610なので。