2022-06-02

現代を取り巻く「ポピュラーミソジニー」とは何か? その考え方が教えてくれること

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/95817

この記事案外よくできてる。ただし、フェミズム教義のまとめとして、あるいは、問題点象徴として。

一般人意味不明なのはオレオレ定義で話をするせいで問題から問題だという循環参照が不毛現実問題解決に毛ほども役に立たないから。

さらには、ミソジニー話を批判するのはミソジニーからといったカルト状態教義批判するのは悪魔の手先だから)に陥っている。

まずはとっかかりとして自分語りから

かつて私が若かったころに定年間際の先輩に言われたこと。

あんた、もう社会人なんだから、何かいいことがあっても浮かれた態度を見せるんじゃないよ。世の中苦労している人のほうが多いんだから

今の人には古い村のおきてとか、足の引っ張り合いに見えるかもしれないけど、これが本当の気遣い

嫉妬は、だてに7つの大罪をはってるわけじゃないってこと。

ここで、諸悪の根源新自由主義なわけだけど、かつてその象徴は大体ホリエモンだった。

彼の押し出しの強さ、稼いでるんだから文句いうな、金持ちもっと尊敬されるべきだ、勝ち組が勝てばよい負け組は知らん。

彼は早すぎた感じで、盛大にぶっ叩かれて、今では同情を集める側になった。

ただ、彼の犠牲もあってか、世の中の空気は変わった。

金持ちが人目をはばからずに人生満喫できるささやか幸せと引き換えに、万人が万人と闘争するエンドレスマウンティング地獄等価交換

シェリル・サンドバーグについては、はっきりと新自由主義尖兵と言えるし、インターネットによって一般庶民であるはずのキラキラ女子もその列に並んでしまっている。

人は見えない格差に傷つくことはないが、見える格差には非常にダメージを受ける(兄弟間でのおやつの量など)。

ネット上のヘイトスピーチくそう。まあその通り。良いことだろう。

だが、幸せ私生活ネットに上げることもまた、群衆に向かって中指立てレベル暴挙だと理解しているだろうか。

飾り付けられたSNSは他に対する攻撃となる(えむふじんがあらわれた!)。

エコーチェンバーがどうとか些末なことで、ネット問題私生活が全世界に公開されやすいということに尽きている。

勝者を率直にほめたたえる文化強いアメリカでなぜ「インセル犯罪」が多いのか。

positive, party, partnerのぱっぱらぱー3P文化中指立ているからだ。

フェミサイドとか問題設定を間違うから巨大な陰謀お化けが生じる。

フェミズムが論じるべきは、なぜ女は化粧を強制され、ヒール強制され、キラキラ生活を誇示することを強制されるかだ。

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