2021-05-10

NieR Tokyoについて思うこと

近頃Twitterにてよく見る服のブランドがある。

その名もNieR Tokyoだ。

自分現在アラサーで、10代の頃にh.NAOTOブラックピースナウアルゴンキンなどを求めてはるばる関東某県からラフォーレ原宿新宿マルイ別館などに通っていた。KERAが愛読誌だったが、年齢を重ねるにつれて服装大人しくなっていき、今は殆どの衣類がユニクロか、高くてもアウトレット古着で購入したドメスティックブランドのものだ。

そういった成り立ちのため、たまに道でヴィジュアル系ファッションのお姉さんを見かけるとそこそこ嬉しくなるのだが、そんな中にNieR Tokyoは現れた。

叩かれることを覚悟でこの記事を書くが、これはただただ服が好きで、かつてヴィジュアル系ファッションを愛していた人間がNieR Tokyoに対して苦言を呈する記事である

NieR Tokyoとの出会いTwitterである。このブランドはよくTwitterアカウントを用いてプレゼント企画を行なっているらしく、ネットサーフィンをしているとたまにこれを欲しがるファンリツイートが流れてくるのだ。

大抵の場合、このブランドリツイートするのはアニメアイコンマイルドヤンキーのような自撮り、もしくは懸賞である。これが自分がNieR Tokyo嫌悪する第一理由である

時代の流れか悲しいかな、先に挙げたいくつかのブランドはここ10年の間に消えたり、また復活してもネットでの販売限定であったりと自分が好んで着ていた時代とはだいぶ状況が違い、逆風が吹いている。NieR Tokyoはおそらくそういったブランドほとんど消えた後にできたため、KERAなどを好んで読んでいた層と愛用している層がそもそも違うのだ。

あの頃にあったブランドはどれも生地や形などとてもこだわって作られていた印象があり、そのゴテゴテとしたシルエットや装飾に心惹かれていたものだった。しかし、NieRにはそれがない。そのかわり画像でもわかるようなシワだらけの大量生産の服にプリントやワッペンを付け、4000円〜7000円程度の『1万円を超える服を買ったことがない層が頑張れば買える』価格帯で毎日のように新作をリリースしている。10年前であればああいったタイプの衣類は1万円を悠に超えていたものが多く、セールでも7〜8000円のところをコツコツとお金を貯めて買っていた人間ほとんどだろう。NieR Tokyoはそういったブランドの良いところの寄せ集めを安価販売して人気を博しており、それを着た前述の人間が自らをオシャレだと思い込んでいるところが滑稽でたまらないのである

声を大にして言いたいが、このブランドダサい。そして安っぽい。本当にダサい。(大事ことなので二度言った。)

第一理由などとこのブランド嫌悪する理由複数あるように言ってしまったが、『薄利多売の昔よく見たビジュアル系ブランド模倣品のような質の悪い服を着たマイルドヤンキーオタク』がイキっているのを見るのが一番嫌なのだ。というか嫌いな理由などこれしかない。

判を押したようにNieRの服は肌触りと質がいいってみんな言ってるけど糸くずが大量についてて縫製の甘い質のいい服って、何…?

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