2020-09-27

風俗敗戦

まず言っとくとグロ系とかブス系とかスカ系の話ではない。

ちょっとハード目なプレイを売りにしている池袋の店に興味持って行ってみることにした。増田は30代、風俗歴はそこそこ。月1行くくらいが関の山の、まあ普通の客だ。

嬢はネット口コミで評判が良い子を選んだ。仮名をRとする。背丈は150センチくらいのややむっちりした、20代前半ぽい若い子だ。顔はかなり可愛い。こんな子がハードプレイをこなすとは胸が踊る。90分で予約。

店はデリヘルだったのでホテルに入り、予約時間に嬢がやってくるシステム。つつがなく北口ホテル街の一室に陣取り、待つこと15分。

やってきたRは確かに可愛い子だった。目はクリクリぱっちりしてて好みのタイプこちらはやや緊張しながら迎え入れると、いきなり「どーん!」と叫びながらベッドにダイブするR。

まずこの時点でビビる。「こんにちわー!Rだよ!」元気良い挨拶。「こんにちわ!元気だね…」

「みてみてー!これ!」そう言いながらRはワンピーススカートを腿までめくりあげてみせた。

おっと早くもプレイスタートか?と思いきや、膝から脛までをびっしりと覆う無数の青あざに気付く。「昨日お風呂で転んじゃったのー!」ケラケラ笑いながら嘯くR。

「へ…へえ…大丈夫?」

「それでね!鼻も打っちゃって!だから顔も腫れてて超ブスだけどごめんね!」

言われてみれば少し腫れぼったい。

勘弁してくれ…理由はさておき、俺は他人怪我を見るのは駄目なんだ…

DVか何か分からんし、個人事情に立ち入る気はない。どう声をかけたものかと思案してると「いっただっきまーす!」

いきなりRが床に膝まづいてフェラが始まった。悪くない…けど…エロくもない!

既に悪い予感で一杯である。何よりRに話が通じない。何も噛み合ってる気がしない。

風俗といえどもコミュニケーションは取りたい方である人間の形をした穴に棒を突っ込んで満足するならドールで良い。

いまいち反応が悪い増田を見て取って、次々と体位を変えてくるR。仕事熱心ではあるのだろう。好感は持てるが股間は保たない。

Rの焦りが伝わってきて、こちらも文字通り委縮してしまう。あと力が強くなってきて、痛い。そうRに伝えるとしばらく押し黙ってしまった。

気を悪くしたかな…と思ったが、そのうち聞こえてきたのは嗚咽だった。えええ!?別にそんな強く言ってないし!?

「R…分かんない…」「いや、ごめん!気にしないで」やべえと思って慰めの言葉をかけると、急に顔を上げてニコッと笑うR。

「平気だよー!」

なんだろう…この話の通じなさ。キンタマがスッと冷める。

おそらく彼女なりにプロ意識があって、そこから外れた感情漏れたこと、残り時間段取りの整理などを考えて業務に徹したのだろう。

ただその振り幅にこちらがついていけない。

そこで合わない話をなんとか繋ぎ合わせて聞き出したら、自分の客は基本受け身のMっぽいプレイが好きだと言う。強めの刺激でないと駄目な客が来る店であったようだ。

リサーチ不足だった…

Rはそれでも時間いっぱい頑張ってくれたが、こちらはもう萎え萎えである

お互い「ごめんね」と謝りながら別れる羽目になった。

諭吉が何人か消えた。

不幸な出会いだった。嬢もノリは変だが真面目な子である。誰も悪くない。強いて言えばもっと詳細なサービス内容が事前に分かればよかった。

いや…己自身性癖増田もよく分かって居なかったのが原因でもある。

とりあえず増田ドMではないし、プレイを指示されるのも嫌であるらしい。あと割と攻めたい方。

Rもこのあと4回はイカせたので、それは良かった。

己を知り、敵を知れば百戦危うからず。

あと乳首は男でも開発しておいたほうが嬢にはウケが良い。

まれ過ぎたチンコが痛い。

風俗男と女人間交差点。

どこかにいい店と嬢は居ないものか…

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