2019-07-31

結婚したいと思った相手は、同性だった

私は女性。既婚で子どももいる。

若いときPMS生理前後精神症状で月に半分くらいは不安定というのと、

受診したものの診断はおりなかったが、まちがいなくボーダーラインで酷い有様だった。

省くが、若いはいろいろありすぎた。

その原因は、生来精神的な弱さにあるのだろうと思っていたが、どうももっといろいろな背景があるのではと気がつき始めた。

まり自分の体は100%女性だが、脳みそは男なんだろうと。

中年にさしかかったところで、女性ホルモンの分泌が減ってきて、

それとともに、すがすがしい気分でいられることも増えてきたのだ。

外見も変化し、自分女性として見る人がいなくなった。

子どもを生んだし、もう女性である必然性がまったくない!

すごく晴れ晴れとした気分。

もともと、心は男だなあ……

無理して女子価値観を身につけていたなあ……

とうすうす感じていたのだが、おばさんになって、心から納得したという次第。

小学生のころ、親友にMちゃんという子がいた。

当時は私は、自分女性だということは好ましいとは思わなかったが、

自分女の子だと信じて、社会的ものを受け入れていた。

Mちゃんは違った。

いつも男の子がはく半ズボン(当時はとても短い丈)だし、ベリーショート

ランドセルも黒いから、見た目では男の子

彼女中学以降疎遠になったが、専門職につく人となった。

先日久しぶりに彼女と再会した。

中年期を目然に、彼女彼女なりに、アイデンティティ模索していた。

「生まれて初めて、髪をのばしてるんだ」。

女性らしくなるよう努力をしてるんだなあ、と思った。

女性同士というのは、あまり言葉数がなくても、

知り合っているような感じがある。

言語的な能力が高いというか。

そういうところの感性は、わたし女性なんだなあと思いつつ、

ああそうだ、

わたし初恋の人はMちゃんだった。

わたしはしぶしぶ、婚姻関係を結んだが、抵抗に次ぐ抵抗の末であり、いまでも破棄したいと思っているくらいだ。

夫とも当然、仲は悪い。

家のなかではイニシアチブ争いをしているようなものだ。

長男の夫は当然、家事はするもの自分仕事だとは思っておらず、私の至らない点に説教するのが趣味

「俺の方が何もかも上。だまってはいと言えば良い!」というとうてい理解できない思考で凝り固まっている。

子どもがいなければ当然、結婚していない。

ああそうだ、私は彼女結婚たかったんだ。

と気がついた。

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