ほとんどの書店でロゴ入りの独自のブックカバー用意してるのに、どうしてみんな一律に地味なんだ?
だったら、あんなに一律の地味デザインではなくブックカバーはもっと広告として利用されるべきではないだろうか。だってお客さんが少なくて困ってるんでしょ?
あの肌色のブックカバーのどこかに「無印良品」ってロゴが書いてあれば、オーガニックなデザインに意味が出るけど、そうじゃない。多くの書店に紛れちゃったらもったいないだろう。
もう少し具体的に・・・
今回の広告の目的は、まずは書店をブランド化して新規固定客を増やすこと、にした。
成功すればいずれは出版社などの企業広告の出向も見込めるかもだが、それはまた別のお話。
僕の考えでは、細かいデザインはそこまで気を使わなくていい。大事なのはそのブックカバーを何色にするかだけだ。
「最近外を歩いていると〜色の〇〇書店のブックカバーをよく見かける」状態をつくる。
繰り返すが、この広告は新規固定客を増やすことが第一なので、対象は本を買った本人ではなく、外で本が読まれた際にその近くにいる潜在顧客向けの広告になる。
その為には、デザインやロゴに拘るのでなく、とにかくブックカバーが一目視界に入るだけでどこの書店かがわかる色にする。ただそれだけだ。文字や図形では瞬間で読み取れないし、読み取る努力が必要。
なので、広告として利用するにはブックカバーの色が一番重要になる。
で、そこからもう少し欲張って「最近外を歩いていると〜色の〇〇書店のブックカバーをよく見かける。…いまどきオンラインショップも電子書籍もあるのになんであそこの本屋を使ってる人が多いんだ?」と思わせたい。思わせたら勝ちだ。
その疑問の回答を得ると同時にニーズがマッチすれば新規固定客 兼 広告塔になってくれるだろう。
「その書店ではブックカバーを利用するとメリットがある」状態をつくる。
僕は、天気さえ悪くなければ、本屋の手提げ袋は不要だと思っている。ハードカバーサイズくらいまでなら手でよくないか。というか多くの場合カバンくらい持ってる。
なので、ブックカバー(広告)を使わせる頻度を増やすためにも袋を断った人向けのポイントかおまけをつければいい。すでにそこらのスーパーでもやってるんだからできるだろう。いいものはパクれ。無駄に付けている袋は廃止だ。その袋代+新規固定客を予算に充てろ。
サービス内容を各書店が競うようになれば、書店ごとに文字通り色が出てオンライン書店への対抗策の一つにもなるし、このまま座して死を待つよりはいいと思う。
サービス面で競争が起これば消費者の僕らもwinwinだ。生き抜け。
※別途ポイントカード作るのは面倒なので上手いことやってほしい。