2017-06-05

家庭内役割自分自身

最近、「わたしは今まで家庭内での役割に則って生きてたのだな」、と思うようになった。

この会社就職したのは、パソコンを触るのが楽しかったので情報系に進みたい。家族がそういう仕事をしていて憧れた、などと思っていたから。

スペック20代後半、総合職技術よりの仕事所謂ホワイト会社

ただ、就職して今までずっと違和感があった。

なんなら、情報系が勉強したいと理系学部に進んだ頃から違和感があった。

勉強を全くやる気になれず、なんだか苦痛しょうがないのだ。まるで興味のないことをやらされているような、そういう状態。やる気はないし知識もないのでびくつく感じで日々を生きてた。

今思うと、熱中できるほどは志望してなくて、この分野に進学しておけば父親がうるさくないからという理由のほうが多かった。

まり、在籍していることでその目的は達成されていたのだと思う。入学してじゃあ何やるか、があまり強くなかった。

就職もそうだったんだろう。

父が納得する就職をしてポストを得ることで、父親に「自分父親としていい仕事した」と、思わせることができた。

から、勤務し始めてやる気もない、知識もない自分は当たり前なのだが(大学からの積み重ねもないので知識ゼロだし、自分目的が達成されたからやる気もない)。。。

今まで、自分は「そこ(親に文句言われない)」を目的にして生きてきた、その事実に気づいてなかったわたしは、クソ真面目にもご丁寧に、イチイチ情けなさを感じてた。

折角志望して入ったところなのに、何にもできないなんて。。うっ。。。みたいな。

なんでそんな役割担ってたんだろ?と思うと、姉とのバランスかなーと思う。

姉は、好きなように生きて父母をよく心配させた。大学選び、就職活動などなど。挙句同棲結婚も身内への根回し足らずでやや父母の反感を買ってたし。

そんな中でわたしは、姉のようにはならないことでバランスを取ることを選んだのだと思う。父側の意向に沿うようにし、母とも仲良くし安心させる。家庭の不和は起こさない。

姉には甘えて感謝することで、姉としての居場所を奪わないようにしてきたのだった。

あのパーティーメンバーではそういう立ち回りをすることがクエストを周る(社会家族として生きること)のに必要だったんだなー。

就職を機に県外に出て、一人で暮らして数年。

やっと実家から距離をおいて冷静になってきた。

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