ここに、 「ここから世に眠る才能の原石が発掘され、多くの人の手によって磨かれ光輝く宝石に変わり、その宝石たちがエンタテインメントの世界を華やかに彩る。そんな理想から、このプロジェクトは始まりました」と書いてある。エンタテインメントの世界を華やかに彩ることに、KADOKAWAははてなと組むことの驚き。
はてなはサイレントマジョリティが望んできたエンタテインメントをいい加減な知識で罵倒ばかりしてきたところなのに。はてなと組むというのは、はてなブックマーク数で評価されるということ。「多くの人の手によって磨かれ光輝く宝石に変わり」というのは、はてブ数での評価になる。では、はてブではどんなものが罵倒されてきたのか。
分かりやすいのが、女性に関することだ。エンタテインメントの世界では、ママ友同士とか女性同士の嫉妬や確執を扱うことも多い中、はてブでは「女同士の嫉妬を扱うなよ、女性差別をするな」という、女性同士の嫉妬問題をまるでPCであるかのごとく罵倒して、ママ友トラブルを書いたウェブ小説は罵倒されて、女性差別者の烙印を押される。
はてブでは、有体に言えば、統計も関係なく、女性は差別されてきたというネトフェミに媚びる記事を書き続ければ、はてブ数は伸びてPVが増える。はてブはネットを代表するネトフェミ媒体であるが、世間では女性差別をことあるごとに言ってきた社民党がなくなりそうな勢いで考えても支持を受けないし、女同士の確執ドラマは女性のほうにこそ人気があるという現実もある。
そもそも、今まで男同士の争いばかりがドラマや映画などでも描かれすぎてきたから、女同士の争いも描こうとしているのだが。はてブはエンタテインメントの世界で華やかに彩っているテレビのバラエティ番組に、何でも女性蔑視と言い続けてきたところなのに、マジョリティのエンタテインメントの世界で活躍するのを押しとどめるところがはてブなのに、KADOKAWAはそんなことも分からないのか。
女性の性を前面に出したウェブ小説は女性蔑視と叩かれ、女性同士の嫉妬を扱うと女性蔑視と叩かれ、進化の過程で女はこうだから将来はこうなるとかのSFは女性差別小説と叩かれ、はてブが絡む投稿サイトでは、女性間の問題などは扱ってはいけないという暗黙の了解になる可能性が高い。
それに、萌え小説も女性差別と叩かれる。KADOKAWAは素直にニコニコと共同でウェブ小説サイトを作ったほうがサイレントマジョリティのエンタテインメントの世界での活躍の原石が発掘できるのに、世間とずれっぱなしのはてなと組むとは、KADOKAWAもそこまで落ちぶれたのか。
はてなと組んだウェブ小説サイトでは、はてブが多ければ評価されるのだから、答えは簡単。よくある男女逆転もので女はこれだけすごい、男はこれだけ劣っているという小説を書き続ければ、間違いなく、はてブで評価される。はてブでは、女性差別がこれだけ酷いと言えば、大半は評価されている。それが、統計的に間違っているものだとしても。
結論:KADOKAWA×はてなの小説投稿サイトは、臭いネトフェミ媒体になる。そして、それは世間の特にサイレントマジョリティからは嫌悪感を抱かれるから、失敗する。
はてなが開発した任天堂のMiiverseなどのサービスはネトフェミ媒体になっていない。ろんぱっぱ。