2014-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20140830231814

 よくいままで生き延びてこられたな、としか申し上げられません。

 ここをどこだとお考えです? いったいあなたは今まで‥…いえ、すいません。

 言っておきますが。

 リストメイカーたちに善意などは一ミリグラム存在しません。

 同時に、上から目線などという態度もまた存在しません。

 彼らはあなた無知で無教養なことが耐えられないだけです。

 自分生活範囲野蛮人が侵入してくるを嫌うだけです。

 リスティングとは、彼らの生理的嫌悪を解消するプロセスにおける初歩的な段階の反応行動でしかありません。

 

 僭越ながらご質問させていただきます

 なぜあなたは「彼ら」と御自分が「対等」に扱われるべきとお考えなのですか?

 はてな村でもサークルでもいい、あなたはあるジャンル・ある傾向の本を読みたい・語りたい・学びたいと思ってそこにいらした。

 場に集うのは当該分野のプロフェッショナルです。

 鼻持ちならない教養主義者ではあるかもしれません。しかし、あなたよりはその分野に詳しい猛者揃い。

 なぜそこであなたは彼らと「対等に話せる」などと錯覚するのですか?

 なぜそこで話されている言語自分も共有できるなどと勘違いするのですか?

 思い上がりも甚だしい。

 正規の医者大学入りたての医大生と医療について対等な話ができるわけがない。

 そりゃあ、『ブラックジャック』や『ブラックジャックによろしく』を読んだ程度の知識はあるかもしれません、

 しかし、それは医師たる資質を得るための知識としてはクズ同然です。

 そんな貧相な知識に基づいて、いくらあなたが高邁な御意見を述べようと、その見解もまた漏れ無くクズだ。

 そして多くの場合、実のところあなた医大生ですらない。

 もうおわかりでしょう。

 本を正しく理解するためには二つの素養必要です。

 すなわち、豊富な知識とそれを正しく運用するための教養、この二つはすぐに手に入るものではない。

 市民から尊敬される専門読書人になるためには、長く辛い修練が必要なのです。

 

 その高みにたどり着くまで、あなたは何者でもありません。

 二級村民ですらありません。

 無に等しい何かです。

 もしくは、スタンプラリーのようにリストに則って粛々と読了タンプを押す機械です。

 なぜあなたの「感想」とやらを考慮する必要があるのでしょう。

 本とは偉大なものです。いかなる分野のものであれ、傑出した本であれば相応のオーラを放ちます

 そのオーラ人間未満の状態の何かの脳を刺激して、なにごとかを口走らせることもあるでしょう。

 しかし、それは何の意味も意義もない雑音です。

 啓蒙とはそういうものです。 

 野蛮とはそういうものです。

 はてな村とはそういう場所だ。サークルとやらもまあ、似たようなもんだ。日常も同程度に地獄と似ている。

 誰が相手の反応や意見忖度するか。

 誰か生きた人間だと考えるか。

 いつか、いや、すぐにでも死ぬぞ。

 かつての俺のIDのように。

記事への反応 -
  • 僕はブックリストが怖い。 はてな民とか、あとは読書系サークルに近寄るとぶつけられるアレだ。 僕はアレが怖くてしょうがない。 ひとこと「本読みます」と言ったが最後、彼らは口...

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