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はてなキーワード: 映画館とは

2024-06-01

東京文化資本

もともとは田舎の人が「映画館すら車で一時間だよ!」って言ってた話だとおもうんだが、いまはそっちのほうが受けがいいのか都会の人がこんなに良いんですって言ってる話になってるよな。

蓮舫都知事になる

ネトウヨ東京から出ていき自然浄化されていく

秋葉原新大久保化する

映画館も臭くなくなる


いいことだらけやんけ・・・

2024-05-31

明日(6月1日)は映画を安く観られる日だから劇場版ウマ娘を観に行こう!

31日公開のマッドマックス:フュリオサや先週公開のあぶない刑事もいいけど、劇場版ウマ娘よろしくね!目指せ興行収入30億!

ということで、まだ見ていない人や見ようか迷っている人に向けて、ネタバレしない程度におススメポイントを紹介する


まず何よりもファン映画として完璧に近い出来ということ

2回目3回目の来場を促す仕掛けがあちこちにちりばめられていた

いったいどれだけのキャラが登場するんだ?というくらいあちこちにいろんなキャラが出ているし、画面に移っただけで笑えるキャラがいたり、まさかキャラが笑わせに来たりもする

ゲームやっててキャラもそこそこわかるってレベルの人は、四の五の言わずに見に行こう


その一方でファン以外が満足できるものも多くある

特に映像音響が圧倒的で、レース場を駆けるウマ娘達を間近で感じる錯覚に陥りそうになる

サイゲ東宝の力の入り方は、1998年日本ダービーキングヘイローかと思えるくらいだ

これに主人公ジャングルポケット役の藤本侑里(今作が初映画初主演)ら声優陣の熱演、セリフ外で描かれる丁寧な所作心理描写が相まって、見る者の心を容赦なくさぶってくる

アニメ映画としての完成度の高さから趣味映画鑑賞(アニメ含む)という人は十分満足できるだろう


また映画単体でまとまりがあり(他シリーズ知識はほぼ必要ない)、王道スポ根ストーリーとしてのわかりやすく作られているのも良い点だ

そのため映画館には頻繁に行かないライト層にもおススメできる。時間も108分とちょうどよい

競馬は知っているがウマ娘って面白いの?…アニメは見るけどウマ娘って良く知らない…という人に向けた入門作品としてもうってつけである

なおTVアニメ3期の出来が悪いから期待できない、などという奇特な人もいるかもしれないが、TVシリーズとは制作陣が全く異なるので気にせず行くとよい

このほどYoutubeで再公開されたRoad To The Topが合わないというなら…別に行かなくてもいいだろう


最後にこれは余談だが、見る前に前提知識として入れておくとよい事実が1つある

それは本作品が主に2000年から2001年にかけての中央競馬モチーフに描かれているということだ

それ以上のことを調べてもいいが、現時点で詳しくない場合はこの事実のみを知ったうえで映画を見て欲しい

そして作品を見終わった後は、この時期の競馬ジャングルポケットが憧れるキャラについて書かれた文献や記事に当たることをおススメする

ネット簡単に見つかるこれらを読めば、作品理解がより深まるはずだ

映画館で寝た話

「退屈すぎて面白くない映画」を揶揄する言葉として「途中で寝た」という言葉存在する。

もちろん本当に寝るわけではないだろう。金払って映画見てるのに上映中に寝るなんて勿体なすぎる。

そもそも自分だって映画館で映画見てる最中に寝た事なんか一度もない。

内容が退屈かどうかとか以前に、睡眠が足りてないだけなのでは?

 

とそう考えていた。

が、自分もとうとう上映中に寝てしまった。

恐らく数分程度ウトウトしただけだと思うが。

 

その映画は「関心領域

予想通りだが、やはり予想通りアウシュビッツ強制収容所で起きていたコトについての直接的描写はない。日常的な出来事の合間合間に(主に夜)焼却炉からの火や(焼却炉なのにあんなに炎上がるもんなのかな)、悲鳴じみた声だけが強制収容所内で行われている事をほのめかしている。

結局最後になるまで、何が行われていたのかは明確にされず、ひたすら強制収容所所長のヘスとその強欲な細君の日常が描かれるだけなのでやはり退屈になってしまう。

まあ、その最後にしても学校先生方が嬉々として解説しそうな物であったが。

画面作りはホラー映画風だけど、やはり学校教育用の映画以上のものではなかった。

多分そのうちNHK放送するだろうし、学校でも生徒たちに見せる熱心な教育者が出ることだろう。

 

一体何が原因で寝たんだろうか?

と考えてみたが、今までは映画はほぼ休日に観るものだったが、最近仕事帰りに観ることが多い。

後は、認めたくないが40代になって疲れが取れなくなってきてるのかも知れない。映画評論家も大体歳食ってる人たちが多いので、もしかして老化による影響で本当に寝ていたのかも知れないな。

2024-05-30

anond:20240524195441

増田日記趣旨とは少しズレちゃうんだけど、ポルノ映画という存在ポルノ映画映画館で鑑賞するという行為日記を読んで興味を持ったから、自分も成人映画館行ってきた!

もちろん増田のも参考にしつつ、ちゃんと下調べしてから行ったよ。

かつ、男友達を連れて早めの時間に行くという対策をして行ったから割と安全に観れたかも?

通路横に座ってたらおじさんが真横に立って接触してきてビビったけど、他のおじさんが注意したり守ってくれたりしたので有難かった。

(女に近寄る男性達のコミュニティにも興味があったので、体験出来てよかったと思ってる)

鑑賞できたポルノ映画は3作上映されてたうちの2作なんだけど、そのうちの1作は起承転結がしっかりしていて観ていてすごく楽しかった…。

情事描写もくどくなくて、伏線ちゃん最後に全部回収していったのが特に良かった。

動画媒体エロコンテンツ全般に触れる機会がそんなに自分に無いので正しいのか分からないけど、ポルノ映画AVよりも話を楽しむという割合が大きいのかな?

増田のお陰で知らなかった「ポルノ映画」を「映画館で観る」という経験ができて良かったのですごく感謝してる!書いてくれてありがとう

もちろん触られたり襲われたり何されてもしょうがないという覚悟で行ったし、他の人(特に女性)には軽い気持ちで言って欲しくは無いけど

経験自体はすごく楽しかったので、男女共に対策してぜひ行ってみてほしいな!

※初投稿であまり分かっていないので、何かマナー違反とか良くないことしてたら教えてください。修正します。

anond:20240530162931

ライブの楽しみ方は人それぞれだし、

ステージの左右にある大型スクリーンが観れたらいいって人もいれば、

音が聞こえればいいって人もいる。

野外ステージみたく、奥の席まで同じ地面の高さのところもあれば、

映画館のように咳の高さが少しずつ変わってるところもあるし。

anond:20240528202441

紳士淑女のみなさん!成人映画館増田だよ!

上野記事anond:20240528202441)もたくさん見てくれてありがとう

今回も追記とかコメントへの回答とかを書きます

まずは面白い文章力あるね、笑った、とコメントしてくれた人、ありがとうマジでめちゃめちゃ嬉しい!

>成人映画館レポしてるVいたな/Vの動画感覚違うな

何人か同じVtuberさんと絡めてコメントしてくれてるね!ありがとう!(V側のマナーとかがわからないので、ここでは名前は出さないでおくよ。気になった人はコメントから見てくれ!)

実は私もそのVtuberさんを好きで見てるし、なんだったら成人映画館に興味を持ったのもレポ動画を見たからだよ!なのでそこと絡めてくれるのはたいへん嬉しい!

>これ見て痴漢とかするなよ!/触発されるやついそう

ダメから!!!マジで!!!!触発されるなら成人映画館に行くところまでにしとけ!!!

成人映画館という場所特殊+増田異常性欲成人女性シナジーでこんなことになってるけど、趣味で成人映画を見る人もいるから成人映画館にいる人みんなお触りOKってわけじゃ絶対にないからな!異性でも同性でも、遊ぶとき同意を取ってからだぞ!!!必ずだ!!!!まずはコミュニケーション!!!

あと入る方も、そもそもそういう事象が発生しやす場所ってことを覚悟して、自衛する方法を三つくらい用意して行こうね!オススメ自分の両脇に置ける荷物(人でも可)を持っていくことだよ!貴重じゃないけど適度な重さと大きさのものにしよう!

>法的にありなのか?/捕まんないの?/ハプバー進めてるけどそっちは適法なのか?

増田全然法律とか詳しくないのでぜーんぶ調べた知識から、間違っている可能性があるのは念頭に置いて聞いてほしいんだけど。

どっちも全然適法ではないよ!成人映画館もハプバーもグレーです!あ、別に成人映画の上映は法律内だよ。その場で露出したりすけべするのがってことね。特に映画館特にスタッフさんも目に余れば注意することもあるから、ほんとにその場のさじ加減でお目こぼしされてるだけだよ。

まぁ基本この空間内ではみんな同意行為に至っているって前提があるので事件にならないというか、そこまで問題視されてないっていうのが現状なんじゃないかな?映画館の方ではガッツリ露出してるタイミングってそこまでないからね、服ちょっとはだけてるくらい。だからきっと、一回でも無理矢理されました!警察に駆け込んでやる!みたいなことが起こったらアウトなんじゃないかな?(増田的にはこの辺も謎に治安が保たれてる一因だと勝手に思ってる)

ちなみにハプニングバーは定期的に有名店が摘発されてるよ。毎年ではないけどね。

大前提としてこういう遊び場って、みんなが知ってて誰も彼もが楽しめるクリーンハッピー空間とかじゃ全然いからね、遊ぶとき自己責任です。警察もそうだし自分に起こる暴力も何もかも。この辺は前置きの説明をしなかったのでわかりにくかったね、ごめんよ。

チヤホヤされたい病ならハプニングバー行った方がいい

これはマジでそう~~成人映画基本危ないってことがわかったからね~~~非日常エロはそっちの方が安心して楽しめるよ!チヤホヤされるかは時と場合によるので逆ハー願望は叶えられるかどうかはわからんけど。

私はそっちには興味なくて、「未知の場所で何が起こるかわからない状況」に興奮する癖だからね!正直、入ったところで目的は果たされたというかそこが一番の絶頂というか……。いや結果的に鳩のエサみたいになったけど。私は一対一の、ストーリーがあるすけべが一番好きです。

あと実は自分のあれそれより他人がすけべしているところを見る方が好きなんですが、これはハプバーならほぼ確実に叶います

米寿過ぎたら行ってみたい!!!オラワクワクすっぞ!!!

いいね!!!!ぜひ長生きして行ってみて欲しい!!!

映画館空気がこもるのと足腰に負担がかかるので、今から機能と足腰を鍛えていっぱい長生きしてくれよな!!!

>「他人拒否に関する感知域が~」←わかるぞ!

意外とここに共感してくれる人がいてちょっとびっくり。とはいえ私もそこまで広いわけではなく、どちらかといえば雑で無神経なタイプ人間なので、広い人とは逆に付き合いにくいし相手負担をかけることになるからそれはそれであんまり近づかないのだけど、狭い人は正直万人共通で避けた方が無難なんだよね……。唯一付き合えるのは同じくらい感知域が狭い人くらいじゃないかな。

>知らん人の手マンでイけるもんなの?

おいおい、野暮なことを言うもんじゃあないよ。大事なのはロマンと夢だって言ってるだろう?

以上、追記でした!

多分サイレント修正はあるかもだけど!

あと、文中に書いた表現とかを拾ってコメントしてくれるのも嬉しいぞ~ニコニコちゃう

またいつかすけべ体験記を書いたらぜひ読んでくれ!

anond:20240530124119

増田文化資本で戦ってきたオタクが多いからでしょ

普通の人はそんな美術館とか映画館かいかないし、家と車がでかいほうが偉い

anond:20240530105001

正しくは「東京に住むことによって得られる文化資本がある」だよね

とはいえ美術館がある!博物館がある!」っていったってそこに頻繁に行くような層は東京でもそこまで多くはないし

学生時代本屋だの映画館だのレコード屋だの古着屋だのに寄り道ができたのが文化資本だったって言うサブカルっ子もクラスのごく一部で

たいがいは学校と家の往復、せいぜい帰りにファミレス寄るぐらいの生活から地方イオンにたまってヴィレヴァンで買い物してる高校生とそんな変わらない

2024-05-29

anond:20240529225826

一般映画館なのに触ってくるおじに遭遇したことある

あとで映画館 痴漢でググったらAVばっか出てきてなるほどと思ったわ

anond:20240528202441

ワイも別の県だが成人映画館行ったことあるけど、ほんとに見てたら触ってくるおじさんおるんやな

それとなく手で避けたら去っていったけど

2024-05-28

上野にある成人映画館に行ってきた話をするよ!(2024.5.30追記

追記したよ!

今回もたくさん見てくれてありがとう追記したよ!

anond:20240530134235

ここから本編

やぁ、紳士淑女のみなさま!成人映画館増田だよ!

好奇心のまま休日夜の上野成人映画館に行ってみたので、今回も女性目線の成人映画館体験記を書いていくよ。

今回も性別以外は特に明言しないので、18歳になりたての美少女大学生でも、夫とご無沙汰で性欲を持て余した美熟女でも、お好みの姿で読み進めてくれ。

前回のおさらい!成人映画館とは?

成人映画館とは、読んで字のごとく成人向け映画を上映している映画館だ。普段目にするAVとはまた違う、ロマンス的要素があるR18作品を鑑賞することができる施設となっている。

上野には2つの成人映画館があるのだが、すべてが同一ビル内に収容されており、1階に上野オークラ劇場(1階)、2階に上野オークラ劇場(2階)と上野特選劇場が併設されている。この劇場は成人映画製作会社直営となっており、タイミングによっては最新の成人映画を真っ先に鑑賞できる、「日本一ポルノ映画館」と呼ばれる施設でもあるそうだ。また各階に特色があり、1階は普通の成人映画館で男女ともに入場可能なのだが、2階は基本的ゲイの発展場としての側面が非常に強く、上野オークラ劇場の2階にいたっては女性入場禁止となっている。

というわけで、今回は上野オークラ劇場1階での体験記をお届けするよ!

映画館へ入場

上野オークラ劇場不忍池付近にあり、上野からは徒歩10分かからない程度の距離にある。基本的に直進で済むのと、ここもビルにでっかい看板がついているので迷子になることなく辿り着けた。成人映画館初見の来場者に対してめちゃめちゃ親切だな……。堂々と看板を出して通り近くでやっているので、普通映画見に行くだけですが?面で入ることができるぞ。

ちょっと動きの鈍い自動ドアを通り抜けるとすぐに券売機、受付があり、待合ロビー結構こじんまりした感じ。何故かロビーマッサージチェアが設置されておりお客さんがめちゃめちゃくつろいでいた。受付スタッフはおばちゃんで、私が券売機操作している間に手慣れた様子でチケット出口に手を突っ込んで待機しており、発券された瞬間さっと取り出し高速のチケットもぎりを見せてくれた。特に施設説明などはなく、「シアター入り口はあっちだよ~いってらっしゃい」と笑顔で送り出してもらう。久しぶりに人からいってらっしゃいと言ってもらえてちょっと感動。

シアター入り口はシアター内の最後方に位置しており、入って一目で席状況を確認できる。やはり休日夜ということもあってか20人か30人くらいの人が座っていて、パッと見た限りではいい感じに人がいない席が見つからない。しかし上映中なのとドア付近で立ち見の人も結構いたので、あんまりうろちょろするのも気が引けて目についた比較的空いている中間列の端に座ることにした。

ちなみにオークラ劇場特に臭いはしなかった。無臭万歳

ポルノ映画めっちゃおもしろ

今回は守護神カバン存在はないので、座ってからちょっと経つと横、後ろ、前あたりの席に人が集まってくるけど上映中の映画が気になったのでいったん気にしないことにする。

途中で入ったから当然話の筋は掴めないが、流れていた作品映像出演者雰囲気を見るにかなり現代的。スクリーンの中でめちゃめちゃ真剣男優二人が音楽について語り合っていて、どうやら音楽を志すも手を怪我し道半ばで折れてしまった男性と、その人の音楽に惚れ込んでおりどうしても続けてほしい男性、みたいな関係。これを一体どういう道筋で濡れ場に持っていくのか……もしや場所を間違えてただマイナー映画を上映している普通映画館に来てしまったのか?と思うくらいシリアスなシーンで引き込まれしまう。しばらく見ていると女性音楽家の男性の知り合いっぽい)が登場し、なんやかんやあって濡れ場がスタート。「俺の新しい楽器は……女の体だァ!」ということだった。いやなんだその理論。どういうことなんだ。おもしろすぎるだろ。あんあん喘ぐ女性の上で真剣な顔で音楽の道とは、生き様とは、と己の哲学を語る男性と、それを感激の表情で聞く男性。「兄貴、また音楽を……!!」さすがにセックス音楽ではなくない?もう私はスクリーン世界に夢中である

……と、なんかよくわからんテンションの濡れ場に乗じてなのか、このあたりで隣に座っていた男性が私の太ももを撫でてきた。特に喋りかけたり、こっちを伺う素振りもなく手だけでさりげなくすすーっと触ってくるので、映画ちゃんと見たいこともあって逆側に足をよけて軽く意思表示……をしてみるのだが、この手がめちゃめちゃ追尾してくる。なんだったら手が届かなくなると尻の方に手が移動してくる。

まぁこれくらいなら無視できるな、とか思って足をよけたり組み替えたりしつつ無言でいると、鼠径部の際どいところを触ってきたり服をめくって素肌を触ろうとしてくる。裾を太ももの下に入れ込んでみたり鼠径部は太ももブロックしてみるも全く手が引いていかない。しっかり体ごと逆側に避けてもどこかしら触ってくる。コイツ、NOを無視するタイプである

この手の人間相手の反応を無視して自分がしたいことだけを強引に進めてくる可能性が高い危険人物である。……という持論を私は持っているので、コイツは引かねーなと見切りをつけて濡れ場が落ち着いたタイミングで席を移動した。そもそもいくらここがそういう場所とはいえ初対面の人間に無言で触るのはいただけない。コミュニケーション大事にしてこうぜ!!

まぁ、私自身の一応の自衛策として、こういうことする相手はアウトというラインはあらかじめ決めてあり、今回はそのラインを越えたというだけの話だ。

もちろん直接触るな、と言ってもいいんだけど、なんというか、他人拒否に関する感知域が狭い人には積極的に関わりたくないので今回は逃げる一択である。余計なトラブルになったら断然、私の方が不利なので。

移動先の席では周囲に男性こそいるものの、私の見える範囲にいたのは全員おじさんというよりもはやおじいさんだった。二つ隣からはフゥ…フゥン…とやや苦し気な呼吸音が聞こえてくるので、他人ながらちょっと心配になってくる。こんな空気のこもった映画館よりもっと行くべきところがあるのでは?と思いつつも、先ほどよりは心穏やかに映画に集中することができた。

人はみんな、他人に対して見栄を張ったり自分に嘘をついたり、後ろめたいことを抱えているけれど。いつだって過去自分と向き合って、受け止めて、改めて前を向いて生きることができる存在じゃないか。そんな勇気をもらえるような作品だった。

セックス応援上映、始まる

1本目上映後、館内が明るくなり10分ほどの休憩タイムが挟まってから2本目が始まった。今回はちょっと古そうな作品で、平成初期くらいの雰囲気だ。

季節は夏、フリーター男性が幼馴染の女性合コンを打診するところからまり、何故か山奥のキャンプ場みたいなところにポツンと机を置いて合コンが始まる。夏場にそんなところで酒飲んでたら死んでしまうんじゃないか……?

合コンなのに女優3人の合唱シーンが挟まって、この作品もやはりなかなかのカオスしかも一人だけやたらと上手い。惚れ惚れするほどのソプラノボイス。私はあまり合コン経験がないのだが、合コンってこんな感じなのか……?と思っていたらスクリーン男優も同じセリフ。たぶん違うと思う。知らんけど。

そんなこんなでシーンは進み、「見た目はそこまで悪くないのに、若作りに必死すぎるせいでイタいおばさん」役の女優ヤバイ!とウケる!を連呼するのをぼーっと眺めていると、後ろから軽く肩をたたかれた。振り向くと真後ろの席と斜め後ろの席に座っていた二人連れの男性が「ちょっとお話いい?」 「さっき横にいた人はいいの?」と話しかけてくる。どうやら先ほどのライン越えおじさんと私の入場がほぼ同時だったらしく、カップルで来店したと思われてるみたいだったので、正直に知らない人っすねと言っておいた。

ここは初めて?一人で来たの?とかなんとかボソボソ喋っているうちに胸元へと手を伸ばしながら「触ってもいいかな?」と聞いてくるが、言い終わる前にすでに触り始めているのでとりあえず頷いておく。こっちの席来なよ!とおじさんらの間の席を指されるが、挟まれると身動きのとれなさが桁違いになるので通路脇を死守するべくそこは断った。そうだよね間は怖いよね~とあっさり引き下がってくれ、じゃあそっちに移動するね、と一人がこちらにやってくる。すでに私の隣二席はおじいさんが座っていたのだが、その場にいた男性たちは全員顔見知りだったらしく、手慣れた感じで「ほらアンタ何もしないならそこずれて!」と無情にも退かされてしまっていた。ばかやろう、おじいさんこっちを見るには見るけど全くノーリアクションだったから安置だったのに……。「まったくいっつも女の子の隣座っても何もしないんだから」とかなんとか言われていた。いや一番安全な人じゃねーかよ何でそんな悪いことしてるみたいに言うんだ。

隣に座ったおじさんが私の胸元をくつろげて触り始めると、ハプニングの気配を察知した人々が徐々に集まってきた。あちらこちから手が伸びてくるものの、声をかけてきたおじさん二人が「そんな一気にいかないで!」 「ゆっくりだよ!怖がらせないで!」と制するので出しては引っ込めの状態だった。こういう界隈にもリーダーというか、仕切り屋の人っているんだなぁとか思っていると今度は下半身に手が伸びてくる。中に指が入ってくるのと同時に、外側も複数人が触る。

別に触られるのは構わないのだが、今回はタイミング問題か客の数自体が多くそれに比例して周囲に集まってきた男性の数も多い。何かというといろんな人が足を開かせようとしたり無遠慮に手を突っ込むせいで下着がめちゃめちゃ伸びてた。女性もの下着は繊細なのに……安くないんだぞこういうの……。挙句の果てにぐいぐい引っ張って脱がそうとしてくるやつもいるのでそれを阻止するためにこっちも引っ掴んでさらに伸びる。おい人のパンツ持ってこうとすな!

全然まらないので「ちょ、パンツ脱がさないで!」というと周囲のおじさんが次々と「いやがってるよ!」 「パンツ脱がしちゃダメだって!」と言って止めてくれる。最悪のやまびこである

このあたりになるともうあちらこちから手が伸びてきてもみくちゃにされており、さながら鳩の群れに突かれるパン屑ような気分だった。後ろの席からも頭上を通過して顔や胸を撫でまわされて頭がぐわんぐわん揺れるので、そっちに気を取られて全然集中できない。あと顔を触るな!!そんなに擦ったら肌荒れしちゃうだろうが!!

ということで再度やまびこを使って頭部の治安を守り、やっと感覚に集中できるようになった。何度か力加減を調節してもらい、一番いいところで続けてもらう。

快感が高まっていくごとに声も出てしまい、ひときわ大きな嬌声をあげて絶頂するもおじさんの指は止まらず、続けて何度かイかされたところでやっと指が抜かれた。さすがに何度もイくのは体力を使うのでややぐったりした私を見て、おじさんは「ちょっと休憩、休憩だよ!」と言って壁を散らしてくれる。そのまま私の服を軽く整えようとしてくれるのだが、自分の体液がべっとりついた指で服を触られるのはちょっと遠慮したかったので除菌シートを渡して手を拭いてもらい、その隙に自分で整えた。

一息ついてスクリーンを見ると合コンしてた人たちがめちゃくそ修羅場っており、何故か毒を盛ったみたいな話で言い争っているので急に映画が気になり始めてしまうが、数分すると休憩は終わりとばかりに人が集まってきてしまった。常連おじさんの間で謎の順番の選定がされており、「一気にやると女の子いからね!順番だよ順番!」と言われ人が変わりながらもう2回ほど同じようにもみくちゃになりながら絶頂した。途中、私の喘ぎ声がうるさすぎたのか通路に人が集まりすぎたのか、スタッフさんがやってきて「皆さん、椅子に座って鑑賞してくださいね~」と注意されてしまった。迷惑かけて誠に申し訳ない。

さてこのあたりで体力を使い果たしたのと、合コン映画顛末がわからないまま映画が切り替わってしまい次の映画あんまり興味が引かれなかったので帰ることにした。あの映画配信サービスかなにかで見られないかな……。

賢者タイムもとい帰路にて

帰る前に一休みしている間も、一番最初に話しかけてきた二人組のおじさんは気さくに声をかけ続けてくれたが、明日用事があるのでそろそろ……と帰ろうとすると「最後にもう一回おっぱい触らして!」と言われ、まぁ乳ならええかと頷く。そのままもうしばらく喋っていたのだけど、やはり今回は休日なので人が多く集まっていたらしく、今度は平日の夜においでよ!とのことだったが機会があれば……と適当に濁しておいた。できない約束はしないタイプなので。

ではでは行きますねと周囲のおじさんに会釈し席を離れ、上映最中にすまんの、と気持ち頭を低くしながらシアターを出る。さて帰るかとビルを出てマップを立ち上げていると、視界の端に見覚えのあるような人影があった。

おや?と思い一旦通りには出ずに不忍池公園の方に適当に歩くと、やっぱりいる。さっき安置だと思ってた隣の席のおじいさんが。館内は暗くて見えにくいとはいえ真横にいればさすがに覚える。

お前、館内では何もしないのに外出たら追っかけるタイプかよ!!一番ダメなヤツじゃん!!!

幸いにも非常にアメ横が込み合ってくる時間帯だったので、若者の健脚を見せつけるべくめちゃめちゃ早歩きでしばらくアメ横の中をぐるぐる歩き回っていたら姿が見えなくなっていた。しかし念のため、映画館の最寄りの入り口ではなくちょっと離れたところから駅に入ってから帰宅した。

まぁ女性一人客となると珍しいので、つきまといとか追っかけは発生しやすいんだろう。何しろ目立つしな。

最後感想

こうして私は東京にある成人映画館2カ所に突撃してきたわけだが、一番の収穫はなんといってもポルノ映画おもしろい!

風刺ドラマ風、昼ドラ風、あるいは青春要素のある展開だったり突拍子もない展開だったりと、エロ以外にも魅力あふれる作品ばかりだった。ツッコミどころもいろいろあり、下ネタ抵抗ない友人数名集めて上映会やったら絶対楽しい

施設としても非日常体験ができるおもしろ場所ではあるが、私個人は「未知」に対する好奇心を満たしたあとで改めてめっちゃハマる場所、というわけではないかなぁといったところ。前回の記事でも心配してくれていた方も多かったように、なんせ安全性が低い。

あと私はエロのものもそうだし、エロに至るまでのシチュエーションというのも大好きなのだが、いかんせんそのバリエーションがない。まぁ基本的には映画館なのでそんなアグレッシブに動き回る場でもなく、きっと一人で行くといつでも痴漢!手マン絶頂!のループになってしまうし、他人のアレソレを見たいけど女性客やカップル客は少ないし……。

たまにポルノ映画を見に行くついでに、もしムラっときたらハプニングも……みたいなスタンスで行くのがよいかもしれない。

まぁこれはあくまで私の感想なので、私に続く無謀な勇者がいたらぜひその感想も聞かせて欲しい!人によってはかなりハマる場所かもしれないぞ!

そして複数人とか比較オープン場所エロいことをする、というのに興味はあるけど成人映画館は怖いかも……衛生面も気になるし……という貴方にはハプニングバーをおすすめしておくぞ!こちらも今度記事を書くので参考になったら嬉しい。(もちろんネットにたくさん情報があるので、それを見て突撃してみても楽しいよ!)

ここまで読んでくれてありがとう

いつかどこかのすけべスポットで僕と握手

ウマ娘が上映されている映画館臭いのって、フェミ左翼オタク貶めるためにわざと風呂入らない状態で来てるっていうの衆知されるべき

2024-05-26

漫画アニメが長すぎて耐えられない

30歳男。

子供の頃から漫画アニメが好きだったんだけど、社会人になったあたりからアニメを見る量が減って、30歳になった辺りから漫画を読むのもキツくなってきた。

理由としては「話数が長すぎて途中で見るモチベがなくなる」から。また話数が短いもの(全1224話程度で終わるアニメ)に関しても、原作中途半端なところで終わってしまい、「気になる人は原作を買ってね!」という原作販促PRアニメか、原作ファン向け作品しか思えない。

これでも大学生くらいまでは、ワンピースナルトキングダムみたいな長い漫画も読めていたんだけどな……

あと連載漫画を毎週毎月追うのもめんどくさくなってきた。今ではジャンプ+みたいに公式無料公開しているWEB漫画がたくさんあるけど、最初の頃は何回か見ても、そのうちめんどうになって見なくなる。

なので「短くて、一作で完結するもの」が良いんじゃないかと思って、最近映画小説をよく見ている。

それも映画館で見たり、カフェ読書したりしている。家よりも面白いし、集中できて良い。

この前、アニメ映画「トラペジウム」を見た。けっこう面白かった。たぶんNetflixで全6話くらいで配信していたら、後で見るリストに突っ込まれたまま一生見なかったと思う。映画館の見たいと思った直後から強制的最後まで見させられるシステムは良い。

また雨穴の小説「変な家」「変な家2」も買って読んだ。こちらも面白かった。流行ネットミームみたいな感じになってしまってはいるが、やはり話題になっているだけあって面白い

なにより小説は、基本的に1冊読んだら終わりというのが良い。なろう小説みたいに全20巻以上とかされると読む気を無くす(高校生の頃は全1020巻くらいあるラノベを何作品も読んでいたのに)。

漫画アニメラノベ趣味にハマれなくなった他の人は何しているのだろうか?

(低クオリティな)ネカマをする人たちへ

何故求められてもいないアドバイスをしたくなったか

anond:20240524195441

これを見て成人映画館なんてものを初めて知り、大変興味深く読みました。

読み物としてとても面白かったです。

仮に男性が書いたものだとしたら擬態が非常にうまくてすごいと思いました。

他の人のレポも読みたいと思って調べて出てきた「自称女性体験談」があまりに酷かったので余計に……。

若い女性を名乗って書かれているのに文面から滲み出るおっさん臭がきつくて読む気が起きないものがいっっっぱいありました。

あれって普通に本人の目線で書いちゃいけないのかな。

男目線だとビューが伸びないとかあるんですかね?

でも女を自称して書くならきちんと騙す努力をしていただきたい。

そういったよく分からん上にくだらない怒りが沸いたのではてなに書きました。

最初に上げたものくらいと言うのは贅沢過ぎるので、最低限これをしなければ多少マシになると思う点をいくつか上げるので若い女自称するネカマの方はご一読いただけたら幸いです。

※以下、独断偏見に満ち溢れている上に偉そうな口調になります

カタカナ無駄に使うな

ネカマおっさんたちは何故かカタカナを使いたがる。

女が書いている印象を強めたいのかワタシ、アタシなど一人称特によく見られる。

たまにアナタ、カレなどの二人称三人称もあったり、カンジ、アサハカなどの変な部分にカタカナを使うのはギャル若い子のイメージなんだろうか?

どちらかと言うとバブル昭和な印象を受けるので本気でやめて欲しい。

あと「パンティ」なんて言う女子存在する?

母親世代ですら言ってるの聞いたことない。

読点をやたらとつけるな

日本語としては、間違っていないが、ネカマの書く文は、息が切れているのか、ってくらい、無駄に読点が多い。

読点だけでなく句点LINEで短文のラリーのやり取りがメインのせいかまり使わない。

句点代わりに改行か一文だけで送って吹き出しを分ける。

自分は同じ世代の中では比較句読点をつける方の人間なのにそれでも多過ぎて目につく。

やたら「・・・」を使う人も見かけるけどこれは同じ人が大量に書いているんだろうか。

変な語尾を使うな

「〜わよ」「〜のよ」「〜かしら」などの役割語を使って安易キャラ付けするな。

創作小説ならいいかもしれないけど経験談の体で書くならもっとリアリティを出さんかい

「〜♪」「〜ネ」を使っているのを見かけたとき、これを本気で若い女の子が書きそうな文として描写している人間がいるのかと衝撃を受けた。

無理に詳細に書くな

自分趣味なのか妄想を手助けする視覚情報を与えたいのか無駄に女の容姿服装普段の行動を描写することがある。

その服装が設定する年齢やキャラと合っていなさすぎてげんなりして読む気をなくす。

コーデがとんちき過ぎたり、流行何年前で止まってんだってノイズになるから少しは勉強しろ

なんだかんだインスタのストーリー雰囲気分かる気がする。

誰が読んだか分かる既読機能があるのでくれぐれも同じ相手ばかり見て恐怖を与えるな。

たまに知らん男が頻繁に覗きに来てると怖いのでブロックする。

よく知らんのに「スタバの新作」とか無理に入れるな。

書くならせめて一回は実際に飲みに行け。

これは人によるかもしれないけど「バーゲン」じゃなくて多分「セール」って言う。

バーゲン」って言うのクレヨンしんちゃんとかサザエさんとかの中でしか見ない。

そういったリサーチが出来ないならいっそのこと書かないという潔さを持て。

後半になるほど個人の感想が強まった気はするがそこまで外れはいないと思う。

まとめ

偉そうに長々書いたけれど、わざわざ己の力で文章を書こうとする心意気はとても素晴らしいものだと思います

今日日ChatGPTを使えばそれっぽく生成出来るだろうに。

ある意味とても血が通っている。

本当はネカマとか己を偽ったりせずに、自分体験したことパッションで書いたものを読みたいと個人的には思います

でも表現方法自由からね。

あの「どう見ても女が書いてないだろう」っていう独特の文章様式美として確立されたもので、それがいいのかもしれない。

昨日今日体験談界隈(?)を知った風に語るなと言われてしまったらどうしようもないけれど、少しでもリアリティを持たせたいと言う方は参考にいかがでしょうか。

まあ、ワタシも、ネカマかもしれないけどネ!

2024-05-25

anond:20240524195441

追記コメント返信

一晩経って見てみたらめっちゃブクマとかブコメついてる!

読んでくれてありがとう

実は趣味文章書いてたりするんだけど、こんなにいろんな反応もらったの初めてだ。結構ノリと勢いで書いたまま出してしまったので、こんなにいろんな人に見てもらえるならもっとちゃん推敲してから投稿すればよかったなぁとも思いつつ。

追記で捕捉したり、コメント返すのやってみたかったんだよね。ブコメの中から目についたもの複数似たニュアンスのものがあったコメントピックアップして回答していくよ。(意外と書いてたら時間がかかってしまっているので、何日かに分けて追記を増やしていくよ)

おもしろい/笑った/つい読んでしまった

ありがとう!ノリよく少しでもクスっと笑える文章になればいいなと思って書いたので、こうやって素直に文章や書いた内容を褒めてもらえるととても嬉しい。

>この増田、只者じゃない/すげーよお前/ほかの体験記も見たい/上野記事も待ってる/この増田にはハプニングバーとか行ってみてほしい

ありがとう!私の唯一にして最大の長所がこの恐れ知らずさと好奇心だと思っている!ハプニングバーは行ったことあるので体験記書いてみるよ。

>これマジで?/嘘だろ/おじさんが考えた架空記事だろ/夢を見せるな!

いか?この文章匿名プラットフォーム投稿、閲覧するにあたり、この記事がほんとか嘘か、「私」という女が実在したのか、仮に増田マジで女だったとして書いてある内容が真実なのか、そんなもんはまったく重要じゃあないんだ。大事なのは、「ほんとにこんな世界があるのか?おもしれー!」 とワクワクした気持ち、「行ったことはないし行く気もないが、世の中にはこんなすけべスポット存在するのかもしれない……!」と感じたロマンだ。いいじゃねぇか!夢を見ろよ!コメントを残してくれたということは、少なくない関心をこの文に寄せてくれたからだと思っている。読んでくれてありがとう貴方人生に、この記事で見たすけべロマンが彩を添えられたら本望だ。

セックス応援上映

こういう場って特定の誰かの1コメントだけ反応していいものなの?なにぶん初めてなもので、このコメントを書いてくれた人が不快になってしまったら申し訳ない。でも本当にこのコメントおもしろくて大好きなんだ。セックス応援上映、今後また記事を書くことがあったら引用することを許してほしい。

>この増田のように「すわ」という言葉使ってみたい

これも1コメントへの反応になってしまうが、こういう文章の書き方で過去なんどかいじられたりしたことがあったから、このコメントに救われたよ。ありがとう

>「僕と」握手!ってことは増田は男なの?/最後の「僕」は男ってネタばらし?

えっ……コメントでもあったけど、○○で僕と握手!って構文は今通じない人もいるのか……現役ネタだと思って使ったからショックだ……。これはそういう構文なので、特に性別ネタばらしではない。決め台詞だと思ってくれ。おもしろギャグだと思って書いたやつを説明するの、めちゃくちゃ恥ずかしいな。精進します。

映画館実名出すのまずくない/実名ありで書いて、警察とか大丈夫なの?

これに関しては事前のネットリサーチの結果、実名出して書いているブログやYoutubuの動画が多数あったから一応問題ないと踏んでいる。が、しばらく様子見て怒られが発生しそうになったら速やかに変更する。劇場とかお客さんに迷惑をかけたいわけでなないんだ、すでになってしまっているかもしれないけど……。

ポルノ映画館に関しては、調べた感じだと警察摘発された!みたいな大きい記事は見たことがないかな。昭和のころからずっと続いているものから、意外と「そういうもの」としてお目こぼしされているのかもしれない。知らんけど。

>指って衛生的に……/衛生面気にならない?/汚そう

指突っ込まれたのは普通に内心キレてたよ!映画館出てすぐにうがいしました。

衛生面だけど、中にいる人間はわからないが、建物自体は若干古さを感じつつもちゃんと清潔ではあったよ!少なくとも館内によくわからん染みがめっちゃある、とかではなかった。

>運がよかっただけでは?/いくら金払ってるとはいえ過信できない/界隈ルール無視するやつもいっぱいいる

これは本当にその通り。だから私は面白半分、物見遊山で成人映画館に向かうのは男女ともにおススメしないよ。ただ、自分でもある程度防衛ラインというか、除外対象になる人間の行動をいくつかあらかじめ決めてあるので、完全に無策で運任せにしているってわけではないよ!

>手マンした手で僕と握手

ばっちいから洗ってからしましょうね~。えんがちょ

増田映画館ハプニングバーの代わりに使ったのか?/ハプニングバーの激しい版みたいのもの?/ハプバーの方が安全ワロタ

まず先に断っておくと、成人映画館ハプニングバールールも客層も全く違うものから互換性のある施設ではないよ!そもハプニングバーに行ったことがある人間として、ここは明確に分けて今回足を運んでいる。詳しくはまたハプニングバー記事を書いたときにでもちゃん説明するが、ルールを守らせる立場店員の目や、避妊具等のセーフティが基本存在しない成人映画館では施設的にわいせつ行為は全く推奨されておらず、あくまでも慣習的にそういった場になりやすいかお目こぼしされているだけということは頭に入れておこう。破ったからとて即警察!ってわけではないが、本番行為まで至るのは基本カップルで訪れた時だけ、というパターンが主流っぽいぞ。やりすぎるとスタッフさんに普通に注意されるので、紳士諸兄、もし遊びに行くなら周囲の目を気にしつつ、節度を持って遊ぼう!

>行ってみたいかもしれない

信頼のおける友人やパートナーと、用法容量を守って遊べば楽しい場所だぞ!事前に、見知らぬ人でも遠慮なく「やめてください」を言える練習をしてから挑もう。一応、劇場にいる大半の人は相手が一人なのか連れがいるのかちゃん確認したり、明確にカップルだった場合積極的に触れないようにはしているような感じだった。パートナーがいる人、相手の反応次第だが新しい刺激になる可能性もおおいにあるので、性生活の充実のために一度話を振ってみてはどうだろうか?

追記は一旦ここで終了!

(もしかしたら後日サイレント修正するかもだが)

追記終了時点で上野チャレンジ完了しているので、紳士淑女諸君また近いうちに会おう!

anond:20240524195441

通勤路上上野があり、そこで飯を食う機会も多いので昔の建物の頃から上野ポルノ映画館の近くを通ることがよくあったが、移転後しばらくの間は男女カップルで入っている人を見かけたよ。最近は知らん。

2024-05-24

anond:20240524195441

 

別府にもあったような気がするが、看板だけだったかもしれない。とはいえ温泉街ストリップ劇場ポルノ映画館があるのは不思議なことではない。

 

そういう意味で印象深かったのは

金沢旅行に行ったとき。割と駅近にポルノ映画館あったような気がする。

 

あとは横浜黄金町かね

anond:20240524195441

記事を書いた人間だが、書こうと思っていた大事な内容を書き忘れていたのでここに追記する

すけべを思い切り楽しめる座席位置はどこ?

一番大事なところだったのにすっかり忘れていた。

なお、これは私の体感なので興味のある方はぜひ自分で足を運んでべスポジを探してみて欲しい。

さて、個人的に一番楽しめそうだなと思ったのは、最前列中間あたりだ。

今回私が座った最前列右端は、人の出入りが多く囲みが多くなってくるとシンプルに出入り口をふさいで邪魔になる。非常に迷惑だ。すけべを楽しむ上で、できるだけ他人邪魔をしないという心構えは大切にしないといけない。映画の上映中にあれこれするなんてその時点で既に迷惑行為なので、それ以上に迷惑をかけることは極力避けねばならない。また、右端は出入り口に最も近いため、万が一ポルノ映画の鑑賞のみを目的とした人が、受付に「迷惑行為を働いている人がいるから注意してくれ」と申しつけたとき、駆け付けたスタッフにすぐに見つかってしまう。一応容認はされているが、それはあくまでもスタッフ支配人のさじ加減次第だ。これはアウトと判断されれば即退場である。そのため、こうなった場合スタッフの目に入る前にさっと身支度を整えられる(少なくとも局部は隠せる)程度の距離担保しておきたい。あと、単純に人の出入りが多くて気が散るため、こっちとしても集中できない。

そして中間列ではなく最前列を選んだ理由としては、空間の広さである

最前列スクリーンまでの距離一定離れているため、中間列よりも座席の前が開けている。そのため前に回り込んできた男性もしゃがみやすく、触りやすい。

いろんな人に体をまさぐられる、という体験が成人映画館で痴漢プレイを受ける醍醐味だと私は思っているので、可能な限り多くの人が近づきやす場所がよいと思ってのセレクトだ。

しかすると最後列の方もまた違った良さがあるかもしれないので、何度か行って検証してみたい。

以上にはなるが、みんなの思うべスポジやこの辺に女性がいると良いといったスポットも、よければコメントで教えてほしい。

成人映画館行ってきた話していい?するね(2024.5.28追記

上野にも行ってきたよ!

anond:20240528202441

追記したよ!

追記したら表示文字制限があったのか、本分がぶつ切りになってしまったので記事を分けたよ。

追記部分はここを見てくれ!

anond:20240524195441

ここから本編

というわけで、タイトル通り成人映画館ポルノ映画館)に足を運んでみたのでその話をする。まったく知らなかった人、行ったことないけど行ってみたかったり興味がある人、行く気はないけど中身が気になる人、そんな人たちに少しでも足しになる話になれば幸いである。

ちなみに当方20代半ばの女である女性から見た成人映画館体験記として今からエロい話をするので、お好みの美女美少女脳内補完して楽しんでほしい。

そもそも成人映画館ってなに?

成人映画館とは、その名の通り成人向け映画をメインに上映している映画館であるポルノ映画館ピンク映画館とも呼ばれる。

通常の映画館とは違い、連続上映となっており一度入場券を買ってしまえば何時間でも見ていられる。料金も特別料金が上乗せされてめっちゃ高ぇ!なんてこともなく、劇場によって多少の差額はあるもの普通に映画を見るのと同じような値段で入ることができる。このシステムは成人映画館ならでは、というよりは昭和映画館運営から営業形態が変わっていないのだと思う。まぁネット検索のみの付け焼刃知識なので、話半分くらいに聞いておいてくれ。

当然18歳未満は入場禁止だが、学生禁止ではないので大学生からは入れることになる。

また、普通商業施設とは違いシアター内ではある程度のわいせつ行為お目こぼしされており(支配人やその時いるスタッフのさじ加減次第だが)、男性同士の出会いの場(いわゆるハッテン場)や特殊性癖のカップル、男女の集まる場所となっているらしい。そしてそういった行為についてもどうやら界隈内で一定ルールがあるらしく、アングラで非日常的な場所ではあるがそこまで無法地帯ではないと感じた。たまたま私の運がよかっただけかもしれないが。

なんでそんなとこに行こうと思ったの?

最近流れてきた昭和を懐かしむ系のツイートで、成人映画館の前で女の子写真を撮っているものがあった。それ自体普通に炎上したつまらツイートだったのだが、そこに付いたリプや引用が私の目を引いた。みんな揃って「そこ現役でやってるピンク映画館だから下手なこと言わない方がいいぞ」みたいな忠告をしているのだ。

その単語知識として知っていた私は思った。あれって実在するんだ、なんかおもしろそうだし現役でやってるなら行ってみよう、と。

めちゃめちゃしょうもない自語りをさせてもらうと、昔から興味が沸いたことは一回やってみないと気が済まないタイプ人間だった。扇風機に指を突っ込もうとしては親に叱られアチアチのヤカンを「それ熱いよ!」と注意されても自分の指で触って確かめ親にぶったたかれるクソガキだった。ペヤングが時々出しているトチ狂ったフレーバー焼きそばを食べずにはいられない人間だった。もうとにかく自分の興味が引かれたものに対しては自分体当たりせずにはいられなかったし、「さすがにマズイぞ」のラインを見極めるストッパー自分の中には無かった。あとシンプルエロいことが好きだった。未知のエロ体験せずにはいられないッ!

というわけで、好奇心の赴くまま、都内在住の私はこれ幸いと夜の街へ繰り出したのであった。こういう娯楽はだいたい東京にある。東京、私のような好奇心のかまたり人間には最高の土地だ。

どの成人映画館へ行くか

都内の成人映画館

シネロマン池袋

上野オークラ劇場

上野特選劇場

の3カ所である。このうち上野とついている劇場は同じビルにあるとのこと。

それぞれの劇場に特色があり

シネロマン池袋→わりと大人しい雰囲気らしい?初心者向けとか書いてあるブログも見た。

上野オークラ劇場日本一ポルノ映画館とも呼ばれている。一番お客が多いっぽい。

上野特選劇場ゲイの人が多く訪れるらしい。

ネット情報さらってみた感じはこういうことらしかった。

私の通勤経路的に上野まで行くのは骨が折れるのと、初心者向けとのたまうブログを信じて今回は池袋劇場セレクト。さていよいよ本番である

入場

シネロマン池袋池袋西口側に存在しており、出口にもよるが基本は徒歩3分からいくらい、一番近い出口からなら徒歩1分ほどとかなり駅近くにあった。今までかなりの回数、目の前を通っていたが全く気付いていなかった。人間とは意識の外にあるものをこうも認識できないものか。

施設自体は地下一階にあるが、地上の入り口部分にでっけー看板があるので目印を見失って迷子になる心配はまったくない。狭い路地秘密基地めいた場所入り口……とかでもなく、なんならめちゃくちゃ通りに面しているので本当に見つけやすい。いつもグーグルマップに惑わされるタイプ人間なので非常に助かった。

階段下りた目の前にチケット自動販売機と対面で購入できるスペースがあるが、私が行ったタイミングでは対面の購入スペースは既にカーテンで締め切られていたので大人しく券売機で購入。

ちなみに今、シネロマン池袋サービス価格で通常は男性ひとり1800円のところ一律1300円で入場可能だ。男性諸君行くなら今がチャンス!

券売機で買ったチケット左手側に進んだ受付のスタッフさんに手渡すのだが、女性ひとり客の場合ここで

・トナラー防止用の貸カバンを渡すので、自分カバンと貸カバンを両隣に置くといいこと

不審者がいた場合は受付に申し出ること

・中で何かあったら大声を出してもかまわないこと

など説明される。私が入った時のスタッフのニイサンはかなり親切な人で、非常に心配そうな顔で説明してくれた。私自身はここが「そういう場所であることは覚悟の上で来ているし、なんならハプニング的要素も楽しむつもりではあったのだが、痴女と思われるのも心外なので神妙な顔で頷きながらカバンを受け取っておいた。後述するがこれがシアター内での平穏を守る砦となってくれたので、この時の自分判断感謝である

さて、以下は余談だが。

ここで渡される貸カバンだが、中にしっかり重めの物体が入っていた。

もしこれを見て成人映画館というものに興味を持った貴女が、本当に見物だけを目的劇場を訪れたとき、触られたくないのに同意もとらず不埒を働く輩がいたらこカバンを思い切りぶん投げるか振り回してぶち当ててやればかなりのダメージが入るはずだ。少なくとも走って受付に行くまでの時間は稼げる。迷いなく全力で振りかぶろう。好奇心に駆られた貴女が心身を損なう事なくその心を満たせることを祈っている。

シアター内へ

受付からさら左手へ進むとシアターだ。ちなみにお手洗いは受付の後ろ側にあるので、シアター内でプレイを楽しみたい紳士諸兄は女性に触れる前にここで手を洗おう。女性客がいなかったとしても、自分ブツを触るならやはり清潔な方がいいので、どちらにしろここで手を洗おう。

シアターへ繋がる防音扉を開けると、普通映画館とは違いカーテンがかかっていたので最初ちょっとびっくりした。人間、目の前に急に何かしらが現れるとびっくりしちゃうよね。

レール等はなく動かないようだったのでのれんのようにめくって一歩中へ入ると、お客さんは結構まばらで20人くらいの男性が各々好きな席に座って見ている感じだった。仕事帰りに立ち寄っているのか大半がスーツ姿。仕事終わりにちょっとむらっとくることあるよな。うんうん。

上映中の画面前を横切ってうろうろするのは気が引けたので、とりあえず目の前にあった席(最前列の右端)に座って左隣に貸カバンを置いてひとまずは鑑賞することに。がら空きだったのでもうちょっと中心寄りに座ってもよかったのだが、いかんせん見知らぬ場所自分カバンを手放すのは盗難などのリスク的に怖かったので、貸カバンひとつ置けば済む一番端の席に座り、自分カバンはひたすら膝の上で抱えこんでいた。しか最前端はずっとスクリーンを見上げる体勢になってしまうので、最前列おすすめしない。単純に鑑賞を目的とするなら、中間列の端の席がベストだったかなーと思う。カバンを手放すのはオススメできないので、あくまで端の席だ。

ちなみにシアター内は独特のスメルがする(たぶん体液)ので、臭気に敏感なタイプの人はマスクを推奨する。私もけっこう気にする人間なので最後までにおいには慣れなかったし、最初10分くらいは鼻がキツすぎて帰りたかった。気合我慢したけど。

さて、上映していたのは昭和香り漂う作品で、「AV」じゃなくて「ポルノ」という感じだった。現在FANZADMMで見られるものとまったく違うテイストで、もちろんその人の感性によるが私は作品として普通に楽しく鑑賞した。1作品目は途中入場だったのだが、なんとなくメッセージ性のある作品で正直エロいものを見ている、というよりは性描写のある社会派風刺ドラマを見ているような感覚だった。

あと今の人と体型がぜんぜん違ったり(見る感じ、今どきの人はとても足が長いと思う。昭和女優さん、脱ぐと動体が長くのっぺりとした体型で、100年も経たないのに人類遺伝子ってこうも変わるのかと驚いた。)、ひたすら局部を隠すカメラワークで当時はポルノでも挿入はフリだけで撮っていたのかな?だったりといろいろ考えながら見られて興味深かった。コンテンツとしてポルノ映画にハマりそうなレベルで、なんか普通に3本映画見て帰ろうかな、と思ってしまうくらいだった。

守護神カバン

このようにアンダーグラウンドな成人映画館のんきにポルノ鑑賞を楽しむ私であったが、これには貸カバン恩恵が大きい。

というのも、どうやら「カバン等で隣席をブロックする」という行為は「コミュニケーション意思無し・私に触れるな」という意思表示と見做されるようで、貸カバンを置いた席の隣まで移動してくる人や横の通路まで来て顔を凝視する人、後ろの席から顔を覗き込んでくる人、映画の濡れ場ではなくこちらを凝視しながらシコる人等々はいたが、カバンを置いている間は一切触ったり声をかけたりという行動はなかった。無理にカバンを取り上げて隣に座ってきたり、というのもなかったので、基本は相手積極的OKを示すまでは触れるべからず、的な界隈ルールがあるのだろうと推測する。それが「成人映画館常連全体」なのか、「シネロマン池袋ローカルルール」なのかまではわかりかねるが……。

さて、ここで次の私の興味関心は「この場で貸カバンをどけてみたらどうなるのだろう?」である

いやさすがに始めてきたばっかりでそこまで試してみるのもなぁという気持ちと、せっかく来たなら気になるもん全部試した方が悔いはないという気持ち10分程度争った結果、好奇心に抗えなかった私は貸カバンを手に取り、通路側の手すりにかけてみた。これで私の真横の席が空くことになる。

架空のすけべ体験談みたいなことって本当に起こるんだなぁ

はいここからエロい話になります紳士諸兄はお好みの女性像を思い浮かべて読んで欲しい。

そしてエロエロく書くには文才がいるのだが、私にはそこまでの文才はないので起こったことをさらっと書いていく。最大限の脳内補完を頼んだ。

はてブでそういうつもりになろうなんざ思ってない?それはそうだ。そんな人はここは読まなくていい。長ったらしく書くが、私が言いたいのは「やろうと思えばすけべなことができる空間だったよ」、ということだ。結末に興味がある人は、ここを読み飛ばして下の総括を見てくれ。

さて隣席が空いた瞬間、すごい勢いで周りの席に男性が集まってきた。直前までは後ろに一人、カバンを挟んで一人、あとは全員離れた席にいたのだが、カバンをどけて一人が隣に移動してきたのを皮切りに周囲の空席が全部埋まった。なんなら隣の隣くらいまでは人が座ってこっちを覗き込んでいる。

成人映画館にはゲイが多いらしいとネットには書いてあったので、なんならシアター内の大半はそっちの嗜好の人なのでは?意外と私には誰も興味を示さないかも……と思っていたがどうやらそうでもなかったようで、気付けば通路側にも人がおり人生で初めてレベルの取り囲み方だった。

まずは左隣に座った男性が私の手を触っており、どうやらこれで接触に対する拒否がないか様子を見ているようだった。ひとまず黙ってそのままにしておくと次は太ももへ。これも黙って受け入れる。

このあたりで大丈夫な女だと判断され、あちこちから手を伸ばされ服の上から体をまさぐられた。普通に生きてて大人からまさぐられることなんてなかなかないので、私もちょっと楽しくなってくる。

この時後ろで立ってこちらを見ていた男性がいたらしく、別の男性が「おい、座れよ!」 「後ろの人も見てんだよ!」 「座れって!」 「なんだようるっせぇなぁ!」みたいな喧嘩が発生してておもしろかった。座れと言った男性は圧倒的に正しいのだが、片隅とはいえわらわらと集まってこんなことをしている時点で言えた義理ではないのでは?と思ってしまった。まぁここに見に来ている人はそれも織り込み済みなんだろうけど……。

抵抗しないでいるとあっという間に服をたくし上げられて直接胸を触られ、ズボンは前を開けられパンツの中に手が入ってくる。身をゆだねきっていれば徐々に快感が高まっていき、体が反応してピクっと動いたり声を漏らしたりするたびに周囲の男性も盛り上がっていく。

ちらっと周りを見ると、新しく入ってきた人も席につかずこちらの見物に混じってきていたようで3層くらいの人の壁ができていた。入り口ふさいですみませんでした。

ひとりの指がぬるっと中に入ってきて、すわガシマンされるか!?と警戒したが思ったよりゆっくり触られて少しずつ絶頂に近づいていく。ときおり激しくなりすぎて痛くなっても、「痛い…」とつぶやけば周囲の男性の中で誰かしらが拾ってくれて「痛いって!」 「優しくしてあげて!」と声をかけて調節してくれるので、けっこう安心して快感に集中できた。

口に指を突っ込まれ、うーんこれはちょっとやめて欲しいかも……と思いつつも絶頂を迎え体がひときわ大きく跳ねる。指でふさがれているので喋れなかったが、中を触っていた男性が「イっちゃったの?」と聞くので頷くと「じゃあ休憩しようか」と服を整えつつ壁になっていた男性解散させてくれた。この人おそらく界隈歴の長い常連だな。助かる。

なかなか味わうことのない感覚だったのでしばらく息を整え、好奇心も性欲も満たされた私は席を立った。

ネット記事ブログ風俗誘導系のアフィリエイトも含め)に、〇〇で起こったエッチ体験談!みたいなのが載っているのを見たことある人も多いと思う(成人映画館検索しても出てくる)。私は嘘を嘘と見抜ける人間なのでその手の体験談は基本、誘導するための架空記事だと思っている。しかし、実際に起こる場所もあるにはあるんだなぁと一つこの世の真実を知った気分になった。

以上が私の初・成人映画館体験である

賢者タイム、もとい総括

成人映画館性的行為抵抗がなく、ある程度自分の損害を納得できる人間にとっては非常に楽しい空間である

最初に書いた通り、アングラ空間ではあるが、場所も、そこにいる人も治安は悪くないと思う。

これはもちろん私が非常に幸運だった可能性もあるが、「全員料金を支払っている」という側面が大きいと思う。どんなものでも、身銭を切らずにタダで使ってやろうと思う人間と、金を支払うということを呑める人間治安レベルには大きな隔たりがある。特に成人映画館風俗店ではないので、その日女性客が訪れる・その女性客が接触できる人である可能性は低い。それを承知の上で支払えるという状況は、ひとつ安心材料たりえるのではないだろうか。

しかし、だとしても、私が言うのもなんだが女性が一人で行くのはあまりオススメしない。こういった場所に誘える友人なんているわけない、というのは確かにそうなのだが(私もそうだ。)、自分自身の身を守るためにも複数人、あるいは男性を連れて、最低でも2人で入場するのが好ましいだろう。

私はシネロマン池袋に単身乗り込むにあたり、最悪身ぐるみ剝がされてレイプされても泣き言は言わぬ覚悟だった。財布だけは死守したかったので、触られてる時も決して自分カバンから手も目も離さなかった。

結論杞憂に終わったわけだが、無責任なことは決して言えない。

……とまぁいろいろ書いたものの、私としては楽しかったので今後の人生でまた何度か行くと思う。次は絶対マスクをしていく。絶対にだ。

さて、そんな私の次の興味は

上野オークラ劇場ってどんな感じなんだろう? である

今回行ったのはシネロマン池袋。中にいた人の話を聞く限り、結構大人しい客が多い劇場らしい。それに私が行ったのは平日ど真ん中の夜。

では、人が多く集まるであろう金土曜夜の、日本一ポルノ映画館である上野オークラ劇場は一体どうなんだ?言ったら何が起こるんだろう?好奇心が止まらない!

というわけで、これを架空記事おっさんネカマして書いた記事だと思っているそこの貴方

上野オークラ劇場で僕と握手

2024-05-23

ネットストーカーしていた人のことがすごく好きになってしまった

もうちょっと詳しく言うと、読み専がネットストーカーしていた同人書き手のことが大好きになってしまって困っている。

とあるコンテンツにどハマりした。そのとき映画を上映していて、友人に誘われてみたのがきっかけだった。

コンテンツ自体と同じくらい、出てくるキャラおよびカップリング二次創作が好きになった。ハマりたての情熱はすごくて、地方御用達通販に飽き足らず、久しぶりに片道ウン万かけて同人誌即売会に行くようになった。

数ヶ月後、ジャンルオンリーがあるというので喜び勇んでピクシブ新刊サンプルをチェックしてまわっていたとき、神がかったカップリング本のサンプルに出会ってしまった。

良い。そう直感が囁いた。

出会いがあまりにもうれしくて、その勢いで「とても好みで読むのが楽しみ。本を出してくれてありがとう絶対買いにいく」という内容の匿名メッセージをその書き手に送った。すぐにツイッターフォローした。

イベント当日は心臓バクバクさせながらビッグサイトに行って本を買い、その際にサンプルを読んでとても楽しみにしていた旨を伝えた気がする。あまり記憶がない。

ビッグサイトを後にしてすぐさまカラオケ飛び込み、これはレジェンド入りの同人誌だと痛感しながら読み進めた。文字通り全身で悶えた。たまらなかった。こんなに好みド真ん中の作品を書く人が本当に存在するんだと感動した。

私は同人誌やWeb作品感想を伝えるのが好きだ。私自身が全然創作できないのもあると思うが、とにかく大好きな作品を褒め称えたくてしょうがない。さっそく数日後に感想匿名メッセージツールで送った。幸いにも好意的に読んでもらえた上に、WEB上で返信までくれてとてもうれしかった。この返信をもらったのはもうだいぶ前なのに、いまだにこのもらったメッセージを読んで幸せ気持ちになれる。プリントアウトしてあるから、私が死んだら該当の本と一緒に燃やしてほしい。地獄でも絶対に読みたい。

ツイッターフォローしたことにより、どんどん情報が入ってくるようになった。私は書き手…今後はAと表記する。Aのアカウントだけのリストを作り、毎日チェックするようになった。今思うとこの時点で自分おかしいと気づくべきだった。

Aは日常ツイートが多くて、そこから垣間見える人柄もとても好感が持てた。

最初ネットストーカー度合いも、気候についてのコメントが似ていたから同じ方角に住んでいる人かな、と思う程度だった。日本が縦に長いのもネットストーカーには優しい作りだと思う。日々ツイートを追いかけていると投稿内容にだんだん既視感というか、まさか?と思うことが多くなってきた。

ある投稿を見たとき、思わず息を呑んだ。これは私が先週末行った店では?特徴的なロゴなどはスタンプで隠されていたけれど、料理写真投稿されていたエピソードから推察するに絶対絶対あの店!

心拍数が急上昇し頭がガンガンし始めて、震える指でお店のインスタを検索した。投稿された写真と見比べても予想は当たっているようにしか思えない。血液が循環しているということをあれほど実感したのは久しぶりだった。

生活圏がかぶっている。もしかしたら知らず知らずのうちに私を狂わせたきっかけのあの映画を私達は共に地元映画館で見たのかもしれない。近隣で上映している映画館は一つしかなかった。知りたいという欲がどんどん止まらなくなって、指が勝手彼女アカウントから映画についてのツイート検索する。おそらく、私たちは同じスクリーン映画を見ていた。

Aは長年アカウント運用していたので読むべきものがたくさんあった。誰かのツイートを1週間ごとに区切ってアカウント開設から全て読むのはもう一生ないんじゃなかろうか。たわいのない生活のあれこれ、購入したグッズ、仕事の話、美味しい食べもの、そのときにハマっているジャンルの話、ずっと好きなキャラクターの話、見た映画感想原稿の弱音、今度出す同人誌、旅行先の写真、もう存在していないアカウントとのやりとり、句読点の打ち方、今とは少し違う文体

生きている。ため息が出るほど彼女のことが知りたい。話してみたい。推しカプのこと、今までのジャンルのこと、好きなカプの傾向、心ゆくまで話したい!こういうとき、さっさとツイッターなどで話しかけられればいいのだろうが、ネットで人に話しかたことのない読み専同人女には作法がわからぬ。というか心理的ハードルが高くてそういったアプローチツイッターいいねを含めて一切できなかった。できることはもう、ツイッターをひたすら読み込むことだけだった。

花火が見えたという投稿を見て、流れるように近隣の花火大会の日程を検索し始めたとき、心底自分が怖くなった。驚くほど自制心が効かない。地元というアドバンテージを活かして居住地を含めた個人情報にあたりをつけるところまできてしまった。LINE本名も、ツイッターに書いてないことはなにも知らないが、逆に言えばツイッターに書いてあることはなんでも知っている。私は彼女にクソデカ感情を抱きすぎていないか?というのをこの辺りから気づき始めたような気がする。遅すぎる。

そんな折、なんとAがまた同人誌即売会に出て新刊を出すという。すぐさま東京行きの交通チケットをとった。一般参加待機列形成時間ぴったりにビッグサイトに向かった。差入れと既刊の感想を綴った手紙を渡したが、話しかける勇気はなかった。もちろん新刊も最高だったし、うれしくて泣きながら読んだ。本当にこの人の書くカプがあまりにもツボすぎる。

新刊感想をまた匿名メッセージツールで送った。まる一日悩んだが、つい欲が出て近隣に住んでいるかもしれないということを一緒に書いてしまった。そこからは倍速で事が進んだ。差し支えなければアカウントを教えてほしいと返信が来て、それから長文でDMのやりとりをして、週末に地元で会うことになった。スピード感にくらくらした。

実際に会ったAはビッグサイトで会った彼女とも、ツイッターで見る彼女ともなにも変わらず、本物だった。カフェの閉店まで5時間話した。夢みたいだった。

それからいまいち距離感が掴めないままイベント会場でも会っているし地元でも何度か遊んでいる。イベント会場で会った回数の方がまだ多いかも。もう正直大好きだから会えるだけで夢見心地だ。会って話すのがすごく楽しいし、一緒ににおいしいものを食べるともっとおいしいし、本の感想を直接言えるのもとてもうれしい。カプの話するだけで笑顔があふれる。話すこと語ること全部解釈一致!大好きすぎる。

これはかなりの自惚れだと思うのだが、最近のAの本は、ところどころ私の性癖配慮して書かれている気がする。感想でここが良かった、こういうところが好きだと主張したところや何気なくコンテンツ本編についてツイートしたことが次の本で形を変えてちゃんと書かれていて更に好きになってしまう。信じ難い……気のせいかな……。いや、気のせいでもいい。こんなの大好きのかたまりだ。

いまだにネットストーカーはやめられない。言っておきたいが決してAがザ・個人情報ツイートをしているわけではない。彼女は何も悪くないし投稿にも十分気をつけている方だと思うし、そもそも私が悪いし不道徳だと思う。ただ、たわいのない情報でもそれが十数年分あると推察するのに十分なくらいの証拠になってしまうのは確かだ。実際、血液型の情報は10年以上前ツイート群をつなぎ合わせて発掘した。私から彼女に輸血できるのがうれしい。輸血が必要ときはいつでも言ってほしい。

まぁとにかく投稿内容には本当に気をつけてほしいし、日常をアップするのは……絶対にやめないでほしい……。日常ツイートを見るのが大好きだから、その日の出来事全部教えて欲しい。

こういうベタベタした好意ドン引きされるのが怖くてあまり深入りしないように心がけている……つもりだが、失敗している気がする。私は残念ながら声がでかくなりがちでいつも慌てていて、騒がしくてかなりテキトーで……ネットストーカーの結果、おそらくAのちょっと苦手なタイプだろうな、と考えている。ずっと仲良くしてくれるかどうか、自信がない。

向こうが想定しているより10倍くらい私はAのことが好きだと思うし、こんな気持ち悪い斜め上の好意を抱かれていて本当にかわいそうだと思う。LINE本名も知らない誰かをこんなに好きになって、本当に困っているけど幸せなのかもしれない。よくわからない。会う約束をするとうれしくて何週間も前から心が浮ついてしまうし、Aからいいねが飛んでくるたびに、メッセージをもらうたびにスマホを握りしめて大喜びしてしまう。大好きだと思うたびに泣きそうになる。

実は誕生日が数日しか違わないのも、同じタイミングで同じジャンルにハマってることも、過去ジャンルで同じカプが好きなこともちょっと運命的すぎて本当に困る。嘘ですごめん、それについては全然困ってない。

彼女は私といつまで遊んでくれるのだろうか。仲良いオタクと同じ老人ホームに入って…というよく聞く幻想がずっと頭をチラついている。歳をとってもジャンルが別れてもおばあちゃんになっても住むところが離れても他に大切な誰かがいてもずっと一緒に遊んでほしい。できるだけ長く一緒に過ごしたい。どうすれば人とずっと長く仲良くいられるんだろう。とても困っている。

2024-05-21

正常独身青年先祖戸籍を取り寄せる

アブスト

 結婚の見込みがない29歳正常独身青年が、ご先祖様に申し訳ないという気持ちから先祖戸籍請求した。6市町から31通の戸籍謄本を取り寄せ、Excelにまとめた。戸籍制度の変遷や行政区画歴史を知ることができ、何故か海外移民歴史にも繋がり、祖父母との会話のきっかけにもなった。独身暇つぶしにはもちろん、子供自由研究にもおすすめであるかわいいの子と新戸籍編製したい。助けて。

背景・目的

俺が末代だ(誤用)→ ご先祖様に申し訳ないにゃあ → そもそも先祖って具体的に誰やねん → そうだ、戸籍、取ろう

 ワイ、29歳素人童貞自分は子孫を残せないかもしれないというぼんやりした不安がいよいよ現実味を帯びてきた今日この頃。親にも祖父母にもご先祖様にも顔向けがきぬと思った時、はて自分先祖ってどんな人たちだったんだらうという疑問が湧いてきた。祖父母に聞いてみても、こんな先祖がいたという話は出てくるがそれが自分にとって何にあたる人なのか(曾祖父?曾祖母?高祖父?)が分からない。墓石や位牌を見てみても名前戒名と行年が分かるだけ。家系図なんて高尚なものもなし。というわけで、先祖戸籍、取り寄せてみました。

僕はどこから来たのか、僕は何者か

 僕は埼玉まれ埼玉育ち、岐阜県在住29歳素人童貞工場勤務現場労働限界サラリーマン父親次男地元山口県母親は次女で地元栃木県、そんな2人が地元を捨てて東京大学出会い埼玉で僕が爆誕したってわけ。親の背中を見てすくすく育った僕は当然のように親元を離れ、縁もゆかりもなかった岐阜で働き、親に会うのも年1回、これが因果ってやつです。

How to 戸籍請求(※2023年版)

 さて、いざ戸籍請求しようと思っても、やり方もようわからん。こういう時はとりあえずググる。ふむふむ、直系尊属戸籍なら請求できる、と。まずは自分とか親の戸籍を取って、そこに親の名前と前の戸籍本籍地が書いてあるから、親、その親、そのまた親って遡っていけばいいわけか。同じ市町村内なら先祖戸籍をある分だけまとめて請求も出来るんだな。自分本籍地父親実家にあることは以前に住民票取った時にわかってたから、山口県役所まで行かなきゃいけないのかなと思ってたけど、どうやら郵送でも請求できるらしい。これはありがたいね。で、必要ものは、と……、まず請求書か、これはあとでコンビニプリントだな(プリンターなんて持っていない限界独身青年)。本人確認書類免許証でいいな、これも後でコンビニコピー。返信用封筒切手は買ってこなきゃ。あとは手数料を、定額小為替?、何だこれ、ていがくしょうかわせって読むのか?郵便局しか入手できないし、貯金窓口って平日16時までしか空いてないのか、これは面倒だな……。

 実際の手続き市区町村サイトにやり方書いてあるんで、それを見れば誰でもできます。面倒だったり時間がなかったりする人は司法書士とか行政書士かに依頼したらやってくれるらしいよ。僕はコミュ障からそっちの方が面倒なので1人でやった。手続き関連で意味わからんのは定額小為替。読み方もわからんくて、僕は最初郵便局の窓口で「ていがくしょうかわせください」って言って小恥かいた(ていがくこがわせ)。これは要するに戸籍の発行代を、現金は郵送できないから代わりに為替で送るってことなんだけど、小為替の額面にかかわらず1枚の発行に200円の手数料がかかる(2022年までは100円だったらしい)。200円の定額小為替1枚にも200円かかるし、750円定額小為替5枚で1,000円の手数料だよ⁉ 平日の昼間になんとか時間作ってるのにこんな手数料取られるの、ほんとアホらしい。オンライン決済に対応してくれ。社会人時間と金を返せー。北方領土も返せー。

 まあそんなことは置いといて、戸籍請求の時に用意しとくと便利なもの挙げときます。①プリンター: これがないと請求書の印刷とか本人確認書類コピーとかでいちいちコンビニに行かなければいけなくなる。行った。必要項目さえ書いてあれば手書きの書面でもいいらしいんだけど、今時そんな人なかなかいないよね。②角形2号封筒: 請求書発送と返信用として同封する分で結構使う。③A4クリアファイル: 封筒に入れる書類クリアファイルに入れる、これ社会人常識ね。え?ギリギリ働けているだけの無能社会人面してんじゃねえ?いいいいイキってすみません

戸籍の、種類

 戸籍には、3つ種類がありまして、戸籍に除籍に改製原戸籍、この3つなんですが、まあ大雑把に言ってしまえば生きている戸籍と死んだ戸籍旧版戸籍って感じです。先祖のことを知りたいのなら、とりあえず全部1通ずつ請求すればオケ現存している先祖戸籍は全部手に入れてやるくらいの気持ちでいきましょう。請求理由家系図作成のためって書いておけば、まとめて請求もできます

 戸籍はこれまで法改正によって6種類の様式が作られていて(明治5年式・明治19年式・明治31年式・大正4年式・昭和23年式・平成6年式)、現在入手可能で最古のもの明治19年式。ここまで遡れれば、だいたい江戸後期生まれ先祖がわかります。そして、さらに遡りたくなります、なるんです。ところが、明治5年はいわゆる壬申戸籍ってやつで、新平民とか元穢多とかの表記があるらしく、昔の差別ガーって五月蠅かった奴らのせいで見ることができない。これ、完全に国民知る権利侵害じゃね?今の法律だと直系尊属戸籍しか請求できないんだし、見せてくれたって何の問題もないよね。まあそもそも部落差別がどうとかいう話がまず胡散臭すぎるし(職業差別なんか?地域差別なんか?血統差別なんか?)、そんなもん現代存在しないやろ。解放同盟とか、差別反対って叫んでる連中が日本を歪めてるって、こんなとこでもわかんだね。みんなも部落探訪、もとい曲輪クエスト©鳥取ループ)してこ♪ 楽しいよ!

この本籍地はどこなんだ?

 で、戸籍請求して特に不備がなければ、1週間程度で返送されてくる。僕は最初戸籍をまとめて請求した時、想定よりも枚数が多かったので小為替が足りず、追加で小為替を送ることになった。小為替は多めに用意しとくのがヨシ。

 ここから自分先祖戸籍の話。父方の実家山口県田舎で、江戸時代からそこに住んでいたと聞いていたので、1回の請求で割と簡単明治19年戸籍まで入手することができた。しかし、よく見ると本籍地表記現在のものと違っている。もちろん市町村合併が何度かあって〇〇郡〇〇村とかが今と違うのはわかるんだけど、番地が全然違うのだ。今の番地が「〇〇番地」なのに対し、明治19年式では「第△□番屋敷」になっていて数字も違う。調べてみると、現在本籍地地番記載しているが、明治19年式の段階では地番とは別の壬申戸籍編製時に家ごとにつけた屋敷番号というものを載せているらしい、ということが分かった。そしてややこしいのが、地番屋敷番号は全く対応していないようなのだ。その辺は地域差もあるみたいで、近代化の過渡期って感じのカオス面白いですね。まあ現代でも住所表記は複雑で統一されてないし、そんなもんか。もしこの明治19年式の期間に先祖転籍していたら、以前の本籍地現在でいうどの場所にあったのか、地番対応していないのでちょっとやそっとじゃわからないらしい。僕も詳しくはないから、知りたい方はググってみてくれ。そう思うと、父方の家が江戸時代からずっとそこにあるというのは、運がよかったのかもしれん。

 他にも、高祖母家系明治19年戸籍で、「〇〇郡〇〇浦」という、「町」でも「村」でもない表記のものがあった。町村制明治22年施行から、それ以前の藩政時代表記が残っていたのだろう。これまた過渡期って感じでたまらぬ。こうなると郡制とか府県制とか市制町村制とか、行政区画歴史についても、わたし、気になります状態。心の中のえるたそが犬みたいに瞳を輝かせて迫ってくる。やれやれ、僕の頭脳はほうたるだからね、手短にね、やっちゃいましょうかね(Wikiを読む)。

Excelにまとめたよ

 そんなこんなで、クソ労働により病みそうで病まない少し病んでいる状態になりつつも請求粛々と進め、とりあえず6市町から31通の戸籍を入手した。ある程度集めたところでExcelにまとめる作業に入り、そちらの作業の方に時間がかかってしまってまだ先祖戸籍すべては請求できていない。単純に高祖父母の代まででも2^4=16家系あるからね、というのは言い訳ですごめんなさい。今のところ、一番遡れた人が高祖母祖母にあたる人で文政3年(1820)生まれさらにその1代前の両親まで生年月日は不明ながらも名前は判明した。やろうと思えば200年くらい遡れるんやな。

 戸籍には生年月日や出生地婚姻などによる入籍・除籍日、死亡日、死亡地などが載っているので、ひとまずExcelでまとめてみた。眺めてみると、子供が早くに亡くなっていたり、夫と死別して出戻りしていたり、養子を迎えたり、韓国京城で死んでたり樺太真岡で死んでたりアメリカで死んでたり、戸籍から見えてくるものなんてその人の人生のごくごくわずかな部分にすぎないけれど、だからこそいろんな人生があったんだなと想像ちゃう。それに対して僕の人生……。もうずっと静止期、Stationary phase。Log phaseが一瞬すぎたんよ。いや、まだ長すぎるLag phaseの途中って可能性もないことも……ないか

戸籍から見えてきたこと①

 戸籍で父方の方を辿っていくと、長男がずっと(途中養子を挟んでいたが)家を継いでいて、一方母方の方を辿ると四男の四男の長男みたいな感じで家を継ぐという感じではなく、そこは対照的だなという感想をまず持った。自分アイデンティティはやっぱり父方の方にあるけれど、自分自身の境遇次男長男です)を思うと、母方の方にも親近感が湧く。故郷を離れる、離れざるをえない人生というものに。特に母方の方は、一度栃木県を離れて北海道に渡ってからまた栃木に戻ってきており、中には樺太に渡って真岡で死んでいる親族もいて、これはおそらく長男家系じゃなかったか移住したのだろうと思う。真岡なんて真岡郵便電信事件しか知らなかった地名だよ。こんなところで樺太と繋がるとは思わなかった。戸籍だと直系しか辿れないから、祖父母兄弟とか曾祖父母兄弟とかの傍系がその後どうなっていったのかまではわからないんだけど、自分自身が親元を離れていて昔の次男三男みたいな生き方をしているので、そっちの方も気になってしまう。それでも、おそらく当時の人たちには生まれ故郷という感覚はあったんだろうなと思ってて、自分なんかはもはや故郷存在しなくていつか故郷に戻るみたいな感覚が全くないので、故郷が欲しい帰る場所が欲しいと思ってしまうんだけど、これはないものねだりだよね……。強く生きていくしか、ないね……。

戸籍から見えてきたこと②

 父方の方は父方の方で、明治から大正時代アメリカに渡ってアメリカで死んだ親族が2人もいた。で、調べてみると山口県は全国でも5指に入る移民送出県らしい。有名なのは周防大島屋代島)からハワイ移民で、島には日本ハワイ移民資料館もあるよ。行ってみたいね海外移民歴史については、詳しくはググればWikiとかも出てくるし(Wikiの「広島県人の移民」の項目は読み応えあった)、興味ある方は調べてみてほしい。実際、父方の実家から瀬戸内海を挟んで周防大島がよく見える。でかい。一時期周防大島出身民俗学者宮本常一の本を読んでいたことがあって、そこに宮本常一父親明治27年にフィジー出稼ぎに行く話が出ていたので、まあ島と本土の違いはあるとは言え、あの辺一帯に外に出ていく気風みたいなものがあったのかなと想像してる。こんな感じで、家系っていう私的ものから歴史に繋がるのも面白いですな。

祖父母に報告です

 ここまで調べたことを表にまとめて、父方の祖父母に見せてみた。よお調べたのおって言われました。

  「この人はアメリカに渡って、稼いだから家を建てちゃるけぇって言っちょったけど、向こうで喧嘩を止めに入って死んじゃったんよ」

  「このおばあさんは酒造の娘でのぉ、気位が高い人じゃった」

  「このおじいさんは働かん人だったみたいでねぇ、田んぼを売っちゃって大変じゃったんを○○さん(息子)が頑張って立て直したんよ」

 (方言ネイティブじゃないのでうろ覚えで書いています

 あとは祖父が実は山口ではなく東京で生まれて幼少期は東京暮らしていたり(当時は東京東京市)、祖母京都で生まれていてそれが実は自分大学時代下宿していた場所の近くだったり、なんてことも初めて知って、いろいろと話せて楽しかったです。

今後の展望

① 引き続き戸籍請求:多分まだ結構取り寄せられる戸籍が残っているので、続けていこうと思う。古い戸籍は廃棄している自治体もあって(実際にもう無いですって3件ほど言われた・昔は除籍後80年経過したら廃棄してもよかったらしい・今は150年)、あれはとても悲しい。1回広島市請求した時に無いですって言われたので、もしや原爆のせいか⁉と思って調べてみたんだけど、戸籍疎開させていて無事で、単純に大正3年以前に除籍された戸籍を廃棄してだけでした。貴重な資料なんだし、廃棄せずに何とか残せんかったんかな。

② 昔の住宅地図を見る:せっかく先祖本籍地を集めたので、古い住宅地図本籍地がどういうところだったのかを見てみたい。複写したい。でも住宅地図図書館でも禁帯出で、地域図書館とか国会図書館とかの現地に行かないと見ることができないからな……。やるか――住宅地図複写旅――。

菩提寺過去帳を見せてもらう:これもいつかやってみたいね

終わりに

 実際にやってみて思ったけど、これ、中学生自由研究かにいいんじゃないかな。役所手続きして、資料集めて、整理して、発表用にまとめる。広げようと思えば家制度とか行政区画とかの歴史にまで広げてレポートにもできる。祖父母との会話のきっかけにもなる。お子さんがいる方、おすすめですよ!もちろん子供もつ見込みのない独身暇つぶしとしてもかなり面白いと思う。まあ、休日に何してるの?って職場で聞かれたとき先祖戸籍集めてまとめてますって答えたらちょっと引かれたけどね。そもそも休日が少なすぎて疲弊して遊びにも行けんのじゃこのクソ会社がコラ。でも一人、この話に食いついてくれた女の子もいたので、あわよくばお近づきになりたいよ。一緒に新戸籍編製しませんか?住宅地図複写デートとかどうですか?もちろんオシャレなカフェとか映画館とか夢の国かにも行きますから。高いご飯も奢りますから自分、やれますやらせてください。使うあてもないのにNISAで順調に積み立てられていく資産、何も積み上らない人生、虚しい。寂しい。一発やるまで死ねるか!!!

ガラガラ映画館でクソ豚女が一個離れた席に座っていた

指定席で俺が先に取ってるのに

どうしてそこに座るんだよこの豚

終わりだよ

2024-05-17

別にそういう為に映画館行ってる訳ではないけど、それはそれとして劇場で観た作品爆速配信されるとなんか悔しい気分になる

話題作やビッグタイトルなんかも最近割と早いから悔しいし、割とマイナーなの(シネコンでやってる程度にはメジャーだけど)が早く来てもそれはそれで悔しい

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