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はてなキーワード: 繁華街とは

2007-09-14

旅行がめんどくさい

大学生で今夏休みなんだけど、旅行がめんどくさい。

基本的に家にいる。まあ出掛けるとしても繁華街か隣県くらい。

mixiで友達の日記見てると、だいたいの人が海外旅行に行ったり国内の遠いところに行ったりしている。

私も行きたいことは行きたいんだけど、それによって生じる手間とかを考えるとめんどくさくなる。

家にいてネットしたり料理したり友達つれて買い物行ったりする方が好き。

人生一度しかないんだから」とか言うけど死んだらみんな一緒じゃん。どれだけ旅行してたって、どれだけひきこもってたって。

死ねばすべて消える。無。

旅行するのがいいっていう風潮に嫉妬してるだけなのかな?私。

2007-09-10

非コミュであること

引きこもりをやっている。

数週間人間と話をしないことは珍しくない。

そんな現状を問いただされ、人と話をすることの大切さを説かれた。

というわけで夜の繁華街へとふらりと遊びにいった。

そしてその場で適当に酔っぱらいを捕まえ腹一杯おごってもらった。

また別の人には俺の会社で働かないかと名刺をもらった。

多分人と話すことは苦手ではないのだろう。男性女性問わずたらし込むのは割合得意だ。

ただ嫌いなんだ。

名刺を使うことはないだろう。

引きこもりをやめることも

2007-08-24

[]ドラえもん のび太ジャイ子 〜Degerous My Sweet Hanny!〜

のび太おじいさんとジャイ子結婚させてはならない。のび太おじいさんは会社を立ち上げ、子孫さえも逃れることのできないような大きな借金を残した。これがどういうことだか分かる?のび太ジャイ子との結婚によって変わったんだ。それこそ、天地をひっくり返すような大物に。だからこそ、巨額の資金をのび太おじいさん個人の力で動かすことができたし、会社も世界に名だたる大企業になった。でも、のび太おじいさんは、、、経営者としてはやさしすぎたんだよ。結局、最後にはめられて、責任借金も全部負っちゃって。あの会社を丸焦げにした火事事故なんかじゃなかったんだ。のび太おじいさんはそれを知った上で、、、。」

「それが、のび太さんが本来愛したはずの人と引きはなす理由だというの?あんなにたくさんの子宝にも恵まれて、死ぬ間際には親族が百人以上も集まったっていうじゃない。それで何が不満なの?」

ドラミちゃん、君も分かってるはずだよ。のび太おじいさんがごく普通人間でさえあってくれたなら、何も悲劇は起こらなかった。」

剛田さん、だからって、自分のご先祖さまをダメ人間にするためにお兄ちゃんを送るなんて、ひどすぎるわ。火事止めればいいだけの話じゃない!」

「、、、火事を起こしたのはジャイ子おばあさんらしいんだ。」

「な、なんですって!?」

タイムテレビで当時の様子を見たんだ。すると、ジャイ子おばあさんが変な様子で会社に入って行って事務室に火を付けたんだ。」

「そ、そんな、、、。」

「僕だって信じたくはなかったさ。でも、僕のご先祖さまのせいで、のび君の一族が苦しめられていると思うと、僕は居ても立ってもいられないんだよ。だから、ね。協力してくれるよね。今度生まれるセワシくんのおもりとして、君とドラえもんにのび家に入ってもらいたいんだ。」

「わかったわ。」

.....

しかし、どうしても納得できなかったドラミは独自に会社丸焼け事件の調査を開始した。当時、のび太会社東南アジア進出に向けて日本アジア諸国と関税の撤廃や、出入国の自由化に向けた運動を展開していた。これにより、アジア諸国が連携して巨大なアジア経済圏を形成することで、欧米列強が形成する経済圏に対抗が可能であると、アジア諸国では期待を寄せられていた。しかし、それを心よく思わない欧米列強の閣僚たちはCIAを筆頭に特別チームを編成。まず、アジア連携の先駆けとなる、野比グループアジア撤退を目標に作戦行動を開始していた。その一方で、欧米からの妨害工作を予期していた公安9課は、日本自衛隊内部で蔓延しはじめた新型の電脳麻薬CIA関係を疑いはじめる。

また、当時汎用型の重機として民間の間でも一般化していたレイバーが突然暴走しはじめる事件が多発する。特車二課は事件に対応しているうちに、暴走したレイバーに共通しているのは最近新発売されたマッハシステム社のパイナップルOSを搭載していることを突き止める。そこでOS開発者であるスティーブンを調査するが、本人はOSウィルスによって不正操作されていると主張。事件は行き詰まっていた。

その時、新型電脳麻薬によって錯乱状態におちいった自衛官が開発中の作戦行動用新型レイバーに乗って、夜の繁華街を暴走する。すぐさま特車二課がイングラムで対応するが、新型レイバーの前に全く歯が立たない。

その時、電脳麻薬を追っていた公安9課のチームは繁華街監視カメラから現場を偵察していた。

[途中省略]

逮捕した自営官とレイバーを調査したところ、電脳麻薬レイバー暴走の関連性が立証された。そしてその自衛官麻薬入手ルートから一人の人物が浮かびあがる。それは近年、アジア諸国の連携に多大な貢献をしている大企業野比グループ会長野比のび太」という男だった。

[以下省略]

2007-08-21

一般人レベルとは

http://anond.hatelabo.jp/20070821153836

を読んでて思ったんだけど、いわゆる道行く人って休日繁華街歩いてる人あたりを思い浮かべながら話してることが多いと思うんだけど、これって、本当の一般人の平均とは違うよね。繁華街歩いてる人は会社とか学校で見る平均よりずっと身なりに気を遣ってるし、容姿スタイルもよい(その人の属する集団、職種や出身校によっては逆に思う人もいるかもしれないが)。

かといって会社学校すらもある一定の選別をした後の集団なので、本当の一般人の平均ではない。そもそも、そういった選別のない集団を見られる場所などそうそうない。

意外と真の平均に近いかもと思ったのは、免許証の更新時に見かける集団。日本人の免許所持率は相当高いし、同じ月に生まれた人間同士であるという以外の選別はかかってない。

そしてその集団の外見レベルがどうだったかというと以下略

2007-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20070815162526

 л л

(´・д・`)<にゃーーぅーーん

マジか。若さ故?

男の立場に立って考えればわかりそうなものだけど…。

結婚相談所より重くない感じ」って何が重くないのかって・・・

どんな獲物を吊り上げたいかによって釣り場とエサの形態は変えるべきじゃない?

適当な場所に自分で入り込んでいってエサを適切な形で垂らせばつれそうな気がするけどな。

まずは自分の釣りたい男がどんな男なのか整理してみ?

ターゲット:若くて容姿に自信のあるイキのいい男

釣り場:海辺ゲレンデ繁華街

必要なエサ:ボディ、容姿若さ(釣り場によってアレンジが必要)

料理:難。腐りやすい。つり上げたのちも他につられる可能性あり

ターゲット:若くて出世しそうな男

釣り場:学校職場

必要なエサ:所作、審美眼若さ

料理:易。出世するかどうかは精度の差こそあれ運次第。

ターゲット楽しい

釣り場:合コン

必要なエサ:会話力、行動

料理:難。釣り場が広いため小魚からサメまで玉石混合。

ターゲット生活力のある男

釣り場:紹介

必要なエサ:幅広い人脈、愛嬌

料理:易。但しつれる魚のサイズは仲介者の自分の評価に左右される。

ターゲット:小金をもったおっさん

釣り場:出会い系

必要なエサ:性、選別眼

料理:難。釣りやすいが、エサバレもしやすい。毒をもった魚も多い。

ターゲット:既にある程度成功したおっさん

釣り場:結婚相談所

必要なエサ:容姿、忍耐

料理:難。クセのある魚が多く処置にスキルが必要。

ターゲット:一途な男

釣り場:趣味サークル、教室

必要なエサ:理解度、会話力、積極性

料理:中。

ありがちな間違え

「やさしい男」というのは付加属性であり、主属性ではない。

自分の釣り師としての腕前と手持ちエサをわきまえて、

つりたい魚のいる魚がいる釣り場にいけばいい。

2007-08-06

公務員給料が減ると、繁華街から飲み屋が消える

繁華街の飲み屋における顧客ターゲットはなんといっても、地域でも有数の高給取りである公務員か、銀行員。彼らの給料が減ると、地域経済への影響は必至。公務員給料という富の再分配機構が、また一つつぶされていくわけだ。

ちなみに公共事業で、土木関係者にはお金がたくさん回ってるはずなのだが、大工日雇い労働者が豪邸に”全く”住んでいないのを見ると、富の再分配機能なんて微塵も持ち合わせていないんじゃないかと疑いたくなる。

2007-07-01

そんな事より増田のみなさんよ、ちょいと聞いてくれよ。

おまいらは日本共産党のすごさを知るべき

続編を投下

吉野家コピペの改変で

http://yoshinoya.org/kopipe/


そんな事より 増田のみなさんよ、ちょいと聞いてくれよ。

増田ダイアリーとあんま関係ないけどさ。

このあいだ、近所の繁華街に行ったんです。新宿駅南口。

そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで身動き取れないんです。

で、よく見たらなんか宣伝カーが止まって垂れ幕下がってて、「管直人代表代行来る」、とか書いてあるんです。

もうね、アホかと。馬鹿かと。

お前らな、管直人如きで普段来てない街頭演説聴きに来てんじゃねーよ、ボケが。

参議院選挙だよ、参議院選挙

なんか親子連れとかもいるし。一家4人で民主党支持か。おめでてーな。

よーしパパ管直人投票しちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。

お前らな、管直人参議院じゃないから、って言うか通行人のために通路空けろと。

政治の世界ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。

閣僚席の向かいに座った野党からいつ与党の金権スキャンダル暴露が始まってもおかしくない、

刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ブーメラン政党は、すっこんでろ。

で、やっと電車に乗れたかと思ったら、隣の奴が「今度の選挙政権交代だな」、とか言ってるんです。

そこでまたぶち切れですよ。

あのな、政権交代なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。

得意げな顔して何が、「政権交代」、だ。

お前は本当に政権交代して欲しいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい

お前、細川政権が最後どうなったか忘れてんのとちゃうんかと。

政界通の俺から言わせてもらえば今、政界通の間での最新流行はやっぱり、

日本共産党、これだね。

比例代表日本共産党。これが通の頼み方。

日本共産党ってのは与党の追及にハンパ無く気合入ってる。そん代わり議席が少なめ。これ。

で、それに異常な調査・追求能力。これ最強。

しかしこれを公言すると次から公安警察マークされるという危険も伴う、諸刃の剣

素人にはお薦め出来ない。

まあお前、隠れ共産党ファンは、しんぶん赤旗でも読んでなさいってこった。



作者による注:

 ぶっちゃけ参議院与野党逆転したからといって政権交代が起こるわけじゃない。

 せいぜい、野党も納得できる法案以外は成立させにくくなる程度。予算衆議院だけでぉkだしな。今年の通常国会みたいな強行採決バッカリってのはさすがに無理になるだろうが。

 だったら、今度の選挙野党の質を高めるためにも日本共産党議席がチョッとでも増えるかどうかの方がよっぽど重要だろう。

 なんせ、今9議席共産党が10議席になれば、党首討論と代表質問が出来るようになる。(って言うか小沢一郎党首討論の権利無駄にすんなww)

 さらに11議席に増えれば、議案提案権も獲得できる。

2007-06-18

美形は得か損か。実体験。

よく遊ぶ女の子幼稚園に二人。三人仲良くってことはなく、必ずどっちか一人と遊んでて、どちらも俺を独占したいみたいで、二人はよく喧嘩してた。

住んでるマンションの前には、近隣の子どもたちが集まって遊ぶ広場があり、そこで遊んでいると、俺を非常階段の扉裏に連れ込み、キスをしてくる子がいた。俺はキス意味がわからず、何だか嬉しそうに唇をくっつけてくる相手の顔を「何なんだろ?」と不思議に見ていたのを覚えている。

この二つの体験から、自分の容姿が「何か変」で、女の子に好かれちゃう顔を持っていることを認識しました。

小学生の頃は、女子の友達が多くて、バレンタインデーチョコを人より貰うって程度で、告白されたけど「考えさせて」って言ってそのまま有耶無耶にしてたな。

中一になると、下校中や外で遊んでいるときに、面識のない女子高生に声をかけられて、頭を撫でられたりすることが何度か。美少年がいるって話題になってるらしくて、色々話して、その時仲良くなった子と、交換日記をするようになり、その子で初マンコでした。セックスを覚えて野獣化。でもまだ一人の子と集中的にヤるって感じ。ヤッた子の髪の毛とマン毛を金髪に染めて、マーキングして遊んだ。

修学旅行ではツーショット写真を撮りたいと色んな子から頼まれた。パーキングエリアでは、他の中学の子にまで頼まれて、バスに遅れそうって。

高校に入ると、電車通学になって、明らかに俺の方を見てなんか言ってる子らや、空いてる車内でわざわざ向かいに座ってジッと顔を見る子、「どこの高校に通ってるんですか?」って声をかけてくる子もいたな。

高校だとなんかみんな積極的で体操服を「においかがせて」って近寄ってくる子がいたり、普通に抱きついてくる子がいたりで楽しかった。

バイトするようになって、バイト変える度にそこで働いてる女の子とヤッた。

行動範囲広がって繁華街に行くようになり、逆ナンパされたりするようになった。ナンパでヤッて、合コンでアプローチかけてきた子とヤッて、クラブ行って声かけたりでヤッて、告白したりデートしたりを省いてセックスするようになり、経験人数が一気に増えた。

はっきり言って、黙ってても女の子が寄ってくるし、声かけたらもっと寄ってくる。3Pもしたことある。四つのおっぱいに挟まれながら射精する幸せは、おそらく普通の人は味わってないでしょう。

セックスだけじゃなくて、単純に贔屓・優遇もあるし、男に好かれたりなんてのもね。

こうやって書くと美形ってすごい得に見えるかな。

前述した幼稚園女の子二人の喧嘩なんだけど、ある日それが先生の目に入ったことがあって、その時どういうわけか先生は泣いている女の子二人を慰めるのに対し「原因を作ってるのは俺」ということで、俺だけ説教されたの。

告白を断ったら、その友達らに囲まれて糾弾されたり。演劇部の瓶底メガネストーカーまがいなこともされたな。

あと痴漢ね。お尻はまだいいよ。チンコへの刺激が一番やだね。なんなんだろあいつ。死んでいいよ。

一番の後悔は女の子が向こうから来るもんだから遊びすぎて、勉強が疎かになって大した大学に行けなかったこと。

一応マーチだけど、マーチ最下位。最初は喜んでたけど、2chとか見てて現実を知って落ち込んだ。

良い給料会社みんな俺より上の学歴の奴が占めているという現実

これじゃカッコ悪くて学歴言えないし、結婚するなら高学歴女の子がいいけど、たぶん相手にされない。

周りの人との知識の量の差が恥ずかしい。今じゃ勉強の大事さ・面白さに気づいて、遊びも程々にしてるからか、好成績取れてるけど、ここで良い成績取れてもな……なんて。

10代の時は女とヤリまくってましたなんて、何のステータスにもならないし。

でもさ、俺に群がってくる女にも責任あるよな。中学生とヤる女子高生ってどうかと思うぜ。いや、気持ちよかったけど。触られただけでちょっと出ちゃったけど。

……こんな時間に長々と何書いてんだ俺。自慢じゃねえか。調子にのんなよ、ホントに。そういや、俺って人生で顔しか誉められたことないんじゃねえの。落ち込んだ時は、どうするんだっけ? ああ、女に慰めてもらお。

2007-05-17

嫌なら帰れよおれは好きだぜ大阪

思わずエンケン引用してしまいました。関東出身で大阪市民だけど、大阪いいとこだけどね。

・街のサイズが大きすぎないし、坂もないので市内に住んでたら自転車で大概の繁華街行ける。神戸だったら坂が多すぎて原付じゃないと

ムリだよね。

人口がそこそこいるから、ライブハウスクラブ映画館など遊ぶところに事欠かない。前述したように遊んでて終電過ぎてもチャリ

帰れるよ。東京だったら繁華街からチャリで帰れるようなとこの家賃けっこうとんでもないよね。

大阪に飽きたら京都神戸で遊べるよ。JR新快速だったらどっちも特別料金かからず30分以内に着く。横浜に住んでたら東京って意外

に遠いよね。

友だちいるからとか私的な理由抜いても大阪は良い街だよ。やっぱり。

2007-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20070328125904

 なんだっけかなー、ハルキ文庫版の『神狩り』あとがきだったと思うけど、山田正紀がちょうどあなたと同じくらいの年頃のことを回想してた。デビューしたもののそれだけで食うことはできず、アルバイトをしながら次回作を書きためてたっていう話で、彼は繁華街サンドイッチマンバイトをしながら、作品の構想を練ってたんだそうだ。朝から夜までずーっと立ちっぱなしで、誰ともしゃべらず、ただただ次作の構想を練り、帰宅したらすぐにそれを原稿用紙にぶつける。それがすごく楽しくて、毎日充実してた、って書いてたのが印象的だった。

 あと、奥泉光エッセイ集『虚構まみれ』にも、同じくらいの年頃の生活のことがいくつか書かれていた。基本的に貧乏で、まだ作家デビューもしてなかったんだけど、毎日家にこもって自分が思いつく限りの実験的手法を使った小説を書いていたっていう話。奥泉も、この頃の生活のことを、とても豊かで充実した日々で、「作家」になるためにはこういった「逼塞」の時期が必要なのだ、できれば若いうちに、と書いていたのが印象に残っている。

 僕は作家ではないので、あなたが今直面しているような、長期に渡るライターズ・ブロックの経験はない。でも文筆業者の端くれではあるので、「文章を書く」という行為が苦痛に思えてしかたなかったり、まったく興味を持てなくなったりすることの苦しさ、恐怖はわかる(なにしろそれで食っていかなければならないので、書けないということは容易に生活の破綻へと繋がるわけだし)。「創作」という要素が加わった場合、その苦痛はさらに大きなものとなるだろうことも、なんとなく想像はできる。あくまで想像でしかないけど。

 だからまあ、これは半分アドバイス(同じ文筆業者として)、半分無責任な言いっぱなし(作家ではない職業人間幻想)として聞いてもらいたい。あなたは今、貯金もそこそこあることなんだし、これから一年半くらいはなにもしなくても暮らしていけるはずだ。だからこれからの一年半くらいの時期を、二十代最後の、たぶん今後二度と訪れないであろう「逼塞」の時期として過ごしてみるというのはどうだろう。これは若い頃じゃなきゃできないし、作家以外の職業人間にはなかなかできないことだ。孤独かもしれないし、何もしない日々が続くだけかもしれないけれど、それはとても豊かな営みじゃあないだろうか。高等遊民としてこれからの一年半を過ごすのだ。

 確かに400万という金は、他の人が書いていたように、一生を託す金額としては「鼻クソ」かもしれない。だけど、独り身で一年ちょっと暮らすには十分だ。恐れることはない。余裕をもって、何もしない日々を優雅に過ごせばいいじゃないか。僕は作家ではないので、具体的に何をすれば「創作」の意欲が沸いてくるのかについては何も答えられない。しかし、「今日も何も書けなかった」と何かに追われるような日々を悶々と過ごすよりは、これから先、一年ちょっとの余裕があるのだと考えて日々を生きるほうが、まだ何かが沸いてくる可能性があるんじゃないか、とは思うよ。金が尽きたときのことはまったく考える必要はないよ。金が尽きたら働くか、あるいは野垂れ死にすればいいだけなのだから、悩むほどのことは何一つない。二択だ。シンプルだ。自由だ。

 あとはやっぱり、他の人も書いてたけど、体を動かすと楽しいよ。特に働く必要がないなら、一人でできるスポーツをするといいと思う。体を鍛える系じゃなく、なるべく遊戯的なものをね。バッティングセンターとか、ゴルフの打ちっ放しとか。あと水泳楽しい自転車なんかもお勧め

 いやほんと、体を動かしてると、机の前に座っているときとはまったく違う言葉が見えてくる。あるいは言葉がぜんぜん考えられなくなることもあるけど、そういうときは疲れて休憩してるときに反動でぶわーっと言葉が沸いてくるんだなこれが。面白い。世の中には我々が想像だにしない面白いことや楽しいことがごく身近に、簡単にアクセスできるところにごろごろ転がっているんだけど、そういうのは時間に余裕があるときじゃないとぜんぜん気づけない。だから今あなたのように時間に余裕がある人がほんとうに羨ましい。

 なんだかとっちらかった文章になっちゃったけど、これから、いつか、あなたが書く新作が、多くの読者に喜ばれ、受け入れられることをお祈りしています。

2007-02-25

ホールの暗闇に星がでるのをまっている

三年に進級してすぐ、父が亡くなった。我が家には借金があり、そしてまだ小学六年生の弟がいたこともあって進学を希望していた進路については変更を余儀なくされた。母親は進学しても構わないと言ってくれたが、経済状態を冷静に考えれば現実的な選択ではないのは明らかで、それがわかってしまうと、勉強は落ちついたらできるさと、自分にはそう嘯くよりなかった。

当時、高卒就職率はあまりいい状態ではなかったが、自分は運よく警備関係仕事に就くことができた。そこではほとんど休みなく働いた。日勤、夜勤限界まで仕事をいれた。それだけでは飽き足らず、時間が空いたときは知人の伝でスケジュールの融通がきくアルバイトをしていた。この時期から、自分は空疎になっていった。辛いことも楽しいこともなく、好きだった天体観測もやめていた。ときおり、実家で埃をかぶっているであろう父の形見の天体望遠鏡のことを思い出したが、それ以外は何も考えず口を半開きにして喘ぎながらひたすら働き、仕送りをしていた。

ある日、そんな生活を見かねた友人が女性を紹介してくれた。彼女でもつくれば気が紛れると考えたのだろう。その女性は一般的にみて、それなり以上に可愛いらしい容姿をしていたと思う。性格についてはよくわからない。なにせ自分ときたらろくに興味もわかず生返事ばかりしていたのだから。結局、交際ははじまらなかった。つまらない男だと憤激されても仕方のない態度を自分はとっていた。友人が苦笑いで済ましてくれたのは奇跡的だったが、それとは別に気がかりなこともあった。彼女と付き合いたい、いや、女性関係したいと思えなかったことだ。欲望がわかなくなっていた。

自分に交際相手がいないと、うっかり口を滑らせてしまったことがあって、それを知った職場の先輩から風俗へ一緒に行こうと誘われた。自分はそういう行為に嫌悪感があったが、とても断りきれる雰囲気ではなく行かざるを得なくなってしまった。繁華街路地裏にあるその店で、何か靄の中にいるようなぼんやりとした心持ちで先輩のくゆらす紫煙に誘われるがまま女性を指名してから、惚けたように硬直していた。いくつか場面が途切れ、次の瞬間、気がつけばあられもない姿の女性が目の前にいて、自分も服を脱いでいた。厚ぼったい唇が印象的な女性だった。彼女サービスしてもらったが、何をどうしようと自分のものは反応しなかった。次第に吐き気がこみ上げてきた。たまらなくなって、なぜか申し訳なさそうな顔をしている女性を置き去りにして逃げるように店から出た。その日から勃起しなくなった。

それ以降、性について考えるようになったが、すると決まって父のことを思い出す。星の見方を教えてくれた父。大きな背中の頼れる父。いいことばかり反芻している。彼は父ではあったが、男ではなかったなどと呟いてみた。父から性の匂いを感じたことがないのだ。両親がセックスしているさまを想像することができない。次いで不意に弟の顔が想起され、呆然と呟いた。

童貞を捨てる前に父親になった。

働き詰めの日々は三年ほどで終わりを告げた。突然、布団からでるのがいやになった。聞きたくもない叫びが耳朶にこびりついてはなれない。満員電車押し込められるのがおそろしくなった。ひとと視線をあわせられなくなった。外出すればアスファルトは液状化し、足下から自分の身体を呑みこんでいく。精神の平衡を失っていた。

医者にかかり薬をもらった。それを摂取し部屋で惰眠を貪っていた。そうでない、やる気にあふれたときは横になって部屋の白い壁にできたシミの数を一日中勘定していた。それよりも少し調子のいいときは、友人の手を借りて自作したパソコンを起動してネットの世界に耽溺していた。ネットは身体にいい、刺激的で煌びやかな負け犬牢獄だった。屑であること、それこそが通貨だった。すべてが反転している。頭の悪いやつ、虐げられて死にかけのやつ、女に黙殺された間抜け、男を殺したいのろま、醜悪なオタク、そういうやつらが屯していた。ここには持つものなど誰もいない。そう思った。しかし、それが誤りだと気がつくのにそれほど時間は要らなかった。

ネット上をしばらく観察していると、それぞれの不能者集団を代表するようなヒーロー存在することが見て取れた。英雄たちは狂気の論理を組み上げて理不尽な現実を切り刻もうと躍起になっていた。すっかり不能になっていた自分もその熱に冒されフィーバーしながら奇声をあげていたが、それも長くは続かなかった。自分と彼らの違いを痛感させられたからだ。彼らは何よりも己を大切にしていた。傷つかないように牙を剥き他人を八つ裂きにし、あるいは通り魔にあいながら自己を確認している。彼らには何かがあった。守らなければならない何かが。自分には何もなかった。すべてがどうでもよくなった一番の不能者だった。彼らへの興味は急速に萎え、そこから離れた。

部屋に閉じこもり、ずっと泣いて暮らした。このあたりのことはあまり憶えていない。

時間の感覚がなくなるまで悲嘆に暮れ、いよいよ金銭的に逼迫してきたので仕事に復帰した。頭蓋に詰まった空白がひどく重くなることがあったがどうにかそれを誤魔化しながら現在に至るまで騙し騙し生きてきた。ああ。実感というものがまるでない。あれからどれくらい経ったのだろう。体調を崩してから記憶力が悪くなった。呂律がまわらないこともある。いやなことはとくに忘れやすい。しかし、そのおかげで生きていられるのかもしれない。強調された現在だけが自分の中にある。来月、弟が高校卒業するという連絡があった。卒業式には休暇を取って出席するつもりだ。弟は自分の母校に通っている。ならばあのホールで式をするのだろう。

自分の高校時代のことを思い出そうとして失敗した。当時の記憶の大半が彼方へとんでいた。唯一憶えているのは自分の卒業式最中、一瞬ホールの照明が落ちて天井を見上げたときのことだ。一面に星空が広がればいいのにと切望し、空想した。でもあたりは真っ暗で、それはまるで自分の先行きを暗示しているようだった。

2007-02-05

路上ライブをしていたら、JASRACに警告されました。

大阪繁華街路上ライブをしています。

自作の詞に自作の曲をつけて、一人で弾き語りをしているのですが、スーツを着た人がやってきて、唐突に金を払えと言うのです。自作の曲しか唄っていないと言ったのですが、全く聴く耳持たぬといった感じです。 そのうえ、「今後も自作の曲だけを歌うという保証はないから、今後一切路上ライブをするな」とのことです。

誰かがチクったのでしょうか? 逮捕されてしまうのでしょうか? 私はどうやって今後音楽をやっていけばいいのでしょうか? 将来日本音楽はあるのでしょうか?

2007-01-03

格差社会

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070103-00000148-mailo-l42

日本有数の繁華街新宿年末にこの街を訪れた。夕暮れ時、サラリーマン学生であふれていた。友人らと居酒屋に入ろうとしたが、どこも満員。4件目でようやく席が空いていたが「2時間制です」とくぎを刺された。

 そういえば、長崎では師走に入っても客足は伸びず、どの店の店主も渋い顔だった。裏金問題で自粛気味だった県庁職員に「忘年会はやって下さい」と知事が異例のメールを送ることもあった。

 都会への集中に歯止めが掛からない。人、金、そして教育も。人気が集中する都会の大学に進学するには、自宅から通学できる都会の若者が圧倒的に恵まれている。地方から都会の大学子供を出すには家賃を含め、月10万円を超える生活費が必要になるからだ。

 学力の前に親の財力が欠かせない。あるいは、親の犠牲と覚悟が必要になる。これも地方のハンディ、中央との格差なのだろう。

 大みそか長崎市浜町アーケード街。深夜になっても明かりは消えず、時折、着飾った若者やカップルが行き交う。降りたシャッターの前に段ボール箱が並べてある。ホームレス男性の寝床だ。

 五十歳代の前半。中学卒業して勤めた職場が数年前に閉鎖となり、以後、仕事はしていない。一度、この生活を始めると、抜け出すのは容易ではない。「住まいも携帯電話も持ってないんで雇ってくれる会社もない」

 兄弟が多かった。「お年玉なんか、もらったことがなかった」と子供のころの正月を振り返る。

 今の生活は、コンビニの期限切れの弁当を食糧に、昼は港のターミナルなどで寒さをしのぐ。夜は人けがなくなるアーケード街へ。「立ち去る前に使った場所をきれいにしておくことが礼儀だ」

 酔った若者千鳥足で通り掛かった。「あんなになるくらい飲んでみたいな」と男性は笑った。話すうちに午前0時を過ぎ、新年を迎えた。人通りも少なくなり、彼は“ベッド”に横になった。

 過疎と集中。チャンスがある者と無い者。持てる者と持たざる者。年末年始の華やかな時間にこそ「格差社会」を実感する。再チャレンジ政策も必要だが、一度もチャンスがない人たちがいることを忘れてはならない。

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