はてなキーワード: 違法コピーとは
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/02/post-69ad.html#more
コメントとして書いていたけど馬鹿みたいに長くなったので、ここに書きますわ。
リンク先は、生の数字はともかく分析は大したないと思うんですがね。
個人的には、小学生の朝顔観察日記くらい中身が無いと感じています。
・子供向けの数値について
大きなお友達向けと、子供向けアニメはビジネスモデルが基本的に違います。子供向けのソフトの売上なんて、はっきりっておまけです。この商売のメインの収入はグッズです。「プリキュア」といった女玩向けのソフトを買うのは、本当に一部の好事家くらいです。全体のスケールの埋没して見えにくいんですが、国内はほぼ単調減少です。これは、ぶっちゃけ少子化がもろに影響していると考えるのが自然でしょう。ソフトの売上高といったことより、玩具といった周辺ビジネスの落ち込みのほうが、むしろ危惧される点です。海外も2003年をピークに落ちてはいますが、2000年の水準にもどったくらい。15億~20億円で飽和といった感じでしょう。(具体的に売れた作品を調べないと断定はできませんが)
・国内の大きなお友達の向けの数値について
放映数が増えているのは、単純に1クール、2クールの短期作品の比率が増えたからで、質的に変化したわけではないと思います。コードギアスといった作品は第2シリーズありきですし、第3シリーズの話も出ています。売上高を見ても、昨今の個人消費の動きからすると、よく持っているなと感じます。オタクも可処分所得をギリギリまで持たせますしね。ただ今年あたりから、がくっと落ちるような気がします。コミケの現場の声を聞くと、ようやく消費の落ち込みが見えてきたとのこと。しかも、売れるのは東方といった安いもので、量出ても金額ベースが伸びないと。
ご指摘のとおり違法コピー、ファンサブも問題は大きいと思います。ただ、売るための価格設定とか、本気でマーケティングをしているのかとは思います。2話入って5000円、いわば、50ユーロだの60ドルだので買うのは、日本のオタクくらいかなと。
仕事で使うんだから、Photoshopくらい正規品買えよ。ただ、CMYK機能やアルファチャンネル機能などは使ってないようだし、どうせだからこの際に安いPhotoshop Elementsを正規に購入してくれると助かるのだけど。
ところで、なぜそれが不正コピー品と言い切れるのかといえば
そんなあたりが理由だろうか。
ちなみにパソコン本体は自作ショップのBTOらしくて、Windowsは正規品のシールが本体横に貼ってあった。あと、特定のパソコンでMicrosoft Officeを構成するソフトのうちのExcelを使っている事は分かっている(本社にメール送信する経理日報などの作成のため。ただし自分には、それのパソコンに触る権限がない)
ほかにもこれに限らず、パソコンやネットセキュリティ面がいろいろな部分でいい加減な雰囲気の事務所なので、こういう会社は一度は痛い目に遭っておいたほうが、単なるパソコンオタクな一社員の自分が色々言うよりは効果的なのではと考えた末に、BSAへ告発する事にした。
メールフォームから投稿できるので、喋りがヘタレな方にもお勧め。
https://www.bsa.or.jp/
まぁ自分は近々退職するつもりなので、あとで会社がどうなろうと知ったこっちゃないけど。
【追記】
用事があって遅くなったが帰ってきた(23時20分)。会社の中の違法コピーって割とあるはずだと思うのだけど、意外と反響が多かったので少し驚いてる増田だ。
使ってるPhotoshopはバージョン6。渡されたシリアルと入っているものが「PWJ550R」で始まってるあたりくらいは覚えてる。だけど正直な話、確認のために上司が居ないかどうかビクビクするのは、本当に心臓に悪い。
それにしても、いまどき6って。最初にも書いたとおり、Elementsでも別に問題ないような作業しかしてないから、不自由はしてないんだろうけどさ。
あと経理でエクセルを使ってるパソコンは外とはつながってる。でもPhotoshopの入ってるパソコンはプリント作業くらいしかしない事もあって、ネットには繋げてないスタンドアロン状態だ。だから、告発が無ければ発覚もしない。
だったら感染する危険性は低いはずなのに、なぜウイルスバスターを今になってインストールしようとしたのかといえば、原因は例のガンブラーの蔓延だ。幸いにも今の事務所は感染を免れたものの、本社では感染したパソコンがあちこちで発生して大騒ぎになったらしい。
今回はバスターのインストールはできなかったけれど、感染してるかどうかの見分け方は自分は知っていたので、とりあえず感染はしてないはずという事を上司には報告しておいた。
それと、ウィンドウズXPのアクティベーションのことを気にする人もいるかもしれないが、そういった面倒ごとは基本的に本社のほうであらかじめ行なってるらしくて、使っている最中に何か不具合が出たという話は聞いてない。
おっと、忘れるところだった。BSAに報告した後、弁護士の人から次の日あたり連絡先に確認の知らせがくるよ。様子見のつもりでケータイのアドレス入れてたら、不意に知らないアドレスからメールが届いたもんで、勤務中にバイブ音が鳴ってびっくりさ。
【追記2】
http://anond.hatelabo.jp/20100210073719
ボリュームライセンスで不正はありませんでしたというオチは無しな
仮にそれで済んでくれるなら、それでいいとさえ思っている。
とにかく自分は、以前からパワハラやセクハラ・分煙無視な事務所の雰囲気にぼつぼつ嫌気がさしてきてたところだったので、このタイミングでコンプライアンス意識が無い人達にお灸を据えたかったのは事実。
ところで今になって考えてみたけれど、こういうアクションって見方を変えれば、会社への当て付けなのかもな。だけどそれでも、自分のやった事に後悔は無い。
次にBSAの担当の弁護士さんから連絡が来た時には、せめてこっそりと身を引きたい。そんな増田です。
【追記3】
増田を見てたら、過去にもBSAに告発した人が居たんだね。知らなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20081027014245
【追記4】
解決したよ! ライセンス品の Photoshop Elements に入替え決定!
「たくさんの人による正規購入」が減って、違法コピーが問題になっているのに、
関係ないと言われても、あんまりピンと来ないかな。
ゲームや音楽に関して言えば、メジャーなタイトルだから、やる・聴くという層が居る。
これらの人にとって、違法コピーが禁止され普及率が落ちたタイトルは、存在しないに等しい。
コピーの禁止は「話題になってるから(皆が持ってるから)買う」という層の購買を減少させる効果もある。
(念のため)だからコピーがOKと言う話ではない。
〜についての仮説。
違法コピーといっても、正確には判決が確定するまで違法ではないのだが、
いい用語が思いつかないのでここでは便宜上そう呼ぶことにする。
ユーザ層が例えば次の5種類に分類できるとする。
・違法コピーについて
a:絶対やらない!という強い意志の人
b:なんとなくいけないんじゃないかと思ってやらない人
c:よく知らない
d:人がやってるからいいやという人
e:いわゆる「情を知って」やってる人
このうち、eの層は確かに元々買わない層だと思う。
問題はcとdの層で、違法コピー{音楽, ソフトウェア, etc.}の流通というのには
e→d、e→c、e→d→c、d→cの4つの流れが存在すると考えられ、
このうち前の3つは、eからの供給がストップすれば新規に{音楽, ソフトウェア, etc.}
を無料で手に入れることができなくなる。
そこからの選択肢は
1:今あるものを使い続ける。新しいものは無視
2:今あるものを使い続ける。新しく出たものは買う
(心から悔い改めて今までのも全部買う、というのはレアケースに過ぎないだろうから無視。
あとパソコンソフトなどではOSやハードの関係で今あるものが使えなくなることもあるが
短期の話としてこれも無視)
2だけのためでも違法コピー禁止の意味はあるんじゃないかという話。
いや、フリーウェアの話とは全く別。
例に挙がってる、「他人のペンを盗んで描く」ってことは、「他人のソースコードを盗む」じゃなくて、盗んだパソコンでプラグラムを書くってことだよ?
元増田の話がプログラムの話かどうかは別にして、プログラムで言うなら、店頭に並んでるパソコンを万引きしてきて、隣の家のコンセントから電気盗んできて、OSを違法コピーして、その上で制作物を作ってるとか、そういう話だろ。
盗んだペンで漫画を描くってのは、割れたphotoshopで漫画を描いてるようなもん。
オープンな物を使ってオープンな物を作るのではなく、自分は人から盗んだ物を使って物をつくっておいて、自分の作った物は盗むなってのは、理屈に合わない。
RMSの話は、自分が作った物は誰が盗んでも文句言わないから、自分も盗むよって話。今回の例とは全然違う。
あらゆる物はオープンであるべきという思想を持っているのかも知れないが、例えそうだったなら自社の物もオープンにしなければならない。
更にいうなら、そういう思想を持っていたとしても、企業としては、社会的責任の面から、オープンでないものを勝手に使うわけにはいかない。
「ウチの制作物は全部オープンだ! だからウチもライセンスとか無視して割れまくるぜ!」ってのを企業がやっちゃうのは、個人が思想を体現するために実行して、逮捕されるのとは話が違うのよ。
配信初日に95%の海賊版を確認-iPhone用ゲームで制作者の嘆きの声
iPhoneで再び不正コピー率90%を越えるゲームが出てしまいました。
iPhone用ゲーム『Rally Master Pro』では95%が海賊版だったとのことです。『Rally Master Pro』は3Dグラフィックのラリーゲーム。iPhoneらしいハイクオリティなグラフィックが特徴です。
開発元であるFishlabsは、配信開始日に95%の海賊版を確認したと発言しています。同社はUDID(unique device identifiers)と呼ばれるIDを収集することによって海賊版をチェックしているそうですが、数千の海賊版が見られたとのことです。
95%という不正コピー率が明かされたのは、欧州と米国における『Rally Master Pro』の価格差(北米版が欧州版より少し安い)に関する議論をしているスレッドです。
Fishlabsは「『Rally Master Pro』は練り込まれたゲームだし、もしあなたがラリーゲーム好きなら5.99ポンド(約890円)でもお買い得だと思う。我々はお客さんに異議を唱えることはしたくないが、5000時間かけて開発したゲームに関して50ユーロセント(約70円)の価格差がどうこう言われているのは奇妙なことだと思う。配信初日には95%が海賊版だったことと考え合わせると、App Storeに将来があるのかどうか疑わしくなってくる」とのコメントをポストしています。
先日もiPhone用ゲーム『Tap-Fu』で不正コピー率が90%を越えたというニュースをお伝えしたばかり。いずれのケースにおいても制作者自身が不正コピー率の高さを目撃してしまっており、心理的な影響も少なからぬものがあると考えられます。Fishlabsは今後に関して「より強い暗号化をかける可能性が高い」としています。
アニメや音楽などのコンテンツが、動画共有サイトやP2Pで違法コピーのかたちで流通している現象を否定的にみている人たちと、肯定的にみている人たちがいる。
否定的にみている人たちは、違法コピーによって、本来正規版を購入してくれていた人がお金を落としてくれなくなる、といって否定する。
肯定的にみている人たちは、違法コピーによって知名度が上がるから、本来正規版を購入していなかったであろう人たちがお金を落としてくれるようになる、といって肯定する。
肯定的な意見も理屈ではわかるんだけれど、確たる証拠はないし、実際には違法コピーだけを消費してお金を落とさない人もいるだろう。けれど、お金を落とさない人たちは、損をしていると思う。そういう人たちは、作品を愛していない。愛してもいない作品を見ることに貴重な時間を浪費している。そのことに気付けば、お金を落とさないユーザーはいなくなるはずなんだ。みんな、自分の時間を有意義に使おうとするならば、愛している作品しかみなくなる。そして、愛している作品にはお金を落としたくなる。
お金を落とさないユーザーは、金銭的には損をしないが、無駄に時間を浪費しているという点では損をしている。
クリエイター側にとって問題なのは、いままで作品を愛しているわけではないけどお金を落としてくれていたユーザーが減少することだ。だが、そんなユーザーは、継続的にはお金を落としてはくれない、不安定株のような存在だ。誤差の範囲内とみなして見切ってもいいのではないか。
あと、愛してはいるが貧乏な人は、お金を落とさずに作品を見るかもしれない。けれど、貧乏な人はそもそもお金をどうやっても落とすことができない、市場とは関係のない人なので、考慮には値しない。しかし、MADをつくるなどして布教活動をしてくれるという点では、この層も重要といえるかもしれない。