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はてなキーワード: 紫色とは

2010-03-13

兄が自閉症

27歳の兄。

数年前母と精神科に通って、自閉症だと診断されたらしい。

引きこもりオタク眼鏡、無精髭、自分で切った天パーの髪型

仕事は恐らくしていないがネットを使って少し収入を得ているらしい。

家にお金は入れてない。家事は夕食後の食器洗いとキッチン周りの掃除

元々アレルギー喘息持ちで体が弱い。

口調は強く、声は大きい。自分の意志をはっきり話す。

家族に話す時でも常に敬語で、最低限の受け答えしかしない。

中卒で、高校は通信に通うも中退

その後声優学校に通うが1年足らずで中退

兄の人生で唯一見た目に気を使っていた時代で、髪を腰まで伸ばしストパーをかけ紫色に染めていた。

そんな兄を、私は自閉症だと認めたくない。

外へ出て、働き、一人暮らしをしてほしいと考えている。

しかし母は「自閉症を受け入れ、諦めなさい」としか言わず、父は兄に全く関与しない。

どうすれば、兄を社会復帰させられるだろう。兄から目を背ける両親を変えられるだろう。

2009-12-26

アカムラサキ

故郷雪国に帰ってきて思ったこと


「夜の空が赤紫色に染まっている」


オレンジ色の電燈が雪で反射しているからなのかな

まぁ理由が何であれ、とりあえずとても奇麗だ

2009-10-28

[]

娘がすごく可愛い来年中学校なのだけど、はっきりいって心配だ。進学するのは地元の公立中学で、荒れているという噂は聞かないが、レベルが高いという話も聞かない。もしかしたら、いまのうちから頭のおかしい思春期真っ逆さまの少年達が、娘をねらっているのではないだろうか。小学校六年生は既にリスト化されて、写真付きで情報がまわってるんじゃないか。そうなったら、ぼくの可愛い娘はどうなる。誰が守ってやれる?

奥さんは、全然心配してない。ふつう、こういうのは女親の方が心配するもんじゃないだろうか。そう言うと、決まって「過保護すぎる」と言われて娘を愛していることが娘の成長を阻害しているような気になってぼくは黙る。

娘のランドセルの色はオレンジで、僕はこれはどうかと思っている。ぼくらの頃は男子は黒で女子は赤だった。別にそれで誰も文句を言ってると思わなかったが、ぼくが男子だからだろうか。娘は赤いランドセルを嫌がり、鞄屋もちゃっかりとしていて別の色のランドセルを出してくる。困ったのは僕で、変なランドセルを買って返って、奥さんに叱られても怖いので、だけども子供のおつかいのようにおかあさんに電話してうかがいを立てるというのもプライド邪魔をする。ほとんど自動的にぼくは同じ小学校区の会社の同僚に電話していた。

「よう」「おう」「いま、いいか?」「ああ、いいけど。あ、お前バカ。そういやバカだな。お前は」「なんだよ。何が」「ユキちゃんだよ。お前、こないだすごく口説いてただろ」「え、ああ、まあ」「何で小学校になる娘を溺愛するような奴が、家庭を危ぶませるかね」「あれは冗談だろ。みんな了解してるだろ、おれの癖は」「だからバカなんだよバカ。アホ。ミキちゃんは営業で直ぐ九州に移っちゃったからお前の癖なんか了解してないっつーの」

ぼくの悪い癖というか、ぼく自身はそんなに悪いと思ってないのだけど、酔っぱらったときに人を褒め称える癖がある。別にみんな気持ちよくなるんだから良いだろ?というのは強姦魔みたいで問題な気がする。丁度、こないだ研修で営業の同期が集まったときに、一緒に飲んだ。そのとき例によって酔っぱらった僕は近くにいたユキちゃんを褒めちぎったのだった。

「おれ、なんか言ってたか?」

「言ってたよ。かわいいだけで100回くらい言ったんじゃねえか。ねえ、後光がさしているよ。君は僕の希望であり太陽だ女神だ。まばたきしないでくれ、瞳をずっとみていたい。レーザービームだよ、君の唇は。そのくびれスケボーしてみたい。粘土をつめてみたい。おっぱいにお椀をかぶせたい。どうだろう、少し、見せてもらってもいいかい?」

セクハラだ」

セクハラだよ。そしてユキちゃんはセクハラが大好きなんだ」

セクハラが大好き、とは如何に。とその場は同僚が紫色ランドセルを買ったことを聞いて電話を切った。紫がアリなら、オレンジはだいぶんアリだろうと買って帰ったランドセルを見て、奥さんは怒った。ぼく達がけんかしている間、娘は何をしていたかというと買ったばかりのランドセルをぼくがゴルフクラブを磨く布で、磨いていた。ぼくと奥さんはそれを見て喧嘩する気もうせて、休日の午後を、嬉しそうな娘をながめながら、のんびりと過ごした。

ユキちゃんはおっぱいがでかく、身長も高い。いつもパリッとしたスーツピンク色のシャツがまたいやらしい。だが性格は豪快な感じで、柔道合気道を掛け持ちしてたとかで、どちらかと言うまでもなく文化系運動不足の僕とは気が合わないように思うがそうでもなかった。特に深い付き合いもなかったが、メールがくることもあった。そして、ランドセルを買いに行った翌日にユキちゃんからメールではなくて電話がかかってきた。ぼくは、同僚の言葉を思い出して、少し身構えたが、全然、身構えが足りなかった。

「今、ミカタくんの娘さんと一緒に、えーと、預かってるんだけど」

「え、何、何で」

誘拐しちゃった」

2009-10-08

さようなら有村

最初に見つけたのはオフ会から帰ってきたまなめと喪服ちゃんで、見つけたときはすでに手遅れの状態だった。有村さんの顔は紫色になってしまっていて、それを見た喪服ちゃんはまなめに「紫色の変なゾンビがいる」って言っていたそうだ。

ぼくはただ、涙があふれてきた。まわりに人がいるにもかかわらず、大声で泣いていた。そして、何度も何度も起こそうとして硬くなった有村の胸を叩いた。顔を見ると、ただ眠っているようだった。しかし、首には細いロープの痕が残っていた。そのとき、有村はみずから命を絶ったのだとわかった。

2009-09-11

夢日記

 

ボクを含んだ十人ほどの大所帯で、その古びた旅館に訪れたのである。

一日目、ボクらは大広間にある机で談笑していると、誰かが、「 ・・・居るな 」

と呟いた。すると、何人かがうなずいた。白い洋服をまとった子供が、この机を囲むボクたちと共に、居る。

ボクには何も見えなかった。見えた者は十人中七人。多過ぎるだろ。苦笑

次のような会話をしたらしい。 「 キミ、誰? 」 「 あ、見えちゃった? 」 「 え? 」

すると、子供は消えてしまった。らしい。何だったんだろう・・・。

六日目、先程の見えてしまった七人は、或る決心をしていた。「 ちょっと封印して来る 」

何故。どうして。じっとしてようよ。残されたボクらは、彼らを見送ったが、彼らが戻って来ることは無かった。

十一日目、見ず知らずの十人が、ボクらが滞在する旅館を訪れた。先客が居たことを知らなかったようだ。

ボクらは、寂しさのあまり、ボクらに起きた奇妙なできごとを彼らに話さずには居られなかった。

彼らと打ち解けるのに、時間は掛からなかった。 「 もう大丈夫だ 」 「 安心して 」

その時は、また、あの大広間で、机を囲んで居た。笑う余裕すらあった。

だけど、ボクは、見えてしまっていた。白い洋服の子供が、居る。 「 見えちゃった? 」

「 え? 」 声が揃った。なんと、この大広間に居た者全てが、あの子供を見ていたのだ。

十六日目、ボクらは、相も変わらず、大広間に居た。何人か足りない。トイレにでも行ってるのだろう。

夜、その彼らが、戻って来た。空き缶で作られた列車のような形をしたものを抱えて。

「 何? 」 「 封印しといた 」 「 え? 」 何ともカンタンに云うなあ。

彼らは、それを、外に持ち出した。何処に持って行くのだろう。と思ったが、ボクらは見守るしかなかった。

すると、その列車のようなものが、木々の枝に引っ掛かってしまった! 音をたてて崩れる。

封印は解かれた。もわもわした紫色の光が中央から飛び出した。辺りの暗さも相俟って、幻想的な空間に見えた。

その光は、ボクらの居る室内に入り込んだ。室内では、蛍光灯の光に紛れ込み、その姿が見えなかった。

室内に居た仲間たちは、 「 刺された! 」 と叫んで、次々に倒れていった。刺すのか!

ボクは、 「 フラッシュ! 」 と唱えた。こんな力があったなんて。ボクは知らなかった。

このコトバを唱えると、見えない敵の姿を、数秒のあいだ、見ることが出来る。

ただ、これは、フリント式ライタアのように、なかなか成功しない。非常に差し迫ってるのに、なんだか笑ってしまう。

仲間たちは、 「 もう良いや・・・ 」 と諦めたようで、コタツに足を突っ込んで、眠り始めた。

どっちみち殺されるのなら、もう抵抗するだけムダだよ。ということだろう。仲間たちは、固まっている。

ボクは、独りだけで見えない敵と戦っていた。戦っていた、と云うより、逃げていた。 「 ふ、フラッシュ! 」

声が出なくなってしまった。ボクは、やっとこさ、諦めることが出来た。もう悔いは無い。

死んだ仲間たちの居るコタツに、ボクも足を突っ込んで、眠ろうとした。

ボクの足に触れたのは、彼らの足。交差する足と足。

生きている。彼らは、生きている。何故だか、そう思えて、ボクは笑った。

2009-07-08

ホメオパシーと来たか

庭先の石の裏側をのぞくと、ミミズとか気持ちの悪い虫がいっぱい蠢いていることがある。おれはガキの頃そういうのを見るのが好きだった。

で、大人になった今は同様の興味を持って発言小町をチェックしているのだが、

精神疾患の妻と別れるように言われました(http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0702/249232.htm?o=0&p=0)

妻が10年前から統合失調症の上、最近アルコール依存症とも診断されました。

(中略)

先日、妻の元主治医から

「奥さんと離婚しなさい。奥さんには育児能力はないので子供はあなたが見なさい。あなたが全て悪い。これ以上言うことはないので帰りなさい。」

と言われ、悩んでいます。

いきなり「離婚」というのは納得がいかず市の相談センターと、家族の相談にのってくれる心療内科に行き相談しました。

すると、いずれの先生

「3人で生活していると、妻に巻き込まれて家庭崩壊すること」

「このまま妻が子供を育てていると子供が死ぬ可能性が高いこと」

アルコール依存症は誰か(何か)を悪者にしないと本人の精神が保てないことから、本人に治そうという強い意志がない限り夫の私が悪者となり一生治らないこと」

「10年前から病気治療薬を飲み続けていることから、私が悪者(病気の原因)ではないこと。(実家に帰れば、おそらくはご両親が悪者にされるとのこと)」

などを”一般論”として説明されました。(後略)

イネブラーとかイネイブラ(NTT表記)とかいう単語を思い出してしまうわけだが、まあ林先生に相談してください、としか言いようがない、ということには暇人の諸兄諸姉も賛同していただけることと思う。ところが発言小町は違う。このレスには正直びびった。

離婚する必要なんてない!!

ゆう

2009年7月3日 13:33

それが現代の医学盲点です。

本当の病気の理由を他に求め、病気は悪者、出る症状は何かで抑えるという考え方です。

もし本気でがんばっていこうと言う気持ちがおありでしたら、ぜひ『ホメオパシー』と言う治療法を試してみてください。

副作用もなく安全ですし、病気のために離婚をしろなどという理不尽なことも言ったりしません。

私の母は治癒しましたよ。

ホメオパシージャパンというところをググッて見てください。

「本気でがんばっていこうと言う気持ちがおありでしたら」ってのは「効果がなかったのは本気でがんばってなかったからだ」ってことだよね。そういう論法はどうなの。がんばる、なんて定量的に評価できないものを出してくるところがインチキインチキたるところだよねw

50万歩譲ってホメオパシープラセボ効果があるとしても、それは腰痛とかそういうのが対象であって、統合失調症にそんなの通用しないだろ。というか「子供が死ぬ」とか言われてるのにホメオパシーどころじゃないだろ。ホメオパシー信者知的レベルについては、おれは何もコメントしたくないが、頭のいい悪いはともかく無責任すぎるだろ。

…と一人憤りつつスレッドを流し読みしていたら、もう一つ、もっとすごいのがあった。「お祓いをしなさい」ってやつ。もはや引用する気力がないので、引用はしない。もしかすると釣りなのか、とも思ったが、釣りなら「こんなバカなこと信じる奴いないよね。プ」みたいな香りづけをするだろうから、大まじめな意見なんだろう。

発言小町すごいよな。そんでホメオパシーもお祓いスルーされてた。あとなぜか投稿者の人が叩かれてた。

つまりまとめると、庭先の石を裏返したら想像以上にぐちゃぐちゃでねちゃねちゃの気持ち悪いものがこびりついていた、って感じ。色は紫色

2009-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20090215130950

確かに秋葉原とかであの辺が充実している店(とらの○なとか)に行くとスゴイよな。

コーナーが肌色&ピンク色&紫色で埋まってる感じ。

こんな表紙、表に出して良いのか?捕まるんじゃないのかと思うこともしばしば。

2009-02-08

パソコン不思議

IEIEベースsleipnir)使ってると、行ったことのあるページは普通紫色になる(設定をしてる)んだけど

これが何ヶ月か経つといきなり全部青色(まだ行ったことのないページ)に戻ってしまう

どうしてなんだろうね

2008-09-20

あまりにびっくりした出来事だったので書く。

週末の昼間の電車優先席付近でのこと。

同じ駅で乗ってきた女の子が、吊革につかまっていたおばあさんに対して突然

「あなた座りなさいよ」

と云った。

紫色が落ちて白髪に近い色の髪で、背中に湿布をいっぱいつけている70代後半くらいの年老いた女性だった。

「席に座りなさい」

と続けて女の子は云った。

「はあ?」

おばあさんは不可解そうな顔で女の子に返事する。

「私の好意を素直に受け取りなさい。ここは優先席です。」

何度か女の子はおばあさんに「座れ」的なことを云うが、おばあさんは相手にしない。

次の停車駅で女の子の前の席のイケメン男性が降りて、おばあさんはそこにそそくさと座った。

女の子は近くの別の女性に話かけられていた。

「あなたのおばあさん?」

「いえ、でもこういうときは私たちが譲らなくっちゃ」

「そうよね」

「あの人日本語わかってるの?譲りますって云ってたのに」

聴覚障害かしら?病院に行った方がいいわよ」

それをきいたおばあさんが一言、

「そうだよ」

http://anond.hatelabo.jp/20080920150718

優先席ってやつ

あまりにびっくりした出来事だったので書く。

週末の昼間の電車優先席付近でのこと。

同じ駅で乗ってきたおばさんが、優先席に座っていた女の子に対して突然

「あなた立ちなさいよ」

と云った。

紫色が落ちて金髪に近い色の髪で、耳にピアスをいっぱいつけている10代後半くらいの若い女の子だった。

優先席音楽を聴きながら携帯をいじっている姿がおばさんのカンにさわったのだろう。

「席を譲りなさい」

と続けておばさんは云った。

「はあ?」

女の子は不機嫌そうに、でも大きな声でおばさんを威嚇する。

電車に乗るんならルールを守りなさい。ここは優先席でしょう」

何度かおばさんは女の子に「譲れ」的なことを云うが、女の子は相手にしない。

そのうち近くにいた別の中年女性

「そうよ。云うことをききなさい」

とおばさんに加勢した。

「あなたのお子さん?」

「いえ、でもこういうことは私たちが叱らなくっちゃ」

「そうよね」

「あなた日本語わかってるの?譲りなさいって云ってるでしょ」

とまたおばさん。

「はあ?意味わかんねーし。うっさいババア

ババアだから云うのよ。」

「そうよ、云うことをききなさい」

日本人じゃないのね。じゃあルールも守れないわね」

「ビョーキかしら。病院に行った方がいいわよ」

それをきいた女の子が一言、

「そうだよ」

そしておばさんと中年女性はひそひそ小声で話し合っていた。

次の停車駅で女の子の左隣の席の別の女性が降りて、おばさんはそこにそそくさと座った。

おばさんは近くの別の女性と「今時の子はー」的な話をずっとしていた。

一連のやり取りを聞いて、ええええ、と内心びっくりした。

譲りなさいってなんだ。優先席て善意で成り立ってるんじゃないのか。強制する権限なぞないんじゃないか。

そもそもおばさんは歳こそお年を召しているようだが、全然元気そうに歩いて電車に乗ってきた。

例えば女の子生理2日目で、あんまりしんどいから空いてた席に座っていたら、

ただでさえ辛いのにイライラしておばさんと口論になったって可能性もあるんじゃないか。

あの席は年齢性別問わず、座りたいほど辛い人のために優先的にある席なんじゃないのか。

確かに女の子マナーとしてまずいけど、年寄りだから座って当然と思うおばさんの神経を疑った。

スイーツ(笑)が老いるとこうなるのか。

明らかにおばさんは外見で女の子を判断していて、あげくの果てに「日本人じゃない」「ビョーキね」と云う。

なんだその偏見

おばさんに云おうと思ったが、車内がこれ以上うるさいと迷惑だと思ったので、ぐっとこらえた。

最近の若い世代はって云う前に、その若い世代を育てたのはあなたちですよ」

って。

2008-08-30

一覧非表示より、コメントコメントつけられる機能

はてなブックマークで、コメント一覧を非表示に出来るようになったらしいが、俺は正直それよりも、「はてなブックマークコメントに、直接コメントをつけ返す機能」の方がいいんじゃないかと思う。

今のはてなブックマークって、結局、ほとんど掲示板化してんだよなぁ。いい悪いはさておき、各々がブックマークしてコメントをして、他の人の意見なんかも見つつ……なWEB2.0!ってより、単に、2chネットウォッチ板スレを、該当のエントリリンクさせました、みたいな感じになってる。

まあ、結局そういう風に流れてしまうのは人のサガなのかもしれないが……

制限しないと、有意義な使い方なんて俺たち愚民には無理なんだよなあというのを痛感する。匿名で、どんな記事にも書けて、しかもどんなめちゃくちゃなバッシングをしても、誰からも何も言われない、というフリーダムな空間を与えればどう転がっていくか……考えてみれば、当然のことだったのかもしれない。そんな自由で、責任も問われない世界で、「きちんと読んで」「反論にしても、無意味に強い罵倒はしない」とかそういうリアル世界でなら当然の事を、はてブ世界でわざわざ「してやる」奴がどれだけいるか。そんなある意味で、「いい子ちゃんぶった」ことをやる奴がどれだけいるのか。それを考えればやはり当然の帰結だった。

はてブ一部の人を除いてピンポンダッシュ化した。やっても、本気で追いかけてくる奴はそうそういない。

皆欲望のままに、読まなくても、脊髄反射でも、なんでも構わないからコメントをぶちまける。だってどうせリアルの俺だって分かるわけねーし、IDにしたって追いかける奴はそうそういねーし、コメントにしたって、コメント欄トラバならまだしも、はてブコメントにわざわざリンクしてコメントつけて反論するやつなんてそうそういねーし。じゃあ、やりたい放題やっちゃえばいいじゃん。なんか問題起きたら、消しちゃえばいいし。そんな感覚で出来てしまうのがはてなブックマーク

ある意味2chよりもフリーダム2chはおかしなレスを書いたら、すぐにその下で「何言ってんだ」「おまえの言ってることはおかしい」などとすぐ反論されてしまうが、はてブにはそれすらなかった。匿名の上、大抵は反論されずに済む(たくさんブックマークがつけばつくほど、自分のものは隠れていくし)。というか、仮に、ブログ主が反論していても、そんなのは関係ない。大抵、自分の書きたい放題かいたあとは、そいつのエントリなんか見ないから。自分の欲望書き散らしてすっきりした後は、見る必要なんてないし。

完全なる「俺ワールド」の出現だった。Myブックマークのページは、そんな俺ワールドの集大成だった。言いたい放題いって誰からも反論されないどころか、はてなスターができてからは、賛同者「だけ」が可視化されるようになり、「俺ワールド」はますます増長する。ブログでいえば、何をどう書いても、ネガコメはつかないが、「賛成です!」「同意です!」という声だけはつく、最悪でも、その「賛成です!」というコメントがつかないだけ、という状態。そら、書くわな。何でも。

一方、「ちゃんと読んでからコメントする」「罵倒はしない」「人格否定はしない」等のことを、なぜリアルや、個人のブログではきちんと守るのかといえば、それは「何言ってんのあいつ」「バカじゃねーの」と白い目で見られるのが嫌だったり、リアルでならそれで人間関係が形成できず孤独になってしまったりするのが嫌だったり、また、俺たち愚民は、自分では「バーカw」「ああそうじゃあ生きるのやめれば」とか言うくせに、自分にそれが向けられると怖いし、真っ当な反論が来てしまうとやはりそれも怖いという、人間、「DISりたいけど根はチキン」という奴がほとんどなため、だった。(俺はDISりまくる。だからお前らも俺をDISりまくっていいぞ。俺は何もいい訳せずそのDISを受け止めてやる、等という気概の奴はそうそういない。そこまでいけばそれはそれで天晴れだが)

はてなブックマークコメント一覧を非表示にしても、その辺のはてブの性質はほとんど変わり無い。実際使う奴はあまりいなさそうだし、というか、非表示になることによって更に皆暴走していく気がする。「どうせ、こいつには見えてないんだろ?だったら今まで以上のDISでもいいよな」と。まあ、実際見てないんだから、ほとんどチラシの裏状態になるのでそれはそれでいいのかもしれないが、はてブの悪質な部分が変わるわけではない。

はてブのよさを残しつつ、悪質さを除外するにはどうするか、といえば、そこで、「コメントコメントを『直接』つけられる機能」がいいのではないのか、と思うのだ。

直接、というのがキモだ。書いた本人の、Myブックマークに、はてなスターが現れるように、否応なく見ることになる状態でなくては意味がない。また、はてブコメントに反論したいと思ったら、即、簡単に書き込めるためにも、「直接」書き込める感じの機能になっていることが必須だ。

別にコメントそのままが載らずとも、エントリに「○○users」と載るように、「あなたの意見にこれだけのコメントが更についていますよ」ということが分かればとりあえずいいし、あるいは、はてなスターは、「賛同」のマーク(ちょっと違うかもしれないが、とりあえずプラス意味ではあるはず)だったが、その逆の、「賛同しない」という、紫色か何かのDISマークを作るのもいいかもしれない。

今の段階で既に、「↓」や「↑」を使って、やりとりをしている者がちらほらいる。それならばもう、はてブコメントに、直接コメントをつけられてしまう機能を作ってしまえばいいのだ。

実際につくか否かというより、その「直接コメントつけられてしまう」という恐怖が、「下手なこと書くと、反論されてしまう。DISられてしまう」という恐怖が、ちょうど、リアルブログでそんなに下手なこといえないというのと同じく、「俺ワールド」の暴走の制止力になるだろう。

勿論、そんなことをしても、めちゃくちゃなことを書く奴は書く。ブログでも2chでもなんでもそういう奴は一定数いる。それはしかたがない。ただ、コメントをつけられる恐怖を課すことで、暴走の程度は以前よりは軽くなるだろう。

非表示をしても、それは臭いものに蓋をしているだけで、根本的な解決にはならない。毒には毒をもって制すのだ。

2008-01-12

女って意外と論理的じゃないか?

意外とというか、俺にとっては別に意外じゃないんだけど。

理屈が通じない女とかいうのに会った事が無いから、そもそもそう言う存在が具体的にどういうものか分からないんだけど。

うちには母と姉がいるが、両方とも、非論理的だと感じた事がない。クラスメイトの女子も特にそんな事はなかった。

寧ろ、育ててもらっているのになんだが、父がちょっとだけ非論理的なので困っている。

いわゆる「普通のオッサン」で、なんてーか、みのもんたみたいな感じの理屈ばかり言う。

何かと言うとすぐ「だから若者ダメなんだ」とか言う。根拠なく。「どうして?」って言っても「どうしてもなにもないだろ。最近若者見てれば分かるだろ。全然なってない」みたいな。そういう環境にいた俺としては、男=論理的、女=非論理的みたいな図式が全くピンとこない。

全く同じだとは言わないけど(ていうか分からないけど)、女の人の方が非論理的な事を言う人が、男に比べて、若干多いのかもしれないけども、だとしてもその程度の事なんじゃないかなと。まあ僕の感覚・経験上の話なのだが……大抵の人間は、男であろうが女であろうが、普通論理が通じる人だ。それがたとえば男性なら全男性の9割くらいが普通に通じる人。女性なら全女性の8割8分くらいが普通に通じる人。といった感じ。そういうイメージなのだ、僕の経験からすると。

だからまあ女の人の方が確かに非論理的な人は多いっちゃ多いかもしれないけど、「女=非論理的、男=論理的」って言うのは全然ピントこないわけだ。大半の男女=論理的、例外=非論理的、というイメージなのだ。他の事でもたいがいこんなイメージである。大抵男女で差があるといった場合それは端数の数が違う、平均の値が微妙に違うレベルのことであって、そこから「女=○○」みたいに導き出すのはそれこそ非論理的ではないかと思うのだが……たとえば青と赤のビニールテープで男女を表せば、紫がほとんどになり、そこからちょっとずつ青と赤がはみだしている、そういうイメージなのだ。基本的に。それが、なぜだか、紫色の部分は全くないと言わんばかりに二元論になってしまっているのが僕にはよくわからないのだ……

さてそんなことはいいのだが

とにかく普通論理的だと思うのである。

そもそも、非論理的な事は悪ではないと個人的には思っているのだが……論理的というのは絶対的な指針ではなく「論理的なのは正しい」という社会世界観に支えられたものでしかない、その世界内部で成立する物に過ぎないと思っている。

論理的な世界であれば、例えば口論において、とにかく一番台詞を述べた物が勝ちだという世界であれば、その中では当然たくさんの台詞を話す人が正しいとなるだけの話なのだろう。そしてその世界論理世界はどちらも同列のものであり、どちらがより高尚であるとかそういったことは無い。と僕は考える。

そして女性が一番論理的だと僕が怖くなるのは、真実を突然抉り取ってくる時である。

「へえ」「ふーん」「そう」と話を聞いていて、突然、「でもそれって結局○○なんじゃないの?」みたいに来る。

あの洞察力は一体何なのか?これは一見論理も何もないように見えるけれどそれは間違いで、こういう事を言う彼女たちの中では実は論理が、ほとんど無意識のうちに重ねられていて、その結果出てきた言葉が上のような言葉なのである。それが物凄く真実をいきなりぶちぬいてくる事が多いので僕は大変怖いのだが。その心の内で重ねた論理を何故言わないかというと、彼女達のなかではあまりに自明な論理だからである。「Aであれば、Bである。Aである。ならば、Bである」というのを無意識に理解しているのとおそらく似たような感じであまりに自然論理なのである。というのは、「どうしてそう思ったの?」と聞くと大抵「だって○○っていったでしょう。さっきはこうなったらこうだといった。それでも今はこうだといった。ということはそれはこうであって、ああではない。そして」みたいな説明が流れ出てくるからである。数秒のうちに無意識自然論理を重ねているのだ。逆に論理的過ぎるだろとすら思う。

というか、人間、案外論理的なもので、完全に非論理的になれというと逆に難しい。「お前のものは(俺が欲しいから)俺のもの。俺のものは(俺が欲しいから)俺のもの」等の自己中な発言も、別段非論理的なわけではない。単に主張自体がわがままだと感じるだけだ。論理はある。「あなたは浮気しないで。私はするけど」というのも別に非論理的ではない。「私が嫌だと感じるから、あなたは浮気してはいけない。しかし、私は浮気をする。なぜなら私は嫌に感じないからだ」という論理なだけで、非論理的なのではなく単に前提がわがままだとかムチャクチャなだけである。そしてその「わがままだ」と感じるのこそが「感情的」であって、おそらく多くの非論理意見というのはその意見自体が「非論理的」なのではなく、論理的ではあるが到底人道的に受け入れられるものではない、という受け取り側の「感情」によって、「非論理的」にされているだけなのではないかとすら思う。

2007-11-13

サイケデリック

自分が、知り合いのコネで今度のモーニング娘オーディション審査員として

呼ばれることになった。

かわいい女の子がたくさん来る上に、好きにしていいといわれて

うひょーとなった俺は、その会場に行くのだが、

幼すぎる女の子ばかりか、デブ男子小学生しかいなかったので、

うんざりしていると、司会のアナウンサーがとてもかわいかった。

「この子は?」といって

とびかかったら、つんくにひっかかれそうになった。すんでのところでにげると

いつの間にか、空を飛んでいた。

俺は麦茶を凍らせたようなものの上に乗りながらすーっと

空中散歩をしている。

おいしそうな麦茶を飲もうとするととそこは自分の部屋。

あー、畳の上で雑魚寝して、そうだウトウトしていたんだ。

山下かえってこないなーと思いながら、藤枝だと岸っていう

デブソフトモヒカンの男と、かるいイケメンと話しながら酒を飲んでいた。

山下なにやってんだろ。おっせーな。

あいつは今日、この浮き島に帰ってくるんじゃなかったのか。

そして、思い出話とともに日本うまい酒とあたりめをお土産にもってくるんじゃないのか。

まったく使えない山下だ。

あれ、山下だっけ?紫色っぽかったから紫下だったっけ。

紫といえば、この間、裏のジャンク山に山下死体を埋めたなぁ。

ハッとする。ちがう。ここは俺の部屋じゃなくて、俺の部屋の上の階の部屋だ。

正確に言えば、自分の部屋と上の階の部屋が夢という力によって歪んで同一に感じてしまっていて

重ね合わせのように感じているだけなんだ。

まったく夢って不思議だよね。

そうそう、

今本当は俺はひとりなんだ。藤枝も岸もまったくしらないし、

後輩芸人山下も、俺の家には来ないんだった。

あれ、

そもそも山下は俺の後輩芸人だったはずだが、俺は芸人じゃない。

上の部屋から、ずんたたた、ずんたたたと上で酒瓶を床に叩く音が聞こえているために

そういった妄想にとらわれたんだと理解する。

上の階静かにしないかな。

まったく迷惑だよ。藤枝。あいつすげーくさそう。

でも藤枝なんてしらないぞ。

上の階の部屋には引越しのときいいにおいのするタオルをくれた

人妻が住んでいるんだった。

変な夢を見たもんだ。

ずっと続く、ずんたたたの音。

最初は酒瓶だと思ったけど何を根拠にそう思ったのかは不明。

だって、酒瓶はずんたたたなんて音しないもん。

♪ずんたたた、ずんたたた、ずんたたた、ずんたたた♪

そのリズムに乗ってふわふわと家の外に出る。

そこは見覚えのある景色

青い空、坂と蔦のはった壁の多い長崎のようなこの町は、たしか・・・

前に夢で見た景色だ。

そうだコレは夢なんだ。夢で何度も見る古びた坂の上のマンションに俺は住んでいるんだった。

ちゃんとわかってる。これは夢。

家のとなりはジャンク堂っていうどうしようもないガラクタばかり扱っている店だ。

ほら、やっぱりそう。池袋本屋さんは関係ないよ。夢だから影響を受けたのかもしれないけどね。

思えばこの町は前からすみたかったんだ。

前に夢でこの坂のちょっとしたにあるケーキ屋さんにいったこともあった。

何度も何度もみるから、自分はここに住みたくなって、そして今夢ですんでいるんだ。

これはすばらしい。

もしかしたら夢って言うのがひとつの現実かもしれない。

そうおもって生きてみるとハッピーだし、ファンタジーだ。

こういうメルヒェンなのが好きなんだよな俺は。

坂をはるか上空から見渡すと山下が走っているのが見えた。

日本酒を持っている。

どうやら、俺たちのために急いで持ってきてくれてるみたいだ。

上の階でドンちゃん騒ぎをするんだよな。

藤枝たちと一緒に一杯やってちょっと仲良くなっておくか。

あれ、でも山下死体はちゃんと裏のゴミくず置き場に隠しておいたのに。

山下に嫌われないかなぁ・・・

そうだ、坂の下でケーキを買ってあいつに奢ってやろう。








という夢を見た。

2007-11-01

はてなディススター導入を

コメント欄炎上するより、100でも200でも黒、或いは紫色の星を付けられるほうがましだろ。

(あわてて追記)

なんてこった。

はてなdisスターでググッてみたら既に言われてたことだったのね。

しかも先月。

2007-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20070622115223

わかった。努力する。髪の毛はきっと紫色とかが良いよねw

2007-05-29

おれのいとこの話

おれのいとこから聞いた話。

いとこは役者やってた。売れなかったんだけど。

舞台仕事があった。

いとこの所属していた事務所からは新人の若い女の子といとこがその舞台に出ることになった。

共演者は大物(?)芸能人

うちのいとこは事務所から新人の面倒を頼むと言われていた。

ある飲み会(打合せ?)の席で大物が早速新人を狙っている。

いとこを引き離そうと、とりまき連中を使ってくる。

いとこはそいつらをかわし、その日は何とか事なきを得たそうだ。

次の日からいじめが始まった。

まあ、無視であったり、控え室から追い出されたりとか。

いとこは「人間ってストレス溜まり過ぎると、舌が紫色になるんだな。」とか言ってた。

ある日、本番の舞台の上で全く脚本関係ないところで大物が、いきなりいとこの頭をたたいた。

舞台の上なのでいとこもどうしていいかわからず、思わず「ははっ」と笑ってごまかした。

大物は「ははっじゃねえよ。バカ。」と言って芝居を続けた。

いとこは売れないながらも芝居に熱いものを持っていたから本番でお客の前でそんなことをする奴がいることに、すごくショックを受けたそうだ。

ちなみにその大物(?)芸能人は、元お笑い最近はよくわからない水墨画や書を書いてる芸術家気取りの人です。

ジミーちゃんじゃないよ。

2007-05-12

蟋蟀を握りつぶした。指の間からスカイブルーink漏れ出す、それを箸に塗りつけた後、残りのink手帳今日の出来事を記入し始めた。

一通り記入し終わった後、牛乳のような白い液体を飲み干した。それは異常にすっぱく、ふらふらとした脚で私は紫色クラシック椅子に座った。

窓の外には何匹かの大きな蜥蜴が綺麗に整えられた芝生の上を這いずり回っているのが見える。

もう何もする気が起きない。何も。

夢で見たのは高い山を登っている私だった。何人かのイギリス人と私は既にかなり体力を消耗している。

何も出来ずに倒れた私はそのまま地表に吸い込まれた。山に包まれた感覚で満たされた気がした。そしてその中で安らかな気持ちで一晩眠った。

翌朝、目覚めると妻が目の前に存在した。妻は泣いていて、私たちの飼っていた子犬が死んだと伝えた。

芝刈り機に犬を食べさせた後、私は死ぬ事にした。それが一番簡単だからだ。

2007-02-22

台風一過

夜のうちに通り過ぎた台風は一気に夏になってしまったかのような晴天をもたらした。何処にも見当たらない雲。まぶしい太陽。そして嘘っぽい青い空。本当にきれいに晴れ渡った空はまるで青い天幕を張り巡らせたかのように現実味が薄い。いつものように遅く起きだした僕はコントラストの強くなった景色の中を歩きながらあやふやな記憶の糸を辿っていた。

はっきりと思い出すことは出来ないのだけれど、その日は夏の終わりを告げるような涼しい風が吹いていて、寮に住んでいた僕は夕飯も風呂も済ませて手持ち無沙汰にしていたはずである(そう、この頃の僕はいつでも手持ち無沙汰だった)。そして何故か売店の前にいた僕にたまたま通りかかった彼女が話し掛けた。もしかすると、通りかかったのは僕の方かもしれないし、話し掛けたのも僕かもしれない。何故こんなにも覚えていないかというと、彼女のたった一つの台詞の印象が強すぎたからだろう。

ファンタグレープみたいですよね。」

空を見上げながら彼女はそういった。つられて見上げた空は確かに紫色をしていたけど、ファンタというには淡すぎて、僕はその発想の突飛さに笑いながらそうかなぁと疑問で返したような気がする。彼女は手に使い捨てカメラを持っていて、僕もフィルムに収めたいと思ったのだけれど、カメラを手にしているわけもなく、部屋まで取りに行ったとしても風景の一部として切り取れるような場所がないと考えて諦めた。そして何より、彼女との会話を打ち切るようなことはできなかった。

それから今まで、鮮やかな夕陽にレンズを向けたことは何度かあるけど、あの日に見たような不思議紫色の空を見ることはないし、空の色をファンタグレープにたとえるような、そんな人に出会うこともできないでいる。僕が未だに写真を撮りつづけているのは、いつかあのファンタグレープ色の空をフィルムに写しこむためだ。そして、もしかすると、僕はそんな表現をする人と出会うために生きているのかもしれない。

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