はてなキーワード: 恐竜戦隊ジュウレンジャーとは
今やイケメン俳優の登竜門としての側面もある戦隊ヒーローだが、昔はそうでもなくてたまにけっこうなブサメンもいた。
俺が子供の頃に見てた恐竜戦隊ジュウレンジャーの黄色、タイガーレンジャー・ボーイはブサメンだった。典型的な一重のサル顔。ジュウレンジャーはファンタジー色が強く変身前のコスチュームがRPG風だったので、筋肉質だったりモデル体型だったりの他メンバーと比べ、体格がヒョロい日本人体型のボーイはその服装の似合わなさでブサメン度合いがより強調されていた。
しかし変身後は全員カッコいい。顔はマスクで見えないし、バトルシーンや5人全員の立ち並びに変身前のブサメンな面影はなかった。
コレってけっこう重要なことだと思う。
番組を見るちびっ子達に、ブサメンでも変身して戦えばカッコよさに関しては他メンバーに引けをとらない、という印象を与えるということ。ブサメンな自分にコンプレックスを持ったとしても、能力と役割があればイケメンたちとともにカッコいい振る舞いが許されるという事実を伝えるということは、リア充格差社会を生き抜く上でブサメン達に一筋の希望を与えるのである。
今やイケメンだらけの戦隊ヒーロー。ちょっと浮世離れしてないか?現実はそんなイケメンだらけじゃないさ。ショボイ、パッとしない奴らが大半だ。でも、そんな奴でも地球の平和を守るカッコいいメンバーの一員になれる資格がある。そんな夢を与えるべきじゃないか?東映さん。